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絵本 しらすどん ”絵本を見ながら食べものの大切さを学ぶ”

2023-01-08 14:50:14 | 本の紹介
しらすどん(絵本ナビ)
https://www.ehonnavi.net/ehon/167628/%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%99%E3%81%A9%E3%82%93/

「そろそろ ごはんよ」

庭で遊んでいたりょうくん、いやいや食卓につきます。まだまだ遊んでいたいのに。今日のご飯はしらすどん。あっという間に食べて、ごちそうさま。ところが席を立つりょうくんに、どこかから呼び止める声がします。

「まだ あるよ」

声の主はどんぶり。見ると、どんぶりの中には食べ残された小さなしらすが一匹。どんぶりは続けて言うのです。

「自分がしらすだったらって、かんがえたことある?」

その瞬間、りょうくんはみるみる小さくなって、どんぶりに吸い込まれ……!?

どこにでもある日常の光景が、この場面をもって急展開。しらすの代わりにどんぶりに残された小さなりょうくんは、生ごみとして捨てられて、そこから信じられない光景を次々に目の当たりにするのです。

なんという絵本でしょう。その驚きの展開に圧倒されながら、特筆すべきはその描写。見たことも体験したこともないはずのしらすの生涯なのに、読み終わってみれば、いつの間にかりょうくんと同じような感覚を味わってしまうのです。この作品が絵本デビュー作となる最勝寺朋子さんは、実際にシラス漁を体験されたり海にもぐったり、絵本のための取材を丁寧に重ねていったのだそう。

怖い? いや、美しい? それとも……。感覚的に「命を感じる」ことができる、存在感の大きな絵本の登場です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

感想
ご飯粒を残すと、よく母に言われました。
「お米一粒を作るのに、お百姓さんがどれだけ努力しているか」
母の実家は農家で、よく農作業の手伝いを小さい時から手伝わされたそうです。
米粒一つ残さない習慣が身につきました。
一粒でも残すと気分が悪くなります。

まさにこの絵本はそのことを教えてくれていました。
しらすは食べられてこれまで生きてきた意味が生かされます。
ゴミとして出されると環境にも負担をかけます。

人の口に入るまでに多くのしらすの赤ちゃんは他の魚のえさになって、そして生き残っても漁師さんが獲り、調理されて食べられるのです。

生きもののいのちをいただくということ。
感謝の気持ちを持つこと。
しらすは他の命を生かすために自分の命を犠牲にしているのです。
それなのにゴミとして捨てられ、焼却の手間、環境への負荷がよけいにかかるのです。

7年前に母は亡くなりましたが、いろいろなときに、母がしてくれたことを思い出します。

食べものを粗末にしないことですね。
前の会社でご飯をもらうときに、「半分でお願いします」と伝えていました。
そして米粒一つも残しませんでした。
中には平気でご飯を残している人も多くいました。
もちろん、無理して食べてお腹を壊すなら残すのが良いですが。
食べる前に、食べられる量を、盛り付けてもらうことですね。

コンビニで捨てるのはもったいないですね。
オリンピック・パラリンピックで大量のお弁当の廃棄がありました。
注文した事務方は足らないことで上から叱られるのを恐れて多めに注文しました。
廃棄になっても、その費用は税金ですので、幹部も職員も自分の懐が痛みませんから気にならないし、その有効利用もほとんど考えなかったようです。
一方、フードバンクには行列ができていました。
フードバンクでは配る食料品が不足していました。

食料安全保障 最新報告書
世界で8億2,800万人が飢餓に直面 新型コロナ流行以来、1億5,000万人増加
ユニセフ https://www.unicef.or.jp/news/2022/0136.html


日本の食品ロスの現状
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/exchange_of_opinions/pdf/131028_sanko2-5.pdf

○ 日本では、年間約1,700万トンの食品廃棄物が排出。このうち、本来食べられるのに廃棄されているもの、いわゆる「食品ロス」は、年間約500~800万トン含まれると推計。(平成22年度推計)
○ 日本の食品ロス(年間約500~800万トン)は、世界全体の食料援助量の約2倍。 ○ 日本のコメ生産量に匹敵し、日本がODA援助しているナミビア、リベリア、コンゴ民主共和国3カ国分の食料の国内仕向量に相当。

フードバンクの現状について
農林水産省 https://www.maff.go.jp/kyusyu/seiryuu/syokuhin/recycle/foodbank/attach/pdf/discussion2020-7.pdf


日本に忍び寄る貧困問題 貧困率の現状と解決に向けた支援とは
https://eleminist.com/article/2258

日本における貧困の現状
日本の貧困は思ったよりも深刻だ。2019年におこなわれた厚生労働省の「2019年国民生活基礎調査」によると、2018年の日本の貧困線は127万円(新基準では124万円)、相対的貧困率にして15.4%にもおよんでいた。

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