しらくもの こなたかなたに たちわかれ こころをぬさと くだくたびかな
白雲の こなたかなたに たちわかれ 心をぬさと くだく旅かな
良岑秀崇
白雲のこちら側と向こう側に別れることとなって、心を幣として砕く旅路であることよ。
こちらも雲に隔てられるほどの遠隔地への旅立ちによる別れの歌。
作者の良岑秀崇(よしみね の ひでおか)平安時代前期の貴族にして歌人。古今和歌集への入集はこの一首だけですが勅撰集全体を見ても他に入集歌は見られないようです。
しらくもの こなたかなたに たちわかれ こころをぬさと くだくたびかな
白雲の こなたかなたに たちわかれ 心をぬさと くだく旅かな
良岑秀崇
白雲のこちら側と向こう側に別れることとなって、心を幣として砕く旅路であることよ。
こちらも雲に隔てられるほどの遠隔地への旅立ちによる別れの歌。
作者の良岑秀崇(よしみね の ひでおか)平安時代前期の貴族にして歌人。古今和歌集への入集はこの一首だけですが勅撰集全体を見ても他に入集歌は見られないようです。