幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

ちょっとした優しさ & "泥かぶら”のお話 美しさとは笑顔と優しさからにじみ出るもの

2016-11-10 09:05:30 | 生き方/考え方
今朝、宇都宮線の熱海行はとても混んでいました。
ドア付近にいたら、押されて痛いほどでした。
人の中にいると押されたら、自然と周りの人に力が逃げるので痛さは感じないのですが、人ではなく電車の扉ですから。
上野駅で人が下りて少し楽になった時、私を押していた女性が「すいまえん」と言われました。
押されて謝られたのは初めてで一瞬、何を言われているのかわかりませんでした。
その一言で、押されていた痛みが消えました。そして顔を見ました。とても優しそうなきれいな方でした。

元会社の先輩(退職者)が社会人セミナーで大学の授業を受講していました。
早めに教室に行くと誰もいませんでした。その語、学生が来ては、また出ていきます。
始まる時間が来ても学生が来ません。
女子学生が来て、スマホをいじっていて、そして「**を受講されるのですか?教室が変更になっています」と教えてくれたそうです。
何人かは来てもそのまま出て生きましたが、この女子学生は教えてくれました。
先輩は、「優しい人できれいな人だった」と
私は、「優しくされたので、よりきれいに感じたのでは?」と返しました。

”泥かぶら”のお話を思い出しました。
美しさとは、笑顔と優しさなんだと。

ご参考
http://ameblo.jp/hiroo117/entry-11767737059.html
『泥かぶら』という劇があります。

真山美保さんの作ですが、泥んこのかぶらのような醜い顔ゆえに、村の悪童たちから、“泥かぶら”とはやされ、いじめられていた一人の少女が、「仏のように美しい子」へと変わっていったというお話です。

何が、この女の子を美しくしたかといえば、旅のおじいさんが教えた三つのことを、来る日も来る日も、自分と闘って実行したからでした。

その三つとは、

いつも、にっこり笑うこと
ひとの身になって思うこと
自分の顔を恥じないこと


『あなたの「死にたいでも生きたい」を助けたい』 高橋祥友著 ”心の絆療法”

2016-11-10 08:26:08 | 本の紹介
自殺に追いつめられる心理
・絶望的なまでの孤立感
・生きている意味など何もないという感覚
・強い怒り
・苦しみが永遠に続いていくという確信
・心理的視野狭窄
・不気味な諦め
・全能「自殺だけは、自分の力だけで、今すぐにできる」の幻想

TALKの原則
Tell 言葉に出して「あなたのことをとても心配しています」と伝える
Ask 「自殺することまで考えていますか?」と尋ねる。
Listen 傾聴 徹底的に聞き役に回る
Keep  安全を確保する。その人をけっして一人にしない

時には静観することも必要
 自分が問題を抱えている時。変えることができない問題を静観する。

感想;

稲村博著「心の絆療法」
http://blog.goo.ne.jp/egaonoresipi/e/3b18159c8faa69f9ee221b2db5458604
心の絆療法
1.傾聴と受容
2.電話と面接
3.心の絆を持つ
4.段階的対応

心の絆療法の要点

1.絶対にあきらめないこと
2.息の長い取り組みを続けること
3.心の絆を中心にすえること
4.段階的に対応すること(その人の状況に応じて)
4.人の輪による支援体制をつくること(支援者の輪、その人の輪)
5.危機と孤独にある人こそ対象にすること
6.電話と面接を併用すること
7.生きる意味を体得させること
治療者に求められるのは生へに畏敬と確信

誰かのために生きる。
その誰かがいるかいないかは最後の生死を分けるようにも思います。






<電通>社長説明に社員違和感 長時間労働、改善疑問視 "社員に求めることではなく、上司の指導を!”

2016-11-09 17:37:15 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161108-00000006-mai-soci 毎日新聞 11/8(火)

 広告業界のガリバー、電通で新入社員の女性が過労自殺した問題は7日、東京労働局などによる大規模な強制捜査に発展した。刑事事件として立件される可能性が高まり、石井直社長は社内の説明で長時間労働の改善を呼び掛けた。だが、社員らには戸惑いや懐疑的な受け止めも広がっている。【早川健人】

【労災と認定された日、遺影とともに記者会見する母】

 7日午前、東京都港区の電通本社。東京労働局の労働基準監督官ら約30人が2列に並び、家宅捜索に入った。捜索が続いていた午後、本社ホールで元々予定されていた社長の説明が始まり、一部の支社にも同時中継された。「社が直面する課題を共に克服し、新しい電通を作り上げていこう」。石井社長は改革姿勢を強調した。

 石井社長は長時間労働の背景として、環境の変化や仕事量の増大に加え、「いかなる仕事も引き受ける気質」を挙げた。その上で、「業務量自体の削減と分散化」「業務プロセスの見直し」「時間の使い方の改善」などを社員に求めた。

 広告業界では、インターネットの普及などに伴い仕事量が増えているとの認識が一般的だ。電通労組も加盟する広告労協は10月末、電通社員の高橋まつりさん(当時24歳)の過労自殺を受けて、ホームページに所感を掲載。「環境変化のスピードに会社も対応できず、業務はより専門的、複雑化して現場社員の一人一人に負荷がかかっている」と指摘した。

 石井社長の説明もこうした現状を踏まえた形だが、社員らからは戸惑いの声も漏れる。

 50歳代の男性社員は「『電通人』の行動の基本原則は鬼十則。それに沿った行動を求められてきたのに、社長の説明は改革というより自己否定とも取れる内容。違和感を覚える」と首をひねる。

 「鬼十則」とは、4代目社長で「広告の鬼」「電通中興の祖」と呼ばれた故吉田秀雄氏が1951年に定めた10カ条で、社員手帳に今も記されている。「取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……」の一文は、25年前に男性社員が過労自殺した際、「長時間残業の助長」だと問題視された。

 先の50歳代の社員の受け止めは複雑だ。「『いかなる仕事も引き受ける気質』は鬼十則の『難しい仕事を狙え』『取り組んだら放すな』そのものだったはずなのに」と社長説明に不満を漏らしつつ、今回の強制捜査が労働時間も含めた職場環境の改善につながってほしいとも思う。「(電通では)これまで部下の評価は上司の好き嫌いが唯一の基準だったが、こうしたことが見直されるようになれば」と言う。

 30歳代の元社員の男性は電通勤務時代、残業時間をごまかすために本社の入退館をICチップ入り社員証で記録するゲートを「入退出が記録されないようにほふく前進でくぐり、残業をしていた」と振り返る。電通は10月24日から午後10時で全館消灯するようになったが、男性は「10時に仕事が終わるわけがない」と断言する。

 電通子会社で勤めた経験がある30歳代の元社員の女性は長時間労働などに疲れ、辞めた。電通の体質に対する見方は冷ややかだ。「今はいろいろ(改善策に)取り組んでいるが、根本のビジネスモデルが変わらない限り、ほとぼりが冷めたらまた元に戻るしかないのでは」

 ブラック企業被害対策弁護団の戸舘圭之事務局長は強制捜査を「日本の労働行政の中で象徴的な出来事だ」と評価。その上で「電通は氷山の一角。賃金未払い残業は横行しており、取り締まりも弱い。労働局が強い姿勢で臨めば企業も態度を変える」と望んだ。

感想;
社長が社員に求めることではなく、組織長に残業が規準を越さないようにするように徹底することではないでしょうか?
その組織長をきちんと指導できなかった労務担当役員と問題のあった上司がまずは責任をとることだと思います。

前にも男性が過労死を認定されて電通の責任が問われました。
同じ過ちを繰り返すことは愚かなことです。
会社としての責任の在り方が問われています。

サービス残業は多くの会社でやっています。
それが当たり前との認識があることが、今回の問題のベースにあるように思います。

それと、残業だけでなく、上司のパワハラが一番の問題だったと思います。

「女性だけの便利屋繁盛記~心の隙間を埋める女たち~」 阿部真紀著 ”心の支援”

2016-11-09 08:48:48 | 本の紹介
心に傷を負った人たちを絶望から救う
 ・40代キャバクラ嬢は介護の仕事に夢をつなげたい
 ・部屋から出たかった女性
恋愛・婚活で困っている人たち
 ・婚活パーティにひとりで行けない女性
 ・プレゼント作戦が逆効果になってしまった男性
  初めてのデートでバラの花束をプレゼント。喜んでもらえたと思って毎回デートで花束を。そうしたら、女性から断られた。
仕事の落とし穴
 ・いつも人手不足のショップに足りないものは?
 ・上司の言っていることが分らない社会人一年生
  「PCの操作」は上司が教えてくれるのは当たり前と思っている。
華やかに見える人たちの素顔
 ・彼女をつくるのが面倒な男性
 ・友達が多いのに寂しい女性
優しさの意味
 ・ボランティアをしてほしい
  ボランティアがいないので依頼が来る
 ・レンタル家族
 ・今日だけのお母さん
会社では偉い人
 ・愚痴を言うエリート
  部下がいうことを聞いてくれない
 ・奥さんの家出
  奥さんが出て行った原因は彼の長年にわたる暴力。定年退職後、奥さんが家を出てしまい酒浸りの日々。心配した娘さんからの依頼。
面接に口出す親
  息子は有名私立大学の4年生。夏になっても就職活動を続けていても内定が出ていない。なぜか面接で落とされてしまう。親から相談の依頼。

感想
ネットで検索したら、全国展開をされていました。
つまり、それだけニーズがあるということなのでしょう。

医者だと敷居が高い。
スタッフは女性で、きれいな人が多いです。
男性からの依頼が多いのもうなづけるような気がします。
いろいろなサービスの隙間を埋めているように思いました。

JKお散歩は心の隙間を埋めるところもありますが、どうしても性の問題が背景にあります。
この便利屋は、性は禁止であり、男性宅を訪れる時は身元の確認と必ず二人とかして問題が起きないようにしている。

ボランティア不足なので、便利屋に依頼している人もいることには少し驚きました。
ボランティアの定義から外れていますが、それだけそのボランティアを続けたいのでしょう。





「告発 児童相談所が子供を殺す」 山脇由貴子著 ”児童福祉司は誇りを持って活動されているか?”

2016-11-08 10:00:30 | 本の紹介
なぜ、子どもを救うための児童相談所で子どもを傷つけるようなことが起きるのか。それこそが、虐待死がなくならない原因であり、児童相談所の問題である。
児童相談所は、「0歳から18歳未満の子どもに関する相談は全て受ける」こととなっている。
児童相談所の職員は増えているのに、虐待相談は激増し続けているし、虐待死はなくなっていない。一番の問題は人手不足ではない。児童相談所という職場で、「働きたい」人がいないのだ。
大きすぎる児童福祉司の権限
相談に関するすべての決定は、児童福祉司の判断に委ねられている。相談の電話が入った段階から、「相談を受けるか、受けないか」は児童福祉司個人の判断に任せられる。チーム競技では、電話相談の報告もすることになっているが、
「大した相談ではなかったので、助言して終わりました」
あるいは、
「ちょっと変なお母さんだったので、助言して早々に切り上げました」
と報告すれば済んでしまう。
相談を受け、お母さんやお父さん、子どもに児童相談所に来てもらったとしても、その後のケースの進め方もやはり児童福祉司の裁量にまかされる。児童福祉司が「心理診断は」必要ない」と判断すれば、子どもの心の状態の診断なしで、ケースが終了となる。
相談を一回で終わるのか、また来てもらうか。一時保護が必要か、必要ないか。すべては児童福祉司が判断する。
多くの児童福祉司は会議対策を念頭に、絶対にyるべきこととされている最低限の情報だけを集め、そしてそこから自分の都合の良い方向に、子どもの人生を決定する。そこに、児童相談所の大きな間違いがある。

子どもに、
「好きなご飯は?」
「卵かけごはん!」
「ふりかけ!」
と元気よく答える子がいた。とりあえず、食べてはいる。でも卵かけご飯やふりかけが好き、ということは、子どもにとってそれが「ごちそう」であることを意味している。
「ふりかけ!」と元気よ答えた子は、幼児の女の子であったが、関係機関の必死の情報収集の末、叱られると玄関に数時間立たされている、という虐待も発覚し、保護となった。保護中に食事内容をさらに詳しく聞いてみると、
「毎日、ママがご飯に何をかけてくれるかが楽しみなの!」と答えた。
シングルマザーの家庭だった。その後、子どもは施設入所となった。

一時保護施設
・自由なおしゃべりさえできない厳しいルール
・満員だから家に帰す

「殺さなければ」保護しない。
風俗・AVしか居場所がない女の子
入所は親との「全面戦争」
 児童福祉司は虐待を受けた子どもであっても施設に入れたがらない。親を説得するのが大変なのである。施設に保護するのに親の許可は不要だが、できれば親の同意を得たい。

児童相談所の不祥事が報道されない理由
・児童相談所の実態が世間に知られていない。
 児童相談所は問題が発生しても「判断に間違いはなかった」「適切に対応した」との決まり文句を言うだけ。
・児童相談所の3階から飛び降りて怪我をした子がいたが、児童相談所は事故をして発表しない。
実態が発表されないから良くならない。児童相談所の実態をよく知ってほしい。
それが児童相談所を良くする方法である。

虐待専門機関の設立を急げ!
虐待には「初動班」「対策・指導班」「家庭復帰班」で当たれ

感想;
著者がいた児童相談所の児童福祉司が問題で、他の児童相談所の児童福祉司は誇りを持って、児童を守っていると思いたい。
しかし、時々報道される児童が虐待されて死亡した記事では、通報があったのに助けられなかった児童相談所がの対応のまずさがあります。
その時の決まり文句「適切に対応した」は、この本を読んでよくわかりました。
亡くなっていて、何が適切に対応したなんだと思っていましたが、自分たちの責任を問われないための言い訳の決まり文句だったのです。

著者も述べていますが、児童相談所内で起きていることをもっと第三者が知ることができるようにすることなのでしょう。
豊洲移転の盛土やなぜ汚染された土地を購入したのかなど、密室で決められたので問題が起きたのだと思います。
富山市の市議のお金の流用もオープンにされないから起きました。
透明化が政治を児童の安全を守る第一歩のように思いました。