ももくさの はなのひもとく あきののに おもひたはれむ ひとなとがめそ
ももくさの 花のひもとく 秋の野に 思ひたはれむ 人なとがめそ
よみ人知らず
たくさんの種類の花が咲く秋の野で、衣服の紐を解いて戯れようと思う。人よ、それを咎めてくれるな。
「ひもとく」には、つぼみが開き花が咲くという意味と、文字通り衣服の紐を解く(=男女が共寝をする)という意味の両方があり、この歌ではその両方の意味を掛けて少々艶っぽい情景を詠んでいるのでしょう。古今集には、こんな歌もあるのですね。
ももくさの はなのひもとく あきののに おもひたはれむ ひとなとがめそ
ももくさの 花のひもとく 秋の野に 思ひたはれむ 人なとがめそ
よみ人知らず
たくさんの種類の花が咲く秋の野で、衣服の紐を解いて戯れようと思う。人よ、それを咎めてくれるな。
「ひもとく」には、つぼみが開き花が咲くという意味と、文字通り衣服の紐を解く(=男女が共寝をする)という意味の両方があり、この歌ではその両方の意味を掛けて少々艶っぽい情景を詠んでいるのでしょう。古今集には、こんな歌もあるのですね。