漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

古今和歌集 0166

2020-04-13 19:54:08 | 古今和歌集

なつのよは まだよひながら あけぬるを くものいづこに つきやどるらむ

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ

 

清原深養父

 

 夏の夜は、まだ宵の口だと思っているうちにもう明けてしまう。月は一体、雲のどのあたりに宿を取っているのだろうか。

 同じく夏夜の短さを詠んだ 0156 ですでにご紹介した歌。百人一首にも採られ、大変良く知られた名歌ですね。



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