追加
確かにかわいいし、見つけると嬉しいが…=神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール
点字ブロックの中にアンパンマンの顔が隠れている―。 子供たちに大人気の施設「アンパンマンこどもミュージアム」のそんな仕掛けが、微笑ましい話題としてSNSなどで度々注目を集める。しかしこの“隠れアンパンマン”、視覚障害者の間では以前から「危ないのでやめてほしい」という声が根強いと聞く。当事者と施設に取材した。 。
点字ブロック(点字鋲)は、限定グッズのショップや飲食店などが並ぶ1階のショッピングモールと、有料フロアである2階のミュージアムをつなぐスロープなど数カ所に設置されている。しゃがみ込んで目を凝らすと、等間隔で並ぶ金属製の丸い鋲の中に、愛らしいアンパンマンの顔がいくつも潜んでいるのを見つけることができた。 「探している子供に気づかず、蹴ったり突き飛ばしたりしてしまったらどうするのか。当事者は前々からそのことを危険視しており、施設に問い合わせた人もいるのに、一向に改善される様子がない」 そう憤るのは、右目の視力がなく、左目は弱視という白杖ユーザーのAさん。
SNSでは当事者や支援者たちが「結局、視覚障害者のことなんて何も考えていないということだ」「設置した人は想像力がなさすぎでは」などと書き込んでおり、強い失望を感じている人も少なくないようだ。
確かに点字ブロックは、そもそも視覚障害者の安全誘導表示を目的に設置されるもののはず。ここで視覚障害者が危険を感じることがあっては、本末転倒に思える。
調べてみると、全国に5カ所あるアンパンマンこどもミュージアムのうち、同様の仕掛けが施されているのは仙台と神戸の2カ所らしい。
神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールに、以下の4点について見解を聞いた。
・点字ブロックのひとつを隠れアンパンマンにした理由
・視覚障害当事者からの「危険だ」という意見についてどう考えるか
・安全面で施設としてどのような配慮をしているのか
・導入時に内部で疑問や反対の声は全く上がらなかったのかどうか
1週間後に届いた回答は、「ご質問にはお答えしかねます」だった。 (まいどなニュース・黒川 裕生)
感想;
アンパンマンが自分のほっぺたのパンを上げるのは意味があるそうです。
・先ずは食べるものがない子どもの空腹を満たしたい。
・優しさとは、余裕があってするものではなく、自分の犠牲があっても行うもの。
だからアンパンマンは自分を傷つけてもほっぺのパンをあげるのです。
このやなせたかしさんの精神は、職員に特に責任者に引き継がれているのでしょうか。
きちんと回答するのが姿勢だと思います。
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