Daniel Keyes の Flowers for Algernon 読了。
かなり前から知ってはいたが、これまで何となく手がのびなかった本。
SFなのだが、どちらかというとサスペンスとかスリラーに近い。これが今から50年も前に書かれたとは驚き。
行き帰りの電車のなかで読みながら、何度となく圧倒されては卒倒するかと思った(マジで)。そのくらい強烈。
この本の恐ろしさは、以前読んだゴールディングの『蠅の王』に匹敵する。圧巻。
Daniel Keyes,
Flowers for Algernon
(Mariner Books)
もし予め“欠陥”を知っていたら、果たしてチャーリイは手術を受けたかなぁ。。。
受けただろうな、きっと。。。
深いな、これは。。。
あまりにも生々しくてねぇ・・・
空想的なSFと括るにはあまりにも強烈。
50年も前にこういうテーマで書かれたという点
については、ただただ敬服するしかないね。