ロシアが侵攻したウクライナで、カザフスタンの実業家による民衆支援のプロジェクトが人気を呼んでいる。中央アジアの遊牧民の伝統的な住居「ユルタ」を設け、侵攻で疲れた市民に暖かい室内でくつろいでもらおうという趣旨だ。カザフは侵攻後のロシアと距離を置いており、支援は両国における現在の疎遠な関係を象徴している。(キーウ 佐藤貴生)
1月末の午後、ウクライナの首都キーウ(キエフ)中心部の公園内にできたユルタの中で、15人ほどの周辺住民が椅子に腰かけ、のんびりと過ごしていた。氷点下の寒さのなか、暖房が効いた室内では携帯電話の充電ができ、コーヒーや紅茶も飲める。すべて無料だ。
友人のアラさん(64)と休息していたナタリアさん(66)は「自宅では電気や暖房が止まることもあるので、ありがたい。友達とおしゃべりもできる」と話した。 支援プロジェクトは「不屈のユルタ」と呼ばれ、1月14日のオープン当日は600人ほどが訪れたという。
キーウのほか北東部ハリコフや西部リビウなどにも順次設営中で、全部で6カ所になる予定だ。
カザフ出身のボランティアの女性(31)は、「このプロジェクトは政治とは何ら関係ない。ウクライナの人たちを助けたいだけ」と話した。
ただ、ロシアはそうは受け取っていないようだ。 米政府系放送「ラジオ・フリー・ヨーロッパ」は1月中旬、この支援プロジェクトについて、露政府がカザフ政府に公式な説明を求めたと報じた。カザフ外務省当局者は同放送の取材に、「ユルタの何が問題なのか。支援の手が差し伸べられたということ。何も問題はないと考えている」と話したという。
カザフのトカエフ大統領はロシアのウクライナ侵攻について、一貫して対話による解決を要求。昨年6月にはプーチン露大統領の面前で、ロシアによるウクライナ東部の独立承認は認めないと明言した。
ロイター通信は1月中旬、カザフ国内の世論調査で、ロシアよりウクライナを支持する国民の方が多いとの結果が出たと報じている。
感想;
いくら親しい国であっても、独立した国に侵略して、強盗、強姦、拷問、殺害は許されることではない。鈴木宗男氏がいくら言っても、それは殺人者に加担しているだけです。
ロシアの侵略を認めると、今度は自分の国も侵略されてしまいます。
鈴木宗男氏はロシアが日本に侵略することはないと思っているのでしょう。
ロシアが北海道を占領したら、鈴木宗男氏はどう説明されるのでしょう?
デヴィ夫人はまさに人道支援をされているのです。口だけの人とは違うようです。鈴木宗男氏がデヴィ夫人のことを悪く言うたびに、それはご自身に突き刺さっていることに気づかれないようです。