幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

自死は本のなかでどのように書かれてきたのか ”自殺を知ることで自殺について考える”

2023-12-13 18:02:02 | 社会
 驚異の陳列室をテーマに古書店・書肆ゲンシシャを運営し、古今東西の珍品・珍本を蒐集し、紹介している藤井慎二さん。さまざまな独自の視点から集められた蔵書のなかでも、特に目を見張るコレクションのうちのひとつに「自死」にまつわるものがあります。本のなかで「自死」はどのように書かれ、考えられてきたのか。蔵書の一部を紹介していただきます。 死刑に立ち会った刑務官が明かす…執行直前に死刑囚が語った最期の言葉

遺稿集や日記

 清水澄子『ささやき』  江口きち『武尊の麓』  森崎湊『遺書』  原口統三『二十歳のエチュード』  中澤節子『花ちりぬ』  長澤延子『友よ私が死んだからとて』  宇留賀和子『紫煙のかなた』  蛭田昭『青春が滅びていく』  石田マツ『道なくて』  岸上大作『意志表示』  福本まり子『悲濤』  高岡和子『さようなら十七歳』  島田清子『みぞれは舞わない』  杉山章夫『十七歳の死』  小池玲子『赤い木馬』  奥浩平『青春の墓標』  中屋幸吉『名前よ立って歩け』  堀勝治『大いなる戦い』  高野悦子『二十歳の原点』  山村政明『いのち燃えつきるとも』  岡崎里美『愛なんて知らない』  神田理沙『十七歳の遺書』  山下愛子『愛子絶唱』  立中潤『叛乱する夢』  船本洲治『黙って野たれ死ぬな』  岡真史『ぼくは12歳』  渡辺かおり『花の使者』  伊賀史絵『妖精の遺書』  井亀あおい『アルゴノオト』  宮原幸子『ちいさなクルメルス』  河田宣世『あこがれはマンガ家 14歳のある少女のノートから』  尾山奈々『花を飾ってくださるのなら』  杉本治『マー先のバカ』  新井博子『グッバイティーンズ』  二階堂奥歯『八本脚の蝶』  関野昴『関野昴著作選』  しのぶ『魔法の笛と銀のすず』  

 ここに挙げたものは、自殺者による遺稿集や、日記を書籍化した作品です。  
 こうした書籍は、敗戦の翌日に割腹自殺した森崎湊、学生運動家であった奥浩平、近年ではウェブサイトを書籍化した二階堂奥歯など、その内容や様式が、それぞれの時代を反映しています。  
 高岡和子『さようなら十七歳』に串田孫一が寄稿した文章には、「死をたたえることは、その死がどんなに美しく冷たく透明であろうと、表向きにはゆるされないだろう」としつつ、「しかし、この、あどけなさが、海辺の波の残して行く泡のように戸惑っている一つの魂の綴った詩をよんでいると、自然と聡明な知恵との、偶然の合体が、私を誘うのを感じる。何処へ?」と書いています。  
 今回は、自殺者や、自殺者の周りの人々が書いた言葉を収録した本を紹介します。

本人が書いたもの
 たとえば、冒頭に挙げたような、自殺者が書いた本について解説した本を紹介します。  
 まず、小松伸六の『美を見し人は』。「自殺作家の系譜」と副題にあるように、芥川龍之介以降の、自殺した作家18人、牧野信一、太宰治、原民喜、久坂葉子、三島由紀夫、川端康成らを取り上げています。さらに、その続編となる『愛と美の墓標』。こちらでは、藤村操や、原口統三、高野悦子にふれており、著名な作家だけではなく、学生も対象としています。  
 やや時代がくだり、平成元年に出版された本田和子『オフィーリアの系譜』は、『叢書・死の文化』の一冊で、少女と死を軸に、井亀あおいにふれています。  上田康夫『自殺作家文壇史』では、川端康成、三島由紀夫、芥川龍之介、太宰治らが取り上げられています。  
 『夭折の天才群像』は、満二十歳以前に世を去った少年少女について書かれ、清水澄子や松尾太一、福本まり子を取り上げています。冒頭、死後に肉親や友人が編んだ少部数、親族らに贈る遺稿集や追悼文集の私家本、いわゆる「饅頭本」にふれています。  
 朝倉喬司『自殺の思想』では、原口統三、岸上大作らに加え、死のう団事件が取り上げられています。死のう団とは、「日蓮会殉教衆青年党」のことで、「死のう!」と口々に叫びながら行進し、1937年には国会議事堂などで切腹のデモンストレーションを行った組織です。  
 真継伸彦『青春の遺書』は、NHKテレビの「女性手帳」が企画した同名の番組をもとに書かれたものです。同番組は毎回一本ずつ遺稿にふれることを通じて若い世代の全貌を伝えるものでした。その内容に加筆したものです。冒頭には高野悦子や福本まり子の写真を載せています。  
 岩田薫『若者よなぜ死にいそぐ』は、渡辺かおりらを取り上げ、東大生が胸ポケットに積分方程式を遺書にして自殺し解析を試みたところ、「生きていても仕方がない」という結論が導き出された話などが書かれています。

遺書をまとめたもの
 遺書をまとめた本が存在します。  
 サンクチュアリ出版から出ている『遺書』や、同書を加筆修正、再構成した『遺書 5人の若者が残した最期の言葉』。いじめられた人たちの遺書をまとめた『いじめ・自殺・遺書』。歌人の辺見じゅんが編者となり、第二次世界大戦で戦死した者たちの遺書をまとめた『昭和の遺書』。小田切秀雄らが編者となった『日本戦歿学生の遺書』もあり、戦争が多くの人々の遺書を通して振り返られました。『きけ わだつみのこえ』が特に知られるところです。第二次世界大戦後に戦争犯罪人とされた人たちの遺稿集『世紀の遺書』もあります。  
 いじめを原因として自殺した人たちについて書かれた本として、1979年にマンションの屋上から飛び降り自殺した少年について書かれた『ぼく、もう我慢できないよ』や、1986年の中野富士見中学いじめ自殺事件の少年の作文を載せた『このままじゃ生きジゴク』があります。  
 『小さなテツガクシャたち』は、教師から叱責を受けていたのを機に飛び降り自殺した杉本治と、学校生活に耐えられないと首吊り自殺をした尾山奈々について書いており、彼らの遺稿を収録しています。

周りの人々の言葉
 自殺者の周りの人々の言葉を収録した本を紹介します。  
 『自殺って言えなかった。』では、自死遺児の言葉が収録されています。『会いたい 自死で逝った愛しいあなたへ』は、息子を亡くした母親など愛する人を自殺で失った遺族が書いた文章を載せています。
 若林一美『自殺した子どもの親たち』は、子どもを亡くした親の会である「ちいさな風の会」が発行している文集から、自死した子の親たちの言葉を引用しています。若林は、デス・スタディに早くから取り組み、遺族についての本を著しています。
 吉永嘉明『自殺されちゃった僕』は、妻、仕事仲間の編集者・青山正明、やはり仕事仲間の漫画家・ねこぢるを自殺で亡くした著者が「死にたい」と思っている人が「やっぱり生きよう」と思い直すことを望み、書いた本です。  

いのちの電話について書かれた本もあります。  
『いのちの電話 絶望の淵で見た希望の光』は、アメリカの自殺予防センターで5年間緊急電話の相談員を務めた著者が体験を記したものです。相談者や相談の内容について、彼らの言葉を交えながら、プライバシーに配慮しながら書いています。  

自殺未遂者に取材した本もあります。  
 矢貫隆『自殺―生き残りの証言』は、ノンフィクション作家である著者が、救命救急センターに搬送された自殺未遂者たちに取材を行い、自殺に至る状況や、なぜ自殺しようと思ったのかを尋ねています。  
 自殺未遂者の取材を重ね、1999年に27歳でバスルームにて遺体で発見されたライター・井島ちづるについて書かれた『井島ちづるはなぜ死んだか』。同書には、雨宮処凛ら自殺未遂者へのインタビューも収録されています。
 雨宮処凛は、2002年に『自殺のコスト』を書き、「『完全自殺マニュアル』が書かなかった自殺の損得勘定」と帯にあるように、ややデータは古いものの、自殺にまつわるコストを「基本経費」から首吊り、飛び降りなど手段別に算出しました。  
 1986年に飛び降り自殺したアイドル歌手、岡田有希子。文藝春秋が発行していた雑誌『Emma』1986年5月10日号には、自殺現場の写真とともに、泣き続けるファンの写真を掲載し、幼少期の写真や卒業アルバムを載せています。死後に出版された『愛をください』には、彼女が描いた絵や、詩、日記が収録されています。

漫画
 漫画家で自殺した者には、『自殺直前日記』がある山田花子や、ねこぢるがいます。 冒頭に挙げた新井博子『グッバイティーンズ』は、1986年に十三歳の妹と都営住宅の十一階から飛び降り自殺した十八歳の女性による漫画です。  
 また、1966年に自殺した谷口ひとみが書いた『エリノア』は、不美人の少女を主人公に描き、さわらび本工房から2008年に復刊され、死後50年が経った2016年には増補版『定本エリノア』が刊行されています。  
 羽鳥ヨシュアは、29歳で投身自殺し、雑誌『夜行 No.13』に遺作「すきま風」が掲載されています。  歴史、研究などの観点から「自死」を取り扱った本を紹介する後編は「自死は本のなかでどのように考えられてきたのか 」からお読みいただけます。
藤井 慎二(書肆ゲンシシャ店主)


感想
 自殺して良いか?
自殺は良くないと簡単に片づけられる問題ではないです。
苦しくて、辛くて、この辛さから逃れたい。
苦しくて遺された人のことを考える余裕などない、自分のことで精一杯な状況なのだと思います。
 ただ、”希望”を抱くことができると自殺を踏み止まることもできます。
あるいは誰かのために生きていないといけないと思うと、これも自殺を踏み止まることが出来るかもしれません。
 自殺は否定しませんが、それは一番最後の選択肢で、まだまだできることがあると思います。
 追い詰められた人はどうしても視野狭窄に陥っています。
ぜひ、誰かに話をする、あるいはここにある本を読む、あるいは自分の辛さをブログにする。
 自殺に追い込められる社会にも問題があるのです。それを批判してからでも遅くないです。
 困窮して何も食べていないなら、厚労省のロビーで倒れても良いのです。
できれば新聞記者のいる時に倒れる。
生活が苦しくて、社会が助けてくれなくて、どう生きたらいいのかわかりません。
とのメッセージも発してからでも遅くはないのです。

 虐めている人の名前を公表してもよいのです。
虐めれたことをことを詳細にノートにブログに書いて良いのです。

 自殺する前にまだまだやることがあると思います。

 借金しまくって、そして最後の贅沢してそれからでも遅くはないです。
政治家は5億円の裏金を作っても生き生きと元気に活動しています。
そんな政治家の爪の垢を煎じて飲むくらい図太く、図々しく、税金をかすめ取ることを当たり前と思うくらい開き直って生きたいものです。

 真面目な人が自殺して、悪い人がのさばる社会ではなく、真面目な人が真面目に生きられる社会にしたいです。
 せめて気持ちだけでも図太くしたいです。

 電車に飛び込む勇気を、厚労省のロビーで倒れる勇気に変えて欲しいです。
「生活保護断れました。生きる方法がありません」
とのメッセージを持って倒れる。
それは他の苦しんでいる方の助けになるかもしれません。
電車に飛び込む迷惑よりの、せめて何か役立つことがいくらでもできるように思います。

【万博】「無責任な連中が税金じゃぶじゃぶ使ってる」吉村知事「赤字でも大阪負担せず」に非難轟轟「業者は撤退したほうがよろしいで」 ”受託する場合、一部前払いしておかないと業者は大赤字になるかも?”

2023-12-13 01:30:00 | 社会

 12月11日、大阪府の吉村洋文知事は、万博の運営費について「赤字が出ても大阪府や市で負担しない」と明言した。 
 2025年4月に開幕する大阪・関西万博。警備費などの運営費は、当初809億円とされていたが、人件費の高騰などにより1000億円以上に膨れ上がると見込まれている。  12月7日の国会で、万博運営費について質問を受けた西村康稔経済産業相は、「事業実施主体である日本国際博覧会協会が業務執行責任を負うのは大前提。国として補填することは考えていない」と答弁。吉村知事の発言はこれを念頭に置いたもので、「万博は国の事業で、国が(赤字分を)負担しないなか、府市が負担するわけがない」と理由を説明した。  
 さらに12日には、自見英子万博担当相が「政府として、赤字を補填することは考えていない」とダメ押し。一方、読売新聞が10月21日に報じたところでは、関西の財界幹部も、「これ以上はびた一文出せない」と語っているという。  
 この「責任の押し付け合い」に、SNSでは批判の声が渦巻いている。 
《じゃあ誰が赤字補填するんですか? 国も負担しない。大阪も負担しない。こんな無責任でいい加減な連中が湯水の如く税金じゃぶじゃぶ使って万博やろうとしてるってんだから…呆れ果てますよ》 
《赤字になっても国も大阪府も大阪市も補填しないって 一体誰がするん。まさかこのまま企業や自治体にチケットを押売りして万博成功っていう気じゃない。結局、自治体分は私達の税金なんですけど 新たな詐欺商法みたい》  
 立憲民主党の米山隆一・衆院議員は、12日、自身の「X」に 《赤字の可能性があるのに、国も、大阪府市も負担しないというだけで、実際に赤字になった場合の対処法を誰も決めません。それでは結局、納入・請負業者等が損失を被る事になり、仕事を受ける人がいなくなります。余りの無責任体制に唖然とします。これが自民・維新の実態です》  と投稿。経済界への負担押しつけに懸念を示した。
 SNSには同様な心配をする声が多数見られる。 
《万博協会が「赤字」を出したら、もう支払う人がいません。国も払わない。大阪府も払わない。関西経済界だって払わんでしょう。これじゃあ万博の仕事を請け負った業者さんは、不良債権を抱えて連鎖倒産ですよ。もはや経済効果どころか、不経済効果ですよ》 
《国も大阪府市も赤字分踏み倒すと公言した。万博に関わる業者さん、撤退したほうがよろしいで》 
 「万博の運営費は、おもに入場料の収入でまかなうことになっています。チケットは11月30日から販売が始まりましたが、12月6日までの1週間で売れたのは約5万4000枚。  万博協会が前売りチケットの販売目標としている1400万枚のわずか0.4%です。関西電力、JR西日本などの大企業が数十万枚単位で前売り券を購入する予定ですが、目標に届くかどうか」(週刊誌記者)  会場建設費も大きく上振れし、暗雲漂う “金食い万博” だが、結局は「税金で補填」ということになるのだろうかーー。

感想
 「日本国際博覧会協会が業務執行責任を負うのは大前提」
 協会が万博やりたくてやっているのではないでしょう。
万博をやることを決めた団体が責任を負うことです。
大阪府市、関西財界、国
そこが負担するのです。
そうしないと受託した会社が負担することになります。
そのリスクも考えて仕事を受けなさいということなのかもしれません。
「仕事を受けた責任もあるので、協会がお金なくなったら支払いません」
ということでしょう。

 それにしても、「これ以上お金はかからない」と断言した岸田首相、舌の根の乾かぬ内に次から次への増えています。
 まあ、騙された大阪府市民、国民が悪かったで終わるのでしょう。
つまり税金で負担するということになるのでしょう。

岸田派の過少記載は計数千万円か ”安倍派の不記載と過少記載の違いは?/どちらも脱税では?”

2023-12-13 01:12:24 | 社会

 自民党岸田派の政治資金パーティー収入を巡り、政治資金収支報告書に記載されていなかった金額は計数千万円とみられることが12日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部も把握し、調べている。

感想
 安倍派はキックバックの不記載で、政治資金規正法違反と脱税と言うことで問題になっています。それは裏金にもなっているのです。
 岸田派の不記載は数千万円とのこと。不記載でこれも脱税です。
安倍派の不記載を処分するなら、ご自分も処分対象になるのでは?
 数千万円も記載ミスがあるわけありません。
もし記載ミスなら、何が記載ミスだった釜で明確に説明されることです。
 しかし、安倍元首相なら検察に圧力かけて自分の派閥は調査対象から外させるのですが。
 検察がどこまでやるかでしょう。
検察に対して岸田首相が、検察の人事権でどこまで圧力かけられるか。
情報を開示したのは検察ですから、岸田首相を見限ったのかもしれません。
そして違う政治家につこうとの意向があるのかもしれません。

「イプシロンS」燃焼試験中の爆発 点火装置の金属部分の溶解・飛散による断熱材の損傷が原因と特定 ”なぜ溶解したのか?/なぜ前までは良かったのか?”

2023-12-13 00:44:00 | 社会
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd77b438c4df3e7cb0180937a58b5c4f14c000e6 12/12(火) 15:33配信TBS NEWS DIG Powered by JNN
 今年7月、秋田県能代市のロケット実験場で燃焼試験中のエンジンが爆発した原因について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、点火装置の金属部品が溶け、飛び散ったことによって断熱材が損傷したことにあると特定しました。 
 今年7月、「JAXA能代ロケット実験場」で「イプシロンS」の第2段モーターの燃焼試験をしていたところ、開始から57秒後に異常が発生し、爆発による火災が発生しました。 JAXAは原因の分析を進めていましたが、その後の調査で、原因は内部にある点火装置の金属部品が溶け、飛び散ったことで断熱材が損傷したことにあると特定し、文部科学省の専門家部会で報告しました。 
 断熱材の損傷によってエンジンを覆う「モーターケース」と呼ばれる圧力容器に想定以上の熱が加わり、爆発したと分析しています。 JAXAによりますと、爆発で損壊した試験棟は損傷が激しいため修理は難しく、今年度内には撤去する見通しだということです。 イプシロンSの打ち上げ予定は2024年度後半でしたが、JAXAは、別の施設での試験や打ち上げ時期の見直しが必要かどうかも含めて検討しています。

感想
 さらに、なぜ今回部品が溶けたのかの原因究明が必要です。
3H(初めて、変更、久しぶり)がトラブル時に確認する視点です。
いろいろな観点から、この3Hがなかったかどうか。
 「圧力容器に想定以上の熱が加わり」
なぜ想定以上の熱が加わったのか?
それができていない段階では、原因を特定したとは言えません。
事故の箇所が分かっただけです。
 真の原因がわかって初めて対応ができるのです。
プロなのでわかっていおられるかと思いますが。

ミカンなど柑橘類のポリフェノールが、緑茶カテキンの抗肥満作用を強める 食品の機能的な組み合わせ ”みかん食べながらお茶を飲む、意味がありました”

2023-12-13 00:04:44 | 社会
 ミカンやオレンジなどの柑橘類に含まれるポリフェノールが、緑茶の抗肥満作用を強めることを、ヒトを対象とした試験で確かめたと、九州大学などが発表した。
 日本食が健康的な食事として人気が高い理由のひとつは、カテキンが豊富に含まれる緑茶を飲む食事スタイルであること。
 緑茶カテキンの肥満やメタボ、糖尿病の予防・改善効果が期待されている。食品の機能的な組み合わせにより、緑茶の健康効果をさらに高められる可能性がある。

緑茶の抗肥満作用を最大限にする方法を開発
 ミカンやオレンジなどの柑橘類に含まれるポリフェノールが、緑茶の抗肥満作用を強めることを、ヒトを対象とした試験で確かめたと、九州大学などが発表した。研究は、九州大学と北海道情報大学の研究グループが、トヨタ自動車と共同で行ったもの。

 日本は世界でも長寿国だが、それにはさまざまな食素材から構成される日本食が貢献していると考えられている。日本食の特徴のひとつとして、緑茶を飲むことがあげられる。

 緑茶には、ポリフェノールの一種であるカテキンが多く含まれる。そのカテキンのうちもっとも多いが「EGCG(エピガロカテキンガレート)」で、抗酸化作用が強く、肥満を抑制したり、がんを抑えたり、アレルギーを抑える、筋肉の萎縮を予防するなど、さまざまな生体調節機能があることが報告されている。

 しかし、緑茶の抗肥満作用を得るためには、緑茶カテキンを高濃度に含む緑茶を飲む必要がある。緑茶の生体調節機能を役立てるための、効果的な方法が期待されている。食品の作用を高める「機能性フードペアリング」に着目
 一方、日本食に特徴的な食品成分や、個々の生体調節機能についての研究はこれまでも行われているが、さまざまな食品を組み合わせて摂取することで期待される生体調節機能についてはよく分かっていない。

 そこで研究グループは、生体調節作用のある食品成分と、その作用を高める食品成分とを組み合わせる「機能性フードペアリング」に着目した。

 ヒトの体には、体のなかに取り込まれた食品成分を感知(食品成分センシング)するしくみが備わっており、食品成分が生体調節機能を発現するうえで重要な役割を担っている。

 研究グループはこれまで、ミカンやオレンジなどの柑橘由来のポリフェノールが、緑茶カテキンの機能を向上させることを、細胞実験や動物実験で明らかにしていた。

 今回の研究では、緑茶と柑橘由来のポリフェノールを併用して摂取すると、健康機能にどのような影響が出てくるかを調べるため、ヒトを対象とした試験を実施した。

 その結果、緑茶と柑橘由来ポリフェノールを組み合わせて摂取することで、従来よりも少ない量の緑茶カテキンの摂取で抗肥満作用が期待できることが明らかになった。

 緑茶と柑橘由来ポリフェノールを組み合わせて摂取すると、緑茶カテキンの抗肥満作用を得られ、従来よりも少ない量で作用を期待できることが明らかになった。
出典:九州大学大学院農学研究院、2021年
柑橘類のポリフェノールにより緑茶カテキンの抗肥満作用が増強
 緑茶の生体調節機能をになう成分である緑茶カテキンである「EGCG」は、細胞表面にある67kDaラミニン受容体(67LR)に感知されることで、さまざまな生体調節機能を発揮することが知られている。

 研究グループは、ビタミンAがEGCGセンサーである67LRの発現量を増加させることで、EGCGの生体調節機能を増強することを発見していた。さらに、柑橘由来のポリフェノールが、EGCGセンシングを増強することで、EGCGの生体調節作用(抗肥満作用、抗がん作用、抗アレルギー作用、筋萎縮予防作用)を向上させることを細胞実験や動物実験で明らかにしていた。

 また、疫学研究では緑茶と柑橘類を併用して摂取すると、がんの発症リスクが低下するが示されていたが、ヒト介入試験では確認されていなかった。

 そこで研究グループは、2020年6月~10月に、緑茶と柑橘由来ポリフェノールの併用摂取が健康機能に与える影響を調べるヒト介入試験を行った。30~75歳の健康な日本人男女60人を対象に、プラセボである麦茶、あるいは緑茶に糖転移ヘスペリジンを混合したお茶を12週間摂取してもらった。

 糖転移ヘスペリジンは、柑橘類に多く含まれるポリフェノールの一種であるヘスペリジンに糖を結合させ、水溶性を高めた物質で、健康維持に役立つ機能性素材として期待されている。

 その結果、糖転移ヘスペリジンを混ぜたお茶を飲んだ群は、麦茶を飲んだ群に比べて、体重と体格指数(BMI)の増加が抑えられていた。

 さらに50歳未満の人では、体重増加とBMI増加の抑制に加えて、内臓脂肪、体脂肪率、脂質異常症や動脈硬化の指標となる血中LDL/HDL比の増加も抑制されていた。

 これらのことから、緑茶に柑橘由来ポリフェノールを組み合わせて摂取することで、従来よりも少ない量の緑茶カテキンの摂取で、抗肥満作用を得られることが示された。

 糖転移へスペリジンを含有する緑茶を12週間摂取すると、体重とBMIの増加が抑制された。
出典:九州大学大学院農学研究院、2021年
緑茶カテキンと柑橘由来ポリフェノールの機能性フードペアリング
 研究は、九州大学大学院農学研究院の立花宏文主幹教授と北海道情報大学の西平順学長らの研究グループによるもの。研究成果は、「Scientific Reports」にオンライン掲載された。

 「新型コロナの影響による肥満者の増加が懸念されており、抗肥満作用を訴求した食品の開発が期待されます。緑茶の摂取は、肥満予防の有効な手段のひとつとなりますが、カテキン類を高濃度に含む緑茶を摂取する必要がありました。今回の研究で、緑茶カテキンと柑橘由来ポリフェノールの機能性フードペアリングは、抗肥満作用以外の生体調節作用に対しても有効である可能性が示されました」と、研究グループは述べている。

 「緑茶カテキンと柑橘由来ポリフェノールのペアリングの効果は、緑茶カテキンの抗アレルギー作用や筋萎縮予防作用などにも発揮されることが動物試験で示されています」。

 「緑茶カテキンと柑橘由来ポリフェノールの機能性フードペアリングについて、今後のヒトでの実証研究が待たれます。健康・長寿大国の礎の一端を支える日本食に含まれる成分間の機能的な相互作用を解明していきたいと考えています」としている。

九州大学農学部 大学院生物資源環境科学府 大学院農学研究院
The combined effect of green tea and α-glucosyl hesperidin in preventing obesity: a randomized placebo-controlled clinical trial(Scientific Reports 2021年9月24日) 

感想
 小さい頃、みかんが好きで、爪がみかんの色に染まるほど食べていました。
お茶がガンの発生を抑えるという報告があります。
温かいお茶を飲みながら、みかんを自分が食べることができる。
このことだけでも、幸せなことなのでしょう。

 食生活、自分の好きな物が健康に良いと嬉しいですが、健康によくない物が好きなときは、食べ過ぎないことなのでしょう。
 毎日、みかんを一つ食べてましたが、二個に増やします。
お茶はこれまでもよく飲んでいます。
 ちょっとした食生活が健康に大きく影響するようです。
例えば、セロトニンの原料になるトリプトファンの多い食品を摂ることは精神の安定につながると言われています。セロトニンが睡眠ホルモンと言われているメロトニンに変わって、自然な睡眠に導くと言われています。

 枝豆が好きでよく買っています。豆類にはトリプトファンが多いようです。

自殺率 日本24.0人、メキシコ4.0人
4つの宝物(自殺が少ない理由)
1)トマトの色
2)唐辛子(体の循環)
3)インゲン豆(静観)
4)自分を信じる気持ち