バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)第104回定期演奏会。
今日は15時開演のマティネ。メインはト長調(BWV 236)とト短調(BWV 235)のミサ曲。バッハのミサ曲と言えばロ短調ミサ(BWV 232)しか聴いたことがなかったので、こうした小規模のミサ曲はとても新鮮。
その前のオルガン前奏は、いつも通り読み応えのあるプログラムの解説に没頭しているうちにいきなり始まったのだが、最初の和音が鳴り響いて吃驚仰天、目下ピアノで練習中の「幻想曲とフーガ ト短調(BWV 542)」。前半の幻想曲は、パイプオルガンの重層的な和音があってこそ。それはまさに天啓、天から降ってくる響きを間近に感じた幸せな時間。
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