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政治家としてアマチュア  どのような思いでの言葉?

2013-12-21 01:55:27 | ブログ

猪瀬都知事の辞職記者会見で、「政治家としてアマチュア」との発言がありました。都知事は、政治家として知っておくべきことを知らなかった。お金を借りてはいけないところから借りてしまったことを悔やんでの説明だったようです。

記者会見の言葉は、建前で本音は違うところにあるのではないかと思ってしまいました。

・自分でお金の授受をしてしまった。

 ⇒政治家のプロは秘書に任せる。

・自分が関与してしまった。

 ⇒プロは本人は一切知らないことにする。

・記者会見で正直に答えた(最初の記者会見で選挙に幾らかかるか不安でと発言してしまった)

 ⇒プロはその場で答えずに、後日調査してとその場を乗り切り、弁護士と相談して回答を用意する。

・記者会見は思いつくことで答えてしまった。

 ⇒プロは知らない、忘れたを繰り返す。あるいは某政治家のように煙に巻く。

道路公団の問題点を鋭く、机をたたいたりしてパーフォーマンスを繰り返すことにより、反官僚&庶民の味方をイメージ付けたが、自分が責められる立場になるとそのイメージが空虚なものに写ってしまいました。その違いがあまりにも大きかったので、よけいに落差が大きかったように思いました。

ご本人も驕りがあったと反省の弁で述べられていました。某政治家は、強引に法律を通し、通った後にもっと国民の声を聞き、時間をかけて審議すればよかったと反省の弁を述べられていましたが、数時間前にその反省に気付かれなかったのだろうかと思いました。この違いが、まさにアマチュアとプロの違いのように思いました。

アマチュアの目で是非政治を見ていただきたいと思いました。アマチュアであっても、5,000万円をただで貸してくれるようなところがないことはわかります。詐欺の手口、儲かります、あなたは選ばれましたなどの話には必ず裏があります。その感覚が副知事としてお仕事されている間に失われてしまわれたのではないかと思いました。


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