平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

正論の人・石破茂は現実に屈服した……。

2024年10月02日 | 事件・出来事
 どうした石破茂!?
 15日に衆議院を解散して27日に投開票。
 総裁選では、
「国民に十分な判断材料を提供してから解散総選挙をおこなう」
 と言っていたのにね……。
 おそらく15日までにおこなわれるのは「党首討論」。
 他に代表質問もあるが、これは討論ではなく一方通行でのやりとり。
 これで国民に「十分な判断材料」に提供できるのかね?
 予算委員会をやるべきではないか?

 以上のことは多くの人が語っているので、これ以上はツッコまないが、石破さん、ガッカリだ。
 内容のある国会議論を期待していたのに。
 自分の言葉に誠実な人だと思っていたのに。
 要は野党の態勢が整わないうちに選挙をおこなって、被害少なく勝とうということだろう。
 自分の言葉より党の論理を優先した。
 党の意見に押し流された。

 次の注目点としては──
・裏金議員を公認するか?
・統一教会関係議員を公認するか?

 たぶん公認するだろうなぁ……。
 公認しないという豪腕をふるったらすごいけど、やらないだろうなぁ……。

 でも小泉純一郎はやった。
「郵政民営化に反対する議員」は公認せず、刺客を立てた。
 これを国民は支持した。
 小泉純一郎の後ろ盾は「自民党の上層部」ではなく「国民」だった。
 石破氏は逆なんだよなぁ……。
 後ろ盾として石破茂が選んだのは「国民」ではなく「自民党の上層部」。
 情けない……。
 岸田文雄、菅義偉、森山裕の傀儡政権になりそう。
 自民党内の政権交代として期待した分、国民の失望は大きいだろう。

 石破茂は「正論」の人だった。
 その正論は権力の外にいる時は一定の輝きを放っていたが、
 いざ権力の中に入ると、「現実」や「しがらみ」に押し流された。
 正論は現実の前には弱いんだよなぁ……。
 理想は現実に屈してしまうんだよなぁ……。
 今回それをまざまざと見せつけられた。
 石破茂がこんなに脆いと思わなかった。

 さて次は野党のターンになるが、果たして?


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1 コメント

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日本共産党、れいわ新選組は躍進 (半沢)
2024-10-02 18:58:25
コウジさん今晩は
ま、石破茂も変わり種がしないのでしょうね
今のうちに総選挙をやってしまおうと言う姑息ぶり
公約違反の甚だしい事
国民も自民に入れてしまうのかな?
駄目だこりゃって感じです

日本共産党は独自路線を貫くだけですから
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