幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

加計学園、なしのつぶて 「架空面会」巡り愛媛知事憤慨  ”嘘を正当化するためにまた嘘をつく”

2018-05-29 08:51:18 | 社会
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/加計学園、なしのつぶて-「架空面会」巡り愛媛知事憤慨/ar-AAxWjCB?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp#page=2 MSN 朝日新聞
 愛媛県今治市の獣医学部新設をめぐり、学校法人「加計(かけ)学園」の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面会したと県の文書に記されている問題で、県は28日、「県と市に誤った情報を与えた」と学園がコメントを出したことについて、週が明けた28日になっても学園から県に連絡がないと明らかにした。

 中村時広・県知事は28日、報道陣に「ちゃんと説明があって、その後に責任者が記者会見するのが世の中の常識」と述べ、学園の対応を改めて批判した。県によると、28日夕までに学園からの連絡はなく、報道各社に26日にファクスで送られたコメントも届いていないという。市にも連絡はなく、県は今後、学園への対応を市と協議する。

 県は、学園に約93億円を補助する市に、約30億円を支援する。県幹部は「(誤った情報が)ほかにもないか確認しないといけない。国会の集中審議の2日前に言うのはおかしい」と不信感を示した。知事与党のある県議は「学園への信頼が損なわれている。県民の税金を使う話なので、支出の是非を議会で議論する必要がある」と話した。

 学園は28日、県への連絡や会見の予定がないかという朝日新聞の取材に対し、「質問、取材への対応を控えさせていただきます」と文書で回答した。

感想
加計学園は教育する立場です。
日大も同じです。
人は間違いを犯します。
大切なことは間違いを犯した時の対応です。
間違いの対応でまた間違いを犯さないことなのですが、加計学園と日大はその間違いを犯しているように思います。
財務省も当初セクハラに問われた福田元次官を擁護する立場でした。
それは財務省もセクハラに対して甘いと批判されることになり、実際批判されました。

加計学園が今治市と愛媛県にきちんと説明されないのは、説明できないからと思われてしまいます。
安倍首相を守るために、国会を乗り切るために、知恵を絞ってだされた結果なのでしょう。
本質が間違っているものを、いかにごまかそうとしても、それは嘘の上乗せなのですが。
嘘を正当化するために嘘をつく。
それをしない生き方が大切なんですが・・・。



「人間関係をしなやかにするたったひとつのルール はじめての選択理論」渡辺奈都子著 ”どんな状況でも人は選択する自由がある”

2018-05-29 01:41:08 | 本の紹介
・「外的コントロール心理学」=「人を自分の期待通りにコントロールしようとする考え方」⇒「選択理論」=「人は自分の行動しかコントロールすることはできない」へ

・外的コントロール心理学の例
 ある日曜日、一組のカップルのデートの最中、残業続きの彼が疲れた顔で「ふ~っ」とため息をつきました。気づいた彼女が彼に言い放った一言は、
「疲れているなら、無理に来なければよかったじゃない!」
そう言って、今度は彼女が、これ見よがしに彼より大きなため息をつきました。
「なんだよ、せっかく出かけて来たのに。そっちが呼び出しておいてそんな言い方あるかよ!」
「どうしても来てなんて言っていないでしょう! 友達と出かけた方がよかったわ」
「じゃあ、そうすればいいじゃないか!」
「そうするわよ!」

・選択理論
 ある日曜日、一組のカップルのデートの最中、残業続きの彼が疲れた顔で「ふ~っ」とため息をつきました。そんな彼を見て彼女は、
「疲れているのに呼び出してごめんね。あんまり混んでないところに行こうか」
「大丈夫だよ、ちょっと寝不足だから。見たい映画、あるんだろ?」
「うん、でも映画館行ったら、あなた寝ちゃいそうじゃない?」
「そうかもな。そうしたら後で筋書きを教えてくれよ。イビキは書かないようにするからさ(笑)」

・私たちが抱える悩みの90%以上は、人間関係の問題だと言われています。
 グラッサー博士 その理由として
「どちらかが外的コントロール(相手を動かそう)を使っているか、相手の外的コントロールから逃れようとしている」からだと述べています。

・「私は、相手をコントロールすることができる」
 ⇒「私は、自分だけをコントロールすることができる」へ

・外的心理学の3つの信条
1)私は外側からの簡単なシグナルに反応して行動する
2)私は人がしたくないことでも、自分の思うようにさせることができる。他の人も、私の行動、思考、感情をコントロールすることができる。
3)私の言う通りにしない人を馬鹿にし、脅し、罰を与える、あるいは、言うことを聞く人に褒美を与えることは正しいことであり、私の道義的責任である。

・関係を破壊する致命的な7つの習慣
1)文句を言う
2)脅す
3)責める
4)罰を与える
5)批判する
6)褒美で釣る
7)ガミガミ言う
 ⇒「もんおせばひほうが(門おせば悲報が)」

・関係を良くする身につけたい7つの習慣
1)耳を傾ける
2)励ます
3)尊敬する。敬意を払う
4)受け入れる
5)違いを交渉する。調整する。話し合う
6)信頼する
7)支援する
⇒「みみはとうとく うちはしんし(耳は尊く内は紳士)」

・行動には4つの要素がある
1)行為;外から見て分かる動作や表情
2)思考;頭の中で考えること、イメージすること
3)感情;快/不快、気分や気持ち
4)生理反応;身体反応、体内のコンディション
行為と思考(コントロールしやすい要素)は車(前輪駆動車)の前輪、感情と生理反応(コントロールしにくい要素)は後輪

・落ち込み行動を選択するメリット
 落ち込みは、惨めさを我慢する気があれば、身近にいる人々を支配するには、通常一時的にではあるが、とても効果的である(グラッサー博士)
1)助けを求める。他人をコントロールする
2)言い訳をする。逃避する
3)怒りを抑える 「落ち込み行動は、「怒りを抑えるために人間の考えついた最も強力な方法のひとつである」(グラッサー博士)

・選択理論では、自分のハンドルをしっかり握って、行動のコントロールが上達するとレーニンが推奨されています。
・選択理論によるカウンセリング手法を「リアリティセラピー」と呼ぶ。
・期待はリクエストとして伝える。リクエストとは、「こちらの期待は伝えるけれど、その答えは相手側が決定して構わない」というのがルールです。

・コミュニケーションの3つの立場
1)アグレッシブ(攻撃的)なコミュニケーション
2)ノンアサーティブ(非主張的)なコミュニケーション
3)アサーティブ(主張的)なコミュニケーション

・相手の<上質世界>を否定してはいけない
1)相手の家族や友達の悪口を言うこと
2)相手の趣味やコレクションをけなすこと
3)相手の好きなアイドルやスポーツチームを否定すること
4)相手の信じていること(宗教や政治的意識)を馬鹿にすること

・「人間関係を壊さずに力の要求を満たすには、相手から何かを奪い取ることをせずに、違うやり方で要求を満たす方法を学ぶ必要がある」(グラッサー博士)

・自分を変える3つの方法
1)行動を変える
2)願望を変える
3)見方を変える

・過去に原因を求めない
 「人は、過去の出来事の産物ではあるが、その犠牲者となるかどうかは、自分で選ぶことができる」

・「すべての行動には目的があって、人はそのときできる最善の行動を選んでいる」と理解します。

・現在を生きる
 現在にはいろいろな可能性が埋もれています。現在が変われば未来は変わります。過去がどうであれ、いまとの道を進むのかは自分で選ぶことができます。今歩いている道が変われば、やがて辿り着く先が変わってきます。

・自分が機嫌良く幸せに暮らしているだけで、少なくとも3人先の人にまで、良い影響を与えられる。
 ・あなたが幸せを感じていると、あなたのパートナーは15%幸せが増します
 ・あなたのパートナーが会社で関わる部下の方は10%幸せが増します
 ・さらにその部下の方が家に帰って関わる家族は5%幸せが増します

感想
選択理論心理学とは、何を選択するかは自分の選択肢で、人を動かそうとするのではなく、自分が動くことに尽きるようです。

最初の彼と彼女の2つのケースは、まさに自分がどちらを選択しようとしているかだと思います。

例えば、彼女とデータを予定していた。
でも、彼女が30分遅れた。
それで怒ってしまって、売り言葉に買い言葉で喧嘩になり、せっかく期待していた楽しいデートが台無しになった。

一方、遅れても、本を読みながら待ち、彼女が来たら、「大丈夫だった?」と声を掛け、彼女が「またしてゴメンなさい」と言ったら、「大丈夫、本を読んでたから、気にしないで」と返す。
そして楽しいデータを過ごす。

何方を選択するかは自分にあります。

人を動かそうと思って、エネルギーを費やし、疲れてしまっている人も多いのではないでしょうか?
そして、自分ができることをしていないのです。
選択心理学は、自分ができることをすることのようです。



TBS「安住紳一郎アナ」がラジオ生放送中に嗚咽 故・川田亜子アナへの心情を吐露 "忘れない”

2018-05-28 09:18:08 | 生き方/考え方
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/entertainment/dailyshincho-542814.html 安住紳一郎の日曜天国(番組HPより)(デイリー新潮)
何度も声を詰まらせ、嗚咽
 さる放送関係者は視聴中、「放送事故が起きたのか!?」と息を呑んだという。異変はTBSの安住紳一郎アナウンサー(44)の冠番組「安住紳一郎の日曜天国」(TBSラジオ/毎週日曜)で起きた。
 ***
 5月27日の日曜、番組はいつものように午前10時にオンエア。初放送は2005年4月だから、長寿番組と形容しても問題ないだろう。ラジオ界きっての高聴取率番組としても知られる。この日もオープニングの安定感と面白さは傑出していた。
 安住アナはオリコンの「好きなアナウンサーランキング」で殿堂入りを果たしたほどの人気だ。しかし、この番組はアシスタントの中澤有美子フリーアナ(43)のファンも多い。2人は抜群のテンポで、気温や天気、交通情報を伝え、安住アナは最初のネタである「猫のケンカ」に入っていく。
 放送開始から8分が過ぎると、この日のメッセージテーマ「ずるい話」を告知。既に送られたリスナーからの投稿を紹介し、手際よくトークを膨らませていく。中澤アナとのキャッチボールも聴いていて心地いい。
 16分が過ぎると、「職場でのお菓子の分け方」に関する投稿メッセージを読み、トークも一段落。すると安住アナは「私も放送局で仕事をしてから、とても好きなエピソードがあるんですが」と切り出した。
「煎餅ネタ」でスタジオは爆笑
 8年くらい前のこと、安住アナは出社日だった日曜、夕方にアナウンス部でデスクワークをしていたという。休日は社員の数が極端に少ない。その時、安住アナの他には、安東弘樹アナ(50)と田中みな実アナ(31)の2人しかいなかった。ちなみに2人とも現在はTBSを退社し、フリーアナウンサーとして活躍している。
 TBSのある赤坂は、日曜に営業している飲食店が少ない。今は局内にコンビニがあるというが、当時は出店していなかった。安住アナは「仕事を終わらせたら、自宅で昼食兼の夕食をとろう」と考えていたという。
 だが、安住アナの机には、草加煎餅の詰め合わせがあった。おやつとして食べることを決めたが、1人だけというのも気が引ける。安住アナは安東アナに「どうですか?」と手渡し、2人で食べ出した。しかし、田中アナを無視してしまう。というのも、安住アナが仕事を巡って田中アナを注意し、「互いに険悪な感情を持っていた時期」だったためだ。
 安住アナは97年、田中アナは09年に入社。10年以上も後輩だが、上記のようないきさつで「1年半、口をきいていなかった」という。後輩の強いハートが印象に残るが、すると田中アナがハイヒールの音をツカツカたてながら真っ直ぐに向かってきて、「私にもお煎餅を1枚いただけますか」と久しぶりに口をきいたというところで、スタジオは最初の爆笑となる。
 その後も、ゴマ煎餅と抹茶煎餅の違いなどでさらに笑いを取っていく。こうしたオープニングからの26分08秒は、TBSラジオの公式サイトでも配信されている。
「すいません、ちょっと待ってください」
 ところが、この後に突然、異変が生じる。少し時間を巻き戻し、23分過ぎからのオンエアを以下に採録させていただこう。
安住アナ(以下、安住):そう簡単にね(田中アナを)許さないと意固地になっていた私も、2人の険悪な空気を察して余計なことを言わないようにしていた安東さんと、若いなりに孤立する覚悟で自分を貫こうとしていた、まあ若手、当時の田中さんと、それぞれの意地があったわけですけどもねえ。えー、それぞれの考えがあったんですけど、職場のお菓子の誘惑に負けて、それぞれが意地を曲げるというね。
中澤アナ(以下、中澤):そうですね、お菓子、偉大ですね。
安住:お菓子、偉大ですよ。
中澤:うん。
安住:あんなに鼻っ柱の強い田中みな実さんの気持ちを、お煎餅が曲げたんですから(中略)。皆さんから「ずるい話」お待ちしています(笑)。
中澤:メッセージの受付、電話番号は……(中略)。抽選で5名の方に「にち10ノート」を、3名の方には「カルピスセット」をプレゼント。さらに、メッセージを紹介した全ての方にオリジナルポストカード、水彩画家・永山裕子さんの製作による「青い毛糸の物語」をお送りします。今日のテーマは「ずるい話」、皆さんからのメッセージ、お待ちしています。
安住:さて、内輪の話を、もう1つ恐縮なんですけども、もう1人、あのー、後輩の話をしたいと思います。
(※突然、約9秒沈黙、BGMだけが流れる)
安住:すいません、ちょっと待ってください(※震え声)。
「友人とか家族の別れとはまた違いまして」
(※約4秒沈黙の後、息を吸い、咳払いをする音)
安住:もう1人、あの後輩の話をさせてください。あのね……。
(※約6秒沈黙)
安住:もう1人、あの、川田亜子という女性アナウンサーが私の後輩におりまして……(※やはり震え声)。ちょうどね、あの……。彼女が死んだのが2008年、命日が5月25日なので、ちょうどね、あの、一昨日で亡くなって、丸10年ということなんですよね、早いですよね。そう……。
 ラジオの途中だが、ここで少し、記事として補足させていただく。故・川田亜子アナは1979年生まれ。02年にTBSに入社した。
 安住アナは73年生まれだから、年齢も入社年次も完全な後輩だ。TBSではバラエティに強いアナウンサーとして人気を呼ぶ。しかし、報道指向が強かったこともあり07年に退社。そして情報番組「サタデースクランブル」(テレビ朝日系列)で念願のキャスターを務めた。
 だが、08年5月25日、自宅近くの路上に駐車していた車の中で練炭自殺。遺書も残されていたというが、その理由を巡っては様々な報道が行われた。今でも記事が報じられることも少なくない。
 話を元に戻そう――。安住アナは苦しそうな口調で「友人とか家族の別れとはまた違いまして……」と絞りだすように話し続ける。
「少し突き放してしまった」
安住:後輩のね、別れというのは、ずっと考えて、しまいます。あの、本当に、もう少し何かできたんじゃないかなということを10年、変わらずずっと考えています……。10年経っても、またね、どこかで会えるんじゃないかな、というような感じをずっと持っています。
 さっきね、あの、アナウンス部の部屋の中の話したんですけれども、それも同じ部屋の中の出来事だったんですけど、彼女が、まあちょっと、仕事のやり方が少し強めだったということもあって、少しやっぱり孤立していた時期があってね。
 で、俺もやり方が強引で孤立していた時期があって、当然あの、田中みな実さんと1年半も口きかないみたいな、そういう強引なやり方をしていたんで、当然、周りの同僚からは少しこう浮いちゃったところがあるんだけど。
 その時に、まだ生きていたときの川田が夜中に、俺のところにやって来て、「安住さん、私も孤立してしまいました。安住さん、私と組みませんか」っていうことをね、突然、言ったんですよね。
 ただ俺はその時、川田には、多分、川田は俺に甘えに来ていただけだと思うんだけども、俺は俺で何か、「お前とのやり方は違う。お前は、そのやり方で仕事が煮詰まったんじゃないか」ということで少し突き放してしまった。そこに対しての後悔がもの凄くあって。
「ぜひ、たまに、思い出してやってください」
安住:その後、結局、彼女は自殺をしてしまうんだけれど、本当にその時のことを後悔しています。
 そして川田さんのことを大事に思っていた人には、申し訳なく、思っています。勝手にね、10年経ってこんなことを言われてもと思うんだけれども、それは本当に、どんな謝罪をもっても許されないことだと思って(※涙声で語尾が震える)。
 俺がこの放送局のアナウンサーを続ける限りは、川田のことを考えてあげたいという風に、ずっと思っているんです。
 あの、非常に可憐な女の子なんですけども、そしてとっても性格、強気なんですけど……。さみしがり屋のところがありましたので、ぜひ、たまに、思い出してやってください。
 ちょうど、彼女が亡くなってから10年が経ちました。内輪の話ばかりで申し訳ない。今日はちょっと自分の話ばかりしてしまいました。それでは……1曲、聞いてください。川田が亡くなって、すぐくらいなんですけど、この曲が発売されまして、この曲を聴くと俺はいつも川田のことを思い出します。KOKIA「ありがとう」。
「自死は遺された周囲の人間にも大きな傷になる」
 もちろんオンエアは続くが、該当部分は、ここで終了となる。放送中から、例えばTwitter上では相当な話題になっていたようだ。一部のサイトは「川田 安住アナ」をホットワードと紹介した。いくつかのツイートを紹介させていただこう。
《安住アナが後輩で亡くなった川田アナへの後悔の念を語り出し、号泣するもんだから仕事中にもらい泣きしてしまったじゃないか。みんな癒えない傷を抱えて生きているし、あれだけ正直に心情を吐露することで救われる人もいるだろうと思った》
《いきなりトークが止まって、BGMが流れるだけだったから、?放送事故?ってなっていたら、安住アナの嗚咽と川田亜子アナのことを話し始めた。/もう10年か…。早いなぁ。》
《5月の終わりは 川田亜子アナのお話をいつもしてくれる 安住さん。亡くなって10年。ご遺族は今もお話ししてくれて嬉しいと思います。後輩アナだった田中アナとのエピソードの後の言葉が出なかった時にきっとこの話だと思いました(註:ハッシュタグ省略)》
《やっぱり自死は遺された周囲の人間にも大きな傷になるよね。今悩んでいる人には、どうか今一度考え直してほしい(註:同前)》
 この番組で、安住アナが嗚咽の声を漏らしたのは初めてではない。06年に番組ファンの視覚障害者から点字の投稿が届き、母親の点字訳を朗読するうちに涙で中断。中澤アナが代読する事態となったことがある。ファンならご存じだろうが、番組中は常にクール、というタイプでもない。
 川田アナが自殺した直後の08年6月にも、やはり安住アナは「日曜天国」のオープニングで涙声になりながら振り返った。川田アナは「日曜天国」にも出演して好評を呼んだという縁もあったことは大きい。しかしながら、この時はやはり冷静さの方が勝っていた。
 今回の放送でも、アナウンサーとしてしっかり構成を組み立てたのは事実だろう。「職場でのお菓子の分け方」の投稿からアナウンサーと煎餅の話につなげ、それを川田アナの話に持っていった。しかも、安東、田中、そして川田アナは全員、TBSを退職した人々だ。
 とはいえ、安住アナがここまで激しい感情を示したのは、やはり珍しいと言えるかもしれない。自分を示す一人称が「私」から「俺」になったり、「川田さん」が「川田」と呼び捨てにしたりしたことにも、揺れる心の内が垣間見える。
 それが10年という節目によるものなのか、最近の安住アナに動揺を生じさせるようなことがあったのか、それとも全く別の理由なのか――。「できれば教えてほしい」と願うリスナーも少なくないだろう。
 たとえ来年であっても、再び安住アナが川田アナを振りかえることがあれば、さらに注目を集めるのは間違いない。その時、我々は彼女のことを鮮明に思い出しているはずだ。週刊新潮WEB取材班

感想
あの時の一言が。
あの時、ああしておけば。
皆さん持たれていると思います。

今どうするかなのでしょう。
そしていつまでも忘れないことなのでしょう。
それを安住さんはされているように思いました。



「JALで学んだミスをふせぐ仕事術」小林宏之著 ”基本を忠実に行う!”

2018-05-28 02:25:00 | 本の紹介
・根性でミスは減らせない
 ヒューマンエラーは「精神論」や「根性論」で減らせるようなものではありません。これは合理的な工夫、地道なマネイジメントによって、限りなくゼロに近づける努力が必要なものです。

・当たり前のことを当たり前にやる
 航空業界で起きている最近の事故も同様、基本・確認事項ができていなかったことによるものが多くあります。その事例の1つとして、台湾で2015年2月に起きた飛行機事故があります。これは離陸直後、双発の旅客機のエンジンの片方が故障したものでしたが、飛行機はエンジンの1つが故障しても、もう1つのエンジンで安全に飛行して空港に着陸できるようになっています。ところがこのとき、機長、副操縦士は、どちらのエンジンが故障しているかという基本的な確認もせず、正常なエンジンを停止させてしまうというミスをして、墜落という最悪の事態に至ってしまいました。
 世界一流の方々も、決して特別なことをしているわけではありません。「当たり前のことを当たり前に、さりげなく実行している」という共通点があるのです。

・パイロットに向いていない人とは?
 パイロットの仕事は、派手なところは少なく、「確実な入力」と「モニタリング」という地道なコンピューター管理が重要になってきたというわけです。

・同じことの繰り返しこそがミスをふせぐ
 われわれは、毎回同じ項目を、愚直までにチェックし、これを繰り返し行うことで、ミスをふせぐ努力をしています。

・「1秒の間」がミスをふせぐ
 パソコンに大事なデータを入力するときは、あえて1秒の「間」を取る。そんなことを「ルール」にする。「これで本当にいいのか?」を考えてから入力、操作をするというしくみをつくることで、ミスを大きく減らすのです。

・事前のシミュレーションでミスをふせぐ
・イメージして仕事をする

・タイムマネイジメントは逆算する
 目的地の空港のスポットに入るのが夕方5時とすると、4時45分に着陸します。それを可能にするには、降下を開始するのが何時何分で、どこどこを通過するのが何時何分で・・・。と逆算しながら行動に移していくことになります。

・視界から不要なものを消す
 飛行機の離陸後3分と着陸前8分の合計11分間は「クリティカル・イレブンミニッツ(安全のマージンが少ない11分間)」と呼ばれ、飛行機の操縦で、もっとも大切な時間であると言われています。航空会社には、この11分を含む離着後の一定の時間は、フライトに直接関係ない会話は排除すると「いう「ステライル・コックピットルール」というものがあります。これはパイロットが集中力を発揮し、フライトに専念できるようにするためにマニュアル化されているもので、この間は会社も客室乗務員も、緊急時を除いてパイロットとは一切コンタクトを取らない決まりになっています。

・人はミスをするという前提に立つ
 リスクマネジメントの分野では、事故の70~80%にヒューマンファクターが関与しているとされています。さらにその約8割は、基本や確認行為からの逸脱によるものだということです。

・忘れ物チェックリストを玄関に貼る

・アナログな確認がミスやモレをふせぐ
 指差し確認、チェックリストに目を通す。機械的に実施するだけになっていないか?

・情報を集める時の3原則
1)アンテナ 情報を捉える感度
2)スクリーニング 集めた情報が目的の実現に役立つかどうかふるいにかけること
3)行動力 足で歩いてできるだけ一次情報に接し、集めた情報を活かして行動すること

・4つ目の目でミスをふせぐ
 「鳥の目」全体を俯瞰する
 「虫の目」細かいことを正確に見極める
 「魚の目」流れを読む目
 「心の目」何が一番重要なことかを識別する目

・自分の「目」と「耳」でチェックする

・仕事は全体像を理解する
 メンバーそれぞれが自分の役割を認識し、これを十分に把握することが大切です。ただし、自分だけでこれを簡潔させていては、確実な成果になりません。仕事の全体像を理解しながら、「その中における自分の役割は〇〇、あなたの役割は△△」と、メンバー同士が互いにそれを確かめ合うことにこそ、大きな意味があるのです。

・ミスを指摘されたら「ありがとう」口ぐせにする
・指摘してもらいやす雰囲気をつくる

・「確認会話」でミスをふせぐ
 上司に「A棟の右側にある設備を点検してください」と言われたとします。しかしあなたはA棟に向かって右なのか、A棟を背にして右なのかよくわかりません。そんなときは「A棟を背にして右側ですね」などと質問して確認する。

・確実なコミュニケーションのための「5つのC」
 Clear(明確に)
 Correct(正確に)
 Complete(安全な)
 Cncise(簡潔な)
 Confirm(確認する)
もっとも重要ななのがConfirmです。

・先人の暗黙知が最強の武器になる
先人の暗黙知を知ることが、ミスをふせぎ確実な仕事をするうえで武器になる方法の1つであると私は考えています。そこで私はこの課題を解決する1つの方法として、月に1回、仕事のマニュアルを読むことをすすめています。

・心身が整ってこそミスはふせげる(健康管理ができてこそいい仕事ができる)
身体的、精神的、社会的に健全でかつバランスが取れていることだと思います。

・急ぐときほど心を鎮める
 「遅れてはいけない」「なんとか遅れを取り戻そう」「急げ急げ」の時こそ、心を鎮める。「急がば回れ」の教訓を思い出し、心を鎮め、ストレスに打ち勝っていくことが必要です。

・積極的に「笑う」
・自分の失敗を披露する

・積極的に「好き」になる
 どんな仕事でも一生懸命打ち込んでいるうちに、必ず好きなところ、やりがいを感じるところが見えてきます。

・今の仕事を天職にする
 その仕事を好きになる。天職とは後からついてくるものなのです。

・羽田空港を世界一きれいに努めた新津春子さん(中国残留孤児の帰国者)
 清掃の仕事しかしごとがなかった。その仕事を一生懸命する。
 「仕事をしていても仕事をしていると思えないことかと思います」

・規則正しい生活を送る

・ウイッシュフル・ヒアリング
 こうなったらいいなという自分の思い込みがあると、その通りに耳に入るということがあるのです。
 1977年3月27日に起きたスペイン領カナリア諸島のテネリフェ空港の事故がそうです。KLMオランダ空港とパン・アメリカン航空のジャンボ機同士が衝突。乗客・乗員合わせて583人が犠牲になりました。
パイロットが「着陸許可が下りた」と勘違いしたために起きたと言われています。

・宮本武蔵が残した「五輪書」
 「神仏を尊び神仏に頼らず」

・心は鍛えられる
 訓練を毎日繰り返すことが大事です。
 「自分は未熟だ、だから努力が必要だ」「今の結果はすべて自分のせいだ。自分を守れるのは自分しかいない」これを自分に言い聞かせることで、リスク管理の心構えは自然と育っていくのではないでしょうか。

・ストレスをやる気に変える方法
 ものごとは考え方1つだと思っています。

・自分は運がいいと考える
 「だからよかった。ありがたい」「自分は運がいい!」

・決断に迷ったら「人に嫌われる」方を選択する
 1988年3月4日、羽田空港でカナディアンパシフィック・エアラインが濃霧のために滑走路で墜落し、乗員乗客72人の内64人が亡くなるという事故がありました。この日、その少し前にJAL機は羽田への着陸を諦め、福岡へ向かいました。機長が「濃霧のために目的地を変更します」とアナウンスを流したとき、機内では非難の声が上がったと言います。羽田に到着すると思ったら、福岡に行くというのですから当然です。そのせいで、東京での大事な予定が台無しになった人もたくさんいたでしょう。たとえどんな理由でも、当初の運行予定を変更すれば、乗客の失意や落胆、叱責を招くことはわかっています。それでもこの機長は、乗客から嫌われることを覚悟で、福岡へ向かうけつだんをしました。到着した福岡空港でカナダ機の事故が知らされると、乗客のこえはたちまち賞賛に変わりました。テレビや新聞などのマスコミも、こぞってカナダ機の事故を報道し、それと比較するようにJAL機の機長を英雄と褒め称えました。しかし、そんな賞賛や報道は結果論です。もしカナダ機が事故なく着陸していたら、JAL機の機長はさらなる非難を受けたはずです。「外国のパイロットはうまく着陸できたのに、地元日本のパイロットはダメだ」。そう言われたに違いありません。

・トラブルのときは満点を目指さない
 「生き残る」ことを優先する。

・「悲観的に準備」して「楽観的に対応」する
 「これだけ準備してきたんだから絶対に大丈夫」と楽観的にとらえ、最後まで決して諦めないことが重要です。

・危機を乗り越える「3C」
 「コントロール」
 「クルー・リソースマネイジメント(CRM)」
 「コミュニケーション」

・緊急時こそゆっくり話す
 永六輔さんからのアドバイス
 「客室乗務員はテレビのアナウンサー、機長は顔が見えないからラジオのアナウンサーだよ。そういうつもりで、安心感を与える話し方をしてください」

・比べるのは「昨日の自分」と「今日の自分」

・失敗を許す環境が事故や不祥事をふせぐ
 チャレンジして失敗した人がスケープごーどのように1人、責任を取らされたとしたら、ミスを隠蔽したり、チャレンジ精神が薄れるのは当たり前だと思います。

感想
ミスを防ぐにはこれをやれば大丈夫ということはないようです。
基本を忠実に行うことに尽きるようです。

よくメールで資料添付を忘れることがありますが、資料添付を行ってから文章を書くことをすると忘れることがかなり減ります。
ミスが少ない人は、チェックも含めてそれを行っている人なのでしょう。

加計学園がコメント発表 「誤った情報を与えた」 ”どのようにごまかすかを知恵を絞った結果”

2018-05-27 09:04:48 | 社会
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00000038-asahi-pol 5/26(土)

 学校法人「加計(かけ)学園」は26日、愛媛県今治市への獣医学部新設をめぐり、2015年2月に加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面会したと記した県の文書についてコメントを発表した。当時の担当者に記憶の範囲で確認したとし、「実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとの事でした」としている。

【写真】朝日新聞に届いた加計学園名のファクス

 県文書の記載を打ち消す内容で、28日の衆参両院予算委員会の集中審議で議論になりそうだ。

 県が21日、参院に提出した関連文書には、安倍首相が15年2月25日に加計氏と15分程度面会したという学園から県への報告内容が記されていた。首相が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたという記述もあった。

 学園は首相と同様、面会の事実を否定してきた。この日のコメントでは、県文書になぜ面会の記載があるのかを説明。当時は「獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探していた」とし、「構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば活路が見いだせるのではないかという考え」から担当者が面会に言及した、としている。

 今治市の菅(かん)良二市長も25日、市職員が学園から面会について聞いていたと明らかにした。学園は「不適切な発言が関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことについて、深くお詫(わ)び申し上げます」と記載。広報担当者は取材に対し、「質問には文書で応じるが、今日は答えられない」としている。
朝日新聞社

感想
安倍首相と側近、加計氏が一生懸命考えて、どの方法が良いかと一生懸命考えられたのでしょう。
そして生みだしたのが、加計学園のスタッフが言ったことが虚偽だったとのことにされたようです。
なぜ、その時に担当者が虚偽しなければならないのでしょう。
もし、虚偽なら、その担当者を処罰しなければなりません。
今治市の記録でも安倍首相と加計氏が会ったと言われています。

なぜ、隠す必要があるのでしょうか?
それは今までの答弁が虚偽になるからです。

昔からの友達で、何度も私的に会っている(ゴルフやバーベキューなど)のに、一言も獣医学部新設の話をされないこと自体不自然ですから。

虚偽をしてもそれを当たり前という社会はどうなのでしょう。
日大の内田元監督と井上コーチも同じです。
その前は栄コーチ。

人は間違えます。
大切なことは間違えた後の対応を間違えないことだと思います。