猪瀬直樹著「勝ち抜く力」 人は言葉を選ぶが、実は言葉が人を選んでいる

猪瀬都知事が辞任されるとのこと。石原慎太郎議員に諭されたようです。

奇しくも、猪瀬都知事の本「勝ち抜く力」が販売されました。オリンピックで東京誘致を成功に導いたことが書かれているそうです。

言葉は、誰の口から出たかで大きく影響されます。人は言葉を選びますが、実際は言葉が人を選んでいます。

言動一致がないと信頼を得ることは難しいです。その人を見る場合、その人が時間とお金を何に使うかを見ればわかると言います。

TVで100m金メダルのボルト選手と10秒01の桐生選手との対談を紹介していました。ボルト選手の言葉は、実績があるからこそ重みが伝わってきます。

マザー・テレサの口からでた言葉を聞く時、マザー・テレサの思いと行いを思い出すので、マザー・テレサの言葉に重みと意味が伝わってきます。

「マザー・テレサ、愛と祈りの言葉」　PHP文庫

 ・パンがないために多くの人が飢えなくなっている。一方、パンがあっても生きる勇気を持てなくて自殺で多くの人が亡くなっている。自分のことへの思い煩いがいっぱいだと、他人のことを考える暇がない。

 ・平和は一人ひとりの微笑から始まります。何でもない微笑が及ぼす効果は計り知れないものがあります。

 ・もしも私たちが謙遜ならば、ほめらえようと、けなされようと、私たちは気にしません。もし誰かが非難しても、がっかりすることはありません。反対に、誰かがほめてくれたとしても、それで自分が偉くなったように思うこともありません。苦しみが私たちの生活に訪れてくれる時、ほほえみをもって受け入れましょう。神が送り給うすべて、求め給うすべてをほほえみながら受け入れる勇気は、神からの最も偉大な賜物といえます。

 ・私たちには大きなことはできません。ただ、小さなことを大きな愛を持ってするだけです。