ブレントヘヴンという名前をご存じでしょうか?
アメリカのバッグメーカーですが、写真の鞄はちょうど今から10年前に買ったものです。(モデル名は確か TopLoad だったと思います。)毎日の通勤は元より、国内・海外いずれの出張にもほぼ毎回使ってきました。元々はパソコン用のバッグで、底や外側にクッションが入っています。パソコンを入れるスリーブがまた別に付いているのですが、嵩張るので殆ど使ったことはありませんでした。
素材はバリスティックナイロンで、今でこそこの素材を使った鞄は巷に溢れていますが、私がこの鞄を買った当時はまだこのブレントヘヴンとTUMI(トゥミ)くらしかありませんでした。しかし当時も今も、私はTUMIのあの角ばったデザインと、異様に高い値段設定が納得出来ず(買えない者の僻みとも言う・・・)、色々探した結果ようやく見つけたのがこのブレントヘヴンでした。
パソコン用に作られているだけあって、両側面に色々な大きさや形のポケットが付いています。
こうした細かいポケットは今のビジネスバッグには当たり前のように付いていますが、当時はまだ珍しかったような気がします。海外出張に行く時は、これとは別にピギーバッグ(キャスター付きの、いわゆる「ゴロゴロ」)を持って行くことが多かったですが、それでもすぐに取り出したい小物類や、お客のところに持って行く書類など、纏めて手元に置いておきたいものがあります。そういうものざっくりと入れておくには、この鞄は本当に重宝しました。
因みにこの鞄には Made in U.S.A.のタグが付いています。
もともとはザックを作っていたメーカーらしく、一番傷みやすい鞄の外周部分は、全て縫い目が内側に隠されています。10年間、ほぼ毎日使い倒しましたが、生地や縫い目の傷みやほつれは全くありません。但し、持ち手の部分だけは別で、ご覧の通り、自慢のエルゴグリップの端っこが破けてきました。
初めはあまり気にしていなかったのですが、時折電車の中でこの持ち手に人の視線が行くことがあって、ちょうど10年使ったことだし、そろそろ新調してもいいかなと思うようになりました。よく見るとファスナーのところも色が剥げて、使い込んだ感がたっぷり。
ということで、新しいのを買いました。
・・・と、簡単に言っていますが、実は同じブレントヘヴンを買うつもりで売っているところを探したところ、どうやら私が10年前に買った時に代理店をやっていた会社が既にこのブレントヘヴンの取り扱いをやめているようです。仕方がないのでアメリカのBrenthavenに直接「日本の代理店か販売店を教えて」と聞いたのですが、「Sorry, 日本には扱っている店はない。直接Orderされたし」という返事。まぁ、ブランクの通販と同じですから、サクッと注文書をメールで送ってから5日目、FedExで無事に届きました。
モデル名はTriload。本体の値段が89.95ドル、FedExの送料が45ドル、合計で円換算すると12,386円也。10年前に買った時には3万円以上したのですが、この新しい鞄は、タグにしっかりと Made in China の文字。これも時代の流れでしょうか・・・。
さて、そうは言うものの、作りはさすがにBrenthavenの伝統が活きています。この部分は恐らくケーブルやACアダプターを収納するためのものでしょうが、折りたたみ傘を入れるのにぴったり。前面の細かい仕切りやポケットも相変わらず健在です。
中央部分はパソコンを入れるようになっていて、上面以外の5面は分厚いクッションが入っています。
サイズ的にはA4がゆっくり入る大きさなので、普段パソコンを持ち歩かない私には、出張の際の恰好の書類入れになりそうです。
一番外側は少しマチが付いたスペースで、ここにも書類を入れられるようになっています。
ロゴも相変わらず控え目ですが、ちょっとカラフルに。
届いてから早速使っていますが、今度の新しい方が全体の厚みが少し薄くなりましたし、普段の通勤では財布と携帯と本と折りたたみ傘くらいしか入れない私には、ちょうど良い軽さです。表側のポケットも前よりも浅くなって使いやすくなりましたし、またまた長く使えそうです。
私の通勤バッグはOSPREYのelroyってメッセンジャーバッグです♪
中身はルアーとリールとマタギ・富士のカタログに
山の地図、コンパス etc...
まぁ、皆さんと変わり有りませんよ♪
色々と素材を探してみたりしたのですが、結局諦めました。
watariさんに相談すべきだったかも
メッセンジャーバッグって、機能として特化していて、
使いやすそうですね。私が陸っぱりの釣りをやるなら
絶対に買うと思います。
さすがにこれ持ってスーツ着て会社には行けないけど
それを真似しようと思ったのですが、これが職人さんの
特注らしくて私にはハードル高すぎてやめました。
でも、いつか・・・と心に秘めております(笑)
で、カバンの持ち手ですけど、使いやすいように直すってのは
それほど難しくないとは思いますが、他人が見て
おかしくないような見た目にする、ってのは
私のような素人では難しい。。。
革細工もやってみるとなかなか面白いですよ(笑)
このブレントヘブンは、持ち手のところを含めて縫い目が殆ど全て外に出ておらず、
多分、縫う順番とかが相当複雑なんだと思うのです。
10年間使い倒したので、お疲れさんといって供養してあげようと思います。
革細工は、間違いなく近いうちにやってみたいハンドメイドのひとつです。
最初は多分ブックカバーで、その次にコースター、ゆくゆくは名刺入れか小銭入れ。
その時は師匠と呼ばせて頂きます
上記の鞄を14年使ってきている者です。
そろそろ、買い替えを・・・・と思って検索していたところこちらのページにたどりつきました。
新型のブレントヘブンに関心があって買い替えと思っているのですが、やはり中国製になってしまったんですね・・・
今関心あるカバンは日本円で2万6千円位のプライスだったので安いな?とは思っていたのですが、
クオリティは以前を変わらない感じなんでしょうか?
近くにTUMIのアウトレットがあってそちらとの比較しているのですが、個人的にはデザインでブレントヘブンに分があり悩んでます。日本で現在実物見れないのが辛い所ですね。
新しいこちらの鞄使った以前のと比較で感想を教えて頂ければ幸いです。
ほぼ同じ頃に買われた訳ですね。素晴らしい!
私も持ち手の部分があまりにもみすぼらしくなった
ことを除けば、全く不満はなかったのですが、
いま思えば修理の相談をすべきだったかなぁと
少し後悔しています。
新しい Broadmore については、もう一つの記事で
続きを書きます。
失敗した2代目のちゃちいジッパーを触ると、
TopLoadの大きめのジッパーがいかに使いやすいか
再認識しました。
私もそこそこ物持ちは良いつもりですが、
使い込みの美学という点では全く同感です。