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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

成田悠輔、キリンのCMから降板!~「ネトウヨ」よりヤバい「ネオリベラリスト」の思想

2024年03月13日 | 事件・出来事
 テレビによく出演している経済学者の成田悠輔氏。
 過去の発言が問題になって、飲料メーカー・キリンのCMキャラクターから外された。
 良きことである。

 その問題となった成田悠輔発言だが、書くのもおぞましい。

『老人は集団自決すべき』

 成田氏はこれを
『高齢者は現場から勇退すべき』
『若い人に早く地位を譲るべき』
 という比喩で使ったと弁明しているようだが、本当か?

 一方で、次のような意味でも使っているようだが……。
『安楽死の推進と老人の医療費の削減』
 おそらく、こちらが成田氏の本音じゃないのか?

 つまりネオリベ、新自由主義の発想。

 ていうか、たとえ比喩でもこんなことを口にしたらダメなんだよ!
 この言葉がどんどん一人歩きして、
「そうなんだ」「そのとおりだ」と考えるやつが必ず出て来る。

 そう言えば『プラン75』という映画があった。
 75歳で死を選ぶと、国から遺族にお金がもらえるという話。
 倍賞千恵子さんが演じる主人公は『プラン75』を選ぶかどうか迷う。
 この『プラン75』の世界がもうすぐやって来そうだ。

 自称・保守の人は成田悠輔を当然、否定するよね?
「年配者を大事にして敬う」のが保守の姿勢だ。
「老人が困っていたら手をさしのべる」のが保守だ。
「保守」と「新自由主義」を混同してはいけない。

 成田悠輔と同じような発想をしているのが、
・メンタリストDAIGO
・箕輪厚介
・ホリエモン
 そして竹中平蔵     あたりか?

 僕は彼らを門田隆将や一色正春のような自称・愛国者よりヤバいと思っている。
 門田氏や一色氏はマイナーな「ネトウヨ界隈」の人だ。
 安倍晋三氏がいなくなって、その勢いは落ちて来た。
 ところが、「ネオリベ言論人」は今回キリンのCMに起用されたように、メジャーに出て来る。
 テレビに出演して彼らの言動が垂れ流される。
 特には成田悠輔はテレビによく出ていたから、今回のことでヤバさが明らかになってよかった。

 それにしても嫌な社会になったな……。
 余裕のない社会になったな……。

 最後に言っておくが、対立軸は「老人と若者」「右と左」ではない。
「上と下」
「上級国民と一般国民」だ。

「老人と若者」「右と左」が争って、ほくそ笑んでいるのは「上の人間」だ。

コメント (6)
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