はつせがは ふるかはのへに ふたもとあるすぎ
としをへて またもあひみむ ふたもとあるすぎ
初瀬川 布留川の辺に 二本ある杉
年をへて またもあひ見む 二本ある杉
よみ人知らず
初瀬川と布留川とが合流するあたりに立っている二本の杉の木。あの二本の杉のように、年が経ったらまた会いましょう。
二本の川と二本の杉、本来別々のものが合わさっている地を、遠く離れる二人(おそらくは愛しく思い合っている異性でしょう)の再会を期する象徴ととらえての詠歌ですね。
はつせがは ふるかはのへに ふたもとあるすぎ
としをへて またもあひみむ ふたもとあるすぎ
初瀬川 布留川の辺に 二本ある杉
年をへて またもあひ見む 二本ある杉
よみ人知らず
初瀬川と布留川とが合流するあたりに立っている二本の杉の木。あの二本の杉のように、年が経ったらまた会いましょう。
二本の川と二本の杉、本来別々のものが合わさっている地を、遠く離れる二人(おそらくは愛しく思い合っている異性でしょう)の再会を期する象徴ととらえての詠歌ですね。