先日完成したばかりの竹竿ですが、今週2度目のカワハギ釣行で、継ぎ目部分の印籠芯が折れてしまいました。
気付いたのは沖上がりの時で、片付けようとラインを抜いてリールを外し、竿の継ぎ目を外そうとふと見ると、継ぎ目の角度が何だか少し変です。嫌な予感がしてそっと印籠継ぎを抜いてみると、芯の真ん中辺りが折れ掛かっています。
恐らく根掛かりを魚と勘違いして竿をあおった時に折れてしまったのでしょう。この部分は細い矢竹を削っているのですが、その矢竹の元の太さが太すぎて、結果的には削りすぎて肉が薄くなってしまったためだと思います。
この印籠芯は、穂持ち部分に3cmほど埋め込んで接着していますが、和竿作りのどの本を見てもここはエポキシではなく木工ボンドで接着するように書かれています。恐らく、補修の必要が出た時に取り外すことが出来るようにだと思われますが、今度の休みに工房に電話して、この辺りのことを聞いてみようと思っています。
もしこの折れた印籠芯を取り外すことが出来たら、の話ですが、今度はここに矢竹ではなくグラファイトのソリッドを使ってみようかと思っています。watariさんが丸節竹の継ぎ目に使っておられましたし、強度的には中空の矢竹よりもずっと安心感があると思うからです。
この竿の使い心地は上々なので、何とか直してあげたいと思っています。経過はまたアップします。
でも、木工用ボンドならば、なんとか引き抜けるかもしれませんね。
カーボンソリッドはしっかりしているうえに軽いから
印籠の素材としては良いと思いますよ。
ただ太いソリッド材がなかなか見当たらないので
その入手性だけが問題でしょうか。
5mm程度やロッドとしての素材であれば釣具屋さんでもあるのですが。
ところで21日月曜の朝にやっていた『魚vs釣り名人』はご覧になりましたか?
カワハギの水中映像がありましたが、さすがNHK。
驚くほど鮮明な映像で、カワハギ釣りの難しさが垣間見えました(笑)
確かに釣具店で売っているソリッドってもっと細いですよね。
ちょっと専門家に当たらないといけないかも知れません。
カワハギの水中映像、見ましたよ。実はあれは再放送で、
初回の放送の時からしっかり録画してました。
あのイメージがしっかりあるのに、うまくハリに掛けられないんですよね(笑)
しかしそれだけに、掛けた時の快感がたまらんのです。
今年はちょっとハマってやろうと思っています。