あかずして わかるるなみだ たきにそふ みづまさるとや しもはみるらむ
あかずして 別るる涙 滝にそふ 水まさるとや 下は見るらむ
兼芸法師
まだ飽き足らないのに別れる悲しさで流れる涙が滝の水に加わる。下流では、滝の水が増えたと思うのであろうか。
作者の兼芸法師(けんげいほふし)は、9世紀後半を生きた人物のようですが詳細はわかっていません。古今集には三首入集しています。
あかずして わかるるなみだ たきにそふ みづまさるとや しもはみるらむ
あかずして 別るる涙 滝にそふ 水まさるとや 下は見るらむ
兼芸法師
まだ飽き足らないのに別れる悲しさで流れる涙が滝の水に加わる。下流では、滝の水が増えたと思うのであろうか。
作者の兼芸法師(けんげいほふし)は、9世紀後半を生きた人物のようですが詳細はわかっていません。古今集には三首入集しています。