校長になることを選んだ鳴海涼介(櫻井翔)の生徒たちに贈った言葉はこうだ。
「試験で他人と比べることはしなくていい。
目指すは自己ベスト」
この言葉は全国模試などの試験を楽しくするんじゃないかな。
偏差値や順位や合否判断を気にしてしまうと、どうしても試験はつらくなる。
でも前回の自分の点数を少しでも越えることを目標にしたら、それを達成した時、喜びになる。
他人の歩く速度からは遅いかもしれないが、自分の前進を確認できること。
これが大切なんだと思う。
「今日の自分は5年後、10年後の自分に繋がっている。
だから今、できることをひとつでもふたつでもしよう」
これも正しいよな~。
今の自分が学んだことや経験したことが10年後の自分を形作る。
10年後の自分は今の自分の積み重ね。
では、好きなことや夢が見つからなかった時はどうするか?
話は逸れるが、漫画家でタレントの蛭子能収さんがこんなことを言っていた。
「夢が見つからなければお金を稼ぐことに時間を使おう」
僕はこれを聞いた時、なるほど、と思った。
財力も自分の実力のひとつ。
将来、夢が見つかった時、その稼いだお金を夢の実現のために使える。
夢も好きなことも見つからないと言って、日々を無為に過ごすのが一番つまらない。
「これから世の中はどんどん変わって来るだろうし、君たちの人生もいろいろなことが起こるかもしれません。
『これでいいのかな』『才能なんてないのかな』とか何度も不安が押し寄せて来るかもしれません。
でも、みんなに未来を見通す力なんてありません。
そもそも君たちが何かをするまで未来なんて存在しないんだ。
だから君たちができることはあがくことだけです。
不思議なもので、あがいて進んで行くと見えて来る景色があります。
やってみないと分からないことが山ほどある。
だから何でもやってみよう。
冒険してみよう」
あがくこと。
今回、島津先生(瀬戸康史)は真柴ちひろ先生(蒼井優)を食事に誘った。
断られることを承知で、あがいてみた。
すると、ちひろは必死にあがく島津の気持ちを理解してOKしてくれた。
島津が違った景色を見た瞬間だ。
ちひろも今までとは違った風景を見たくなったのかもしれない。
違った風景を見るために一歩を踏み出すこと、冒険してみること。
うん、確かにそうだよな~。
この作品のすごい所は、これらの言葉が生徒たちだけではなく、先生やすべての大人たちにも当てはまることを描いたことだ。
「人は何歳になっても成長できる」し、「あがき」続ける。
大人たちは子供たちより、ほんの少し〝先に生まれただけの存在〟であり、不安もあればあがくこともする。
そんなことを気づかせてくれた。
見事な学園ドラマでした。
鳴海校長のいる京明館高校はどんどん良い学校になっていくに違いない。
「試験で他人と比べることはしなくていい。
目指すは自己ベスト」
この言葉は全国模試などの試験を楽しくするんじゃないかな。
偏差値や順位や合否判断を気にしてしまうと、どうしても試験はつらくなる。
でも前回の自分の点数を少しでも越えることを目標にしたら、それを達成した時、喜びになる。
他人の歩く速度からは遅いかもしれないが、自分の前進を確認できること。
これが大切なんだと思う。
「今日の自分は5年後、10年後の自分に繋がっている。
だから今、できることをひとつでもふたつでもしよう」
これも正しいよな~。
今の自分が学んだことや経験したことが10年後の自分を形作る。
10年後の自分は今の自分の積み重ね。
では、好きなことや夢が見つからなかった時はどうするか?
話は逸れるが、漫画家でタレントの蛭子能収さんがこんなことを言っていた。
「夢が見つからなければお金を稼ぐことに時間を使おう」
僕はこれを聞いた時、なるほど、と思った。
財力も自分の実力のひとつ。
将来、夢が見つかった時、その稼いだお金を夢の実現のために使える。
夢も好きなことも見つからないと言って、日々を無為に過ごすのが一番つまらない。
「これから世の中はどんどん変わって来るだろうし、君たちの人生もいろいろなことが起こるかもしれません。
『これでいいのかな』『才能なんてないのかな』とか何度も不安が押し寄せて来るかもしれません。
でも、みんなに未来を見通す力なんてありません。
そもそも君たちが何かをするまで未来なんて存在しないんだ。
だから君たちができることはあがくことだけです。
不思議なもので、あがいて進んで行くと見えて来る景色があります。
やってみないと分からないことが山ほどある。
だから何でもやってみよう。
冒険してみよう」
あがくこと。
今回、島津先生(瀬戸康史)は真柴ちひろ先生(蒼井優)を食事に誘った。
断られることを承知で、あがいてみた。
すると、ちひろは必死にあがく島津の気持ちを理解してOKしてくれた。
島津が違った景色を見た瞬間だ。
ちひろも今までとは違った風景を見たくなったのかもしれない。
違った風景を見るために一歩を踏み出すこと、冒険してみること。
うん、確かにそうだよな~。
この作品のすごい所は、これらの言葉が生徒たちだけではなく、先生やすべての大人たちにも当てはまることを描いたことだ。
「人は何歳になっても成長できる」し、「あがき」続ける。
大人たちは子供たちより、ほんの少し〝先に生まれただけの存在〟であり、不安もあればあがくこともする。
そんなことを気づかせてくれた。
見事な学園ドラマでした。
鳴海校長のいる京明館高校はどんどん良い学校になっていくに違いない。