幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「だいじょうぶ、あなたはすべてうまくいく」アラン・コーエン著 ”先ずは自分を愛することが始まり”

2023-05-21 19:33:00 | 本の紹介
・多くの日本人は羞恥心、罪悪感、無価値観に苛まれています。自分を”足りない”存在だと見なし、自分自身の価値を得るためには、闘わなくてはならないと信じています。完璧でないからと自分を責めて、他人と自分自身を比較します。
 仕事はオーバーワークで、両親や配偶者、上司を落胆させてしまうことを案じています。どれだけがんばっても、もっとうまくできたはずだと思うのです。多くの日本人は、自己批判、絶え間ない非難、過酷な競争、内なる自信を犠牲にして、従属することによる消耗に苦しみ、不安を抱えています。
 子どもの頃から、喜びは二の次にし、自己犠牲を払うことを学んできました。ですから、魂に豊さを与える時間もありません。多くの人が嫌いな仕事へと出かけ、社会の要求に疲れ果て、夜遅くになって、愛のない結婚生活の場へと帰宅します。

ヨハン・ヴォルブガンダ・フォン・ゲーテ(『若きウェルテルの悩み』著者 )
「自分を信頼できるようになった瞬間から、生きるべき道がわかる」

・ほとんどの人が不安の声の奴隷になっているのです。しかし、その苦しみは本来あなたが味わうものではありません。今、奴隷であるなら、自由を求めて闘うべきです。これまで恐れ、罪悪感、羞恥心などに苦しんできたのなら、それらを棄てて新たな人生を始めることもできるのです。
 あなたが選択しさえすれば、新たな人生を手に入れることが可能なのです。

・あなたには幸せを享受する価値がある。

・あなたの勇気をくじく「批判の言葉」は外から植えつけられたもの。

・結果や達成に重きを置くと、いつまでも満足感を得られない。

・あなたの心構えが変われば、まわりの人たちのあなたに対する評価や態度も変わってきます。

・失敗を責め続けるのではなく、失敗から学ぶ。

・白黒どちらかに分類するのではなく、グレイゾーンを認めることで、心が穏やかになる場合があります。

・あなたの自己評価は厳しすぎるかもしれない。

ニール・ドナルド・ヴォルシェ(『神との対話』 著者)
「他人に喜びをたくさん与え得られるように、あなた自身に喜びをたくさん与えましょう」

・体を愛せば、体もあなたを愛してくれるでしょう。体との関係を改善し、気分をすっきりさせるための方法をいくつか挙げます。
1)体を動かす
2)自然に触れる
3)自分を甘やかす
4)良い食生活を送る

・「自然なスキンシップ」が心を明るくする

・あなた自身の幸せに口出しできる他人はいない。

・ひたすら働くより、休みを取ったほうが生産性が上がる。

・「感謝の気持ち」は伝えて初めて意味がある。

・うまくいっていないことではなく、「うまくいっていること」に目を向けよう。

・希望を伝えたからといって、それが必ずしも叶うとは限りません。ただ、伝えないよりもはるかに叶う確率が上がります。
 それ以上に重要なことは、希望をはっきり伝えると、ストレスがなく生き生きとした気分を味わえることです。

・ネガティブな感情が生まれたら「心に耳を傾ける」

・ジェファーソン・エアブレインというロックグループの有名な曲「Somebody To Love」にこんな歌詞があります。
 誰か愛する人が欲しいと思わない?
 誰か愛する人が必要じゃない?
 誰かを愛したいとは思わないの?
 誰かを愛する人を見つけたほがいいわ
愛する「誰か」が人間とは限りません。

・ある介護施設の入所者たちにペットを抱かせるようにしたところ、薬の使用量が今までの二割ほどになり、死亡率は半分になったという調査結果も発表されています。ペットに癒し効果があることは間違いありません。・・・
対象は何でも良く、「愛する」という行為自体が重要なのです。

・「ありのままのあなた」と信頼してください。
性・恋愛・友情・家族・仕事上のすべての人間関係の鍵は、「自己愛」です。

・自分を信じてください
 魂を磨いてください
 あなたらしく生きてください

感想
【特集ドラマ】おもかげ 初回放送日: 2023年5月20日https://www.nhk.jp/p/ts/MVKJ4KYZZZ/list/ NHKより
 商社マンとして65歳で定年を迎えた竹脇正一(中村雅俊)は、送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れ、病院の集中治療室に運びこまれる。意識の戻らない正一は、ベッドに横たわる自分の体を横目に、謎の美女に連れられ自らの過去をさまようことに。命の終わりに人生を振り返る旅のようなものなのだろうか。孤児という出自から来る孤独を無理やり忘れ、懸命に生きて来た人生の終盤、正一は予想もしていなかった過去と向き合う。
 
 自分は捨てられた。
 母親は分からない。
それを辿る旅です。
自分に関係する人が出て来ます。


BSを見ました。
ここで著者が言いたかったのは何だろうか?と想像しました。

ドラマでは、大切な、愛しい子どもだったけど、このままでは母と子が死んでしまう。
子どもを誰かに拾ってもらった方が、二人が生きる可能性が大きいと、母は思い、子どもを地下鉄の車内に置いていきます。

ユダヤ人夫婦がナチスの強制収容所へ送られる車両から乳飲み子を外へ投げ棄てました。
それはこのままだと3人ともガス室に送られ殺されてしまうと知っていたからです。
赤ちゃんは拾われるか分かりません。
でも夫婦は赤ちゃんが生きる可能性にかけたのです。

『おもかげ』の主人公の生い立ちの事実はわかりません。
でも、良いように考えた方が、自分の人生が明るく前向きになるのです。
自分は親に愛されていた存在だと認める。
万が一親が愛していなかったとしても、神様が愛してくださっていると信じることです。
神様は愛してくださっています。
目に見えないけど信じるかどうかです。

人間関係でも同じだと思います。
相手が自分をどう思っているかわかりません。
尋ねても本当のことを言ってくれるか分かりません。
だったら、自分にとって良いように解釈した方が上手く行くのではないでしょうか。

もしマイナスに受け取り、実は相手はマイナスでなくプラスだとすると、相手の好意を拒否することになります。
相手がマイナスだったのに、自分がプラスに受け取ったら「バカみたい」と思うかもしれませんが、自分にとってマイナスにはなりません。

ゲーム理論で「囚人のジレンマ」という問題があります。
ゲーム理論では、
①先ずは相手を信頼する。
②相手が裏切ったら、それからその裏切った人を信頼しない
が上手くいくそうです。

人間関係はエコーの関係だと思います。
相手を好きになれば相手も好きになってくれる確率は高まり、
嫌いになれば、相手も自分を嫌いになる確率が高くなります。
恋愛は別として、自分を好いてくれる人を嫌いになる人はいないと思います。
ストーカーは別ですが。

先ずは自分を愛する。
自分を価値ある存在だと認める。
自分のやりたいことをする(相手に危害を加えなければ)。
自分が何をしたいかに気付くことでしょう。
せっかくの人生、周りの目を気にして生きるより、周りの評価を気にして生きるより、自分の心の声を聴いてあげることだと思います。
その声はなかなか難しいですが、常に聴いているとわかってくるように思います。

そして、先ずは相手を信じる(もちろん信じる価値があると思った場合)。
信頼関係の上には良い関係が生まれ育って行くように思います。
疑い疑いしていると相手も疑い、ちょっとしたことがマイナスに働き、関係もよくなくなるのではないでしょうか。