幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「ユダヤを知る辞典」 滝川義人著 "国を失くしてもつなげていく”

2016-11-03 00:07:45 | 社会
ユダヤ人とは、
1)ユダヤ人の母親から生まれる
2)ユダヤ教に改宗
した人との定義。母系社会になっている。

2000年前、ユダヤ人がローマに征服され、亡国の民となったとき、その人口は500万人であったといわれる。
1990年代初めは1,345万人。
日本の人口の1/3と言われている。
現在、日本は1,2億人。ユダヤ人は1,358万人(2010年)。
ホロコーストで600万人が殺害されたと言われている。
ユダヤの歴史は虐殺を受けてきた歴史でもある。
杉原 千畝(すぎはら ちうね)さんは、第二次世界大戦中、リトアニアの領事館で日本政府の意向に背いて日本通貨ビザを発行したことで有名だが、東欧の別の国にいた領事館員もビザを発行していたそうです。ただ、日本政府が発行を禁止したら、杉原さん以外の人は発行を停止した。

ユダヤ人は国を失い、さまざまな国に散っていったがそこの国でも追われる歴史でもあった。
今のイスラエルに国土を確保でき、散っていた多くの国から人々が集まった。
米国在住のユダヤ人はほとんどが米国に留まっている。
ダイヤモンドの研磨加工はオランダ、ベルギーに住んでいたユダヤ人がイスラエルで始めて、今や研磨加工の中心地になっている。ソ連からのイスラエルへの移住者も多かった。
水が乏しい国土であるがさまざまな工夫をおこなっている。
地下に流れる塩水を使ってトマトの栽培。農業では水は作物のところだけに与えるなど工夫されている。
死海からは220億トンのMgCl、430億トンのミネラルを算出している。
200万人/年の観光客がエルサレム(キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地)などを訪問している。

科学立国としてますます技術の進歩を進めている。

キリスト教、イスラム教、ユダヤ教は旧約聖書が共通で根っこはおなじである。
イエス・キリストをメシアとして認めているのがキリスト教であるが、ユダヤ教では認めていたため、キリスト教からの迫害を受けてきた。
第一次中東戦争ではイスラエルの国ができたばかりで武器もなくアラブからの攻撃に耐えた。
世界中から志願兵が集まってきたとのこと。

感想;
ユダヤ人の定義に、ユダヤ人の母親から生まれたがあるのを知りました。
それとユダヤ人はナチスの強制収容所で600万人が殺された以外にも、ずっと虐殺され続けた民族だったことを知りました。






「なぜ、一流になる人は『根拠なき自信』を持っているのか?」 久世浩司著 "根拠のない自信はなくならない”

2016-11-02 08:36:15 | 本の紹介
・新しい仕事を頼まれても「できません」と断ってしまった。
・新しい人との出会いやキャリアのチャンスが訪れても、臆病になり機会を逃してしまった。
・やりたいことがあっても、「自分には無理」と言い訳をして諦めてしまった。

人生やキャリアの岐路において、選択肢は2つ。

前に進むか、立ち止まるか。
その選択により、その後の進路が変わってきます。
人生は一回きりです。航海のないようにしたいですよね。
大事なときこそ、自信を持って一歩や弓出せる人になりたいものです。

「根拠なき自信」w身に付けることがその第一歩になる。
・自身のある人は、頼りになるため、仕事が集まって来る
・一緒にいると安心できるため、周りに人が集まりやすい
・自信を持って取り組むことで、仕事や対人関係で成功する

          根拠 ある
   不安症・抑うつ      本物の自信
自信 低い ↑           ↑   自信 高い
   漠然とした不安  ⇒   根拠なき自信
          根拠 ない

心の持ち方を少し変えるだけでいい。
・自己効力感 Self-efficacy
・自己肯定感 Self-esteem
・失敗許容力 Failure Tolerance

自信の大きな妨げとなる三大要因
1)失敗の恐れ
2)将来の不安
3)他者評価の心配

感想;
大丈夫!きっとうまくいく。
と自分に暗示をかけ続けることが重要なのだと思います。

いろいろなことを失敗しながらも成長する人。
今の状態に留まって同じことをし続ける人。
大きな違いですが、発端はちょっとした違いだけのように思います。
”のみのガラスの天井”
自分で見えない天井を作ってしまっているだけなのだと思います。
できるかできないか、わからなくても、それをやりたい、やることが自分の可能性を広げると思ったらチャレンジしてみることなのだと思います。

諸葛孔明が子孫に残した言葉に、
「努力することによって、自分の才能が開花する」
があります。
努力の一歩はまずはチャレンジすることなのでしょう。

吉永小百合「精いっぱい生きる」涙浮かべ平和訴える ”戦争したい人は戦場に行かない”

2016-11-01 07:47:38 | 社会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-01729958-nksports-ent日刊スポーツ 10/27(木)

 女優吉永小百合(71)が27日、都内で行われた澄和フューチャリスト賞表彰式に出席した。

 同賞は市民目線の平和活動に地道に取り組む個人や団体を表彰する賞で、今回が第1回。吉永は86年からライフワークとして続ける原爆詩の朗読に加え、11年の東日本大震災と福島第1原発事故に見舞われた福島県民の詩を読む活動を、30年にわたって続けてきたことなどが評価されての受賞となった。

 吉永はあいさつの冒頭で「賞をいただくということを大変重く受け止めております。うれしゅうございます。ただ私の場合、自分から考えて朗読を始めたわけではございません」と切り出した。吉永は81年のNHKドラマ「夢千代日記」で原爆症を発症した夢千代を演じた際、被爆者団体の人から原爆詩の朗読の依頼があり、86年に東京で開かれた平和集会で朗読した。その経緯を、自らの口で説明した。

 その上で「読んでいって、私自身が大変、感動しました。そして、これらの詩を、もっとたくさんの人に聞いていただきたいと願うようになり30年間、少しずつ朗読活動をしてまいりました」と思いを語った。その上で原爆が投下された広島、長崎、太平洋戦争の激戦地・沖縄、そして東日本大震災と福島第1原発事故の復興支援のため昨年3月に第4作目をリリースした、朗読CD「第二楽章」4部作について説明した。

 吉永は受賞にあたり、フューチャリストという単語の意味を調べたと明かした。「日本でも海外でも朗読をしております。英語が不得意なものですから、辞書を引きました。そうしたら、未来志向の芸術家、というような訳が出ていましたけれども、私自身は、今日を精いっぱい生きることが明日につながると思っております」と、目に涙を浮かべながら生きることの大切さを訴えた。

 今年5月にはカナダのバンクーバーで、朗読会「カナダにおける『第二楽章』」を開催し、音楽家の坂本龍一のピアノ伴奏をバックに原爆詩や原発事故の被災者の詩を朗読した。朗読を通じた平和への訴えは、世界に向けて広がっている。吉永は最後に「これからも、自分のできる範囲で、少しずつこの活動を続けてまいりたいと思います。よろしくご支援、アドバイスをいただけましたら、大変うれしゅう思います」と支援を呼び掛けた。

 この日は吉永のほか、沖縄戦の語り部活動を続けてきた元白梅学徒隊の中山きく氏、戦没学生の遺作を集め、97年に長野県上田市に開館された美術館「無言館」を代表し、窪島誠一郎館主が表彰された。

感想;
戦争反対を発信し続けることが大切だと思います。
社会に影響力がある人ほど。
戦争反対を発信し続けてこられた、永六輔さん、大橋巨泉さんが亡くなられました。
今、”駆け付け警護”、”集団自衛権”など、戦争ができるように日本を変えていっています。
その政府を支援しているのは国民です。

戦争になったときに、自分の息子を第一に戦場に送る決意があるのでしょうか?
戦争することを決定する人は戦場から離れた安全な場所にいます。
実際に戦場に行くのは、戦争に反対した国民も含まれます。

203高地ではロシアの機関銃の前に多くの無駄な若者を多く殺してしまいました。
神の国日本だからと、白装束で決死隊を編成して突撃しました。
敵から見ると兵士がここにいると示しているようなものです。
それを決定したのは、無能な伊地知参謀でした。
その無謀な参謀に従ったのが乃木将軍でした。
そこを打開したのが大山巌と言われています。
参謀を叱ったそうです。
「戦場からかけ離れた安全な場所にいて、何が参謀だ」と。
突撃を止めさせて、長距離法を日本から移して203高地を奪回して、旅順港に停泊していたロシア艦隊を撃破し、バルチック艦隊との決戦を支援しました。
多くの若者を尊い命を無駄にしました。
(司馬遼太郎氏の本より)






「リスク心理学入門-ヒューマン・エラーとリスク・イメージ-」岡本浩一著 ”ストレス大の時の判断”

2016-11-01 07:32:04 | 本の紹介
リスク・アバース(risk averse tendency)な認知バイアス(確実性の効果《certainty effect》とも)
A;確実に800ドル獲得できる選択肢
B;0.85の確率で1000ドル獲得できる選択肢
⇒Aを選ぶ人が多い。確実に得られるという選択肢に魅力を感じる。

ギャンブル的認知バイアス
A;確実に800ドル失う選択肢
B;1000ドル失う確率が0.85あるが、まったく失わない確率が0.15ある選択肢
⇒Bを選ぶ人が多い。しかし、合理的な選択肢はAである。

リスク・アバースなバイアスは選択肢の内容が基本的にプラスの場合に起こり、ギャンブル的認知バイアスは選択肢の内容が基本的にマイナスのときに起こる。
 
ストレス強度と行動の信頼性
図1は原子力発電所のアン税制評価の儀式を航空機の緊急事態対処行動に置き換えたグラフである。矢印で示されている数字は、熟練者に誤動作の起こる率である。

ストレス負荷時からの時間経過と行動の信頼性の回復
重大なストレスが負荷されたとき、最初のうちは行動の信頼性は低い。行動の信頼性は時間がたつに従って回復する。図2が主として原子力発電所運転員について推定されたグラフ。最初の1分は、推定過誤率が1となっており、ほとんどのすべての行動が誤った行動である。時間とともに推定過誤率は低くなり、自動操縦が正常に回復した場合では30分で過誤率0.1まで回復している。
このような考察に基づき、日本・米国では10分間、ヨーロッパでは30分間、事故への積極的対処をしないルールができている。それは10分以内の行動の信頼性が低いからである。

感想;
大きな問題が起きたとき、判断をどうするか。難しいところです。
うつ病で打つ状態がひどい時は、人生を決定するような重要な判断はしないことと言われています。

統計的な期待値と、判断する時の心理状況は違いがあることがよくわかりました。