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「芸人前夜」オリエンタルラジオ 中田敦彦著 何事も時間をかけて必死になる

2014-11-17 00:31:29 | 本の紹介

「芸人前夜」オリエンタルラジオ 中田敦彦著

中学(東京学芸大附属小金井中学校)の時、サッカーをやっていたが、サッカーではプロになれないとわかり、茶道部に移り勉強に取り組み、高校はトップテンの高校(東京学芸大学附属高等学校)に入り、塾にも入り、将来は東大もと勉強にいそしんでいたそうです。ところが、クラスに可愛い子がいて、何とか付き合いたいと思い、勉強で封印していたコミュニケーション能力を鍛えるために、お笑いの番組をいっぱい見て学んだそうです。結果は、彼女に丁寧に断られたそうです。しかし、勉強の方ではなく”笑い”の方に関心が向いてしまいました。同級生と漫才もやったそうで、女子の同級生からプロになれるよと言われたそうです。東大はもう無理で、国立の多くの科目も大変なので、慶応大学は「英語」「日本史」「小論文」と3科目だけだったので、それに的を絞り入学することができました。

大学に入ってからは、積極的に周りの人に声をかけて知り合いになるようにしたそうです。アルバイト先に2か月遅れで入って来たのが、相棒になった藤森でした。ある時、藤森が高校時代にやった漫才のビデオを見て、一緒にやらないかと誘って来たそうです。中田は一緒にやる人を待っていましたが、簡単なことではないので、何度か断ったそうです。何度も誘うので「俺に人生をかけられるか?」と尋ね、「かける」と言ったので、二人で吉本のNSCに入学しました。40万円費用がかかるので必死でアルバイトしたそうです。

M-1グランプリは準決勝まで行くことができ、その後”エンタの神様”に出演して、ブレイクしました。この本はそこまでのいきさつを紹介しています。

高校時代の同級生に、元フジテレビアナウンサーの平井理央、大学時代の同級生に元TBSアナウンサーの青木裕子(ミス慶応)がいたそうです。

どんなことでも、その道で花を咲かせようと思うと、時間をかけて必死にやることが必須のように思いました。


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