Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

ダニエル・キイス/Flowers for Algernon (邦題 『アルジャーノンに花束を』)

2016年04月28日 | 

Daniel Keyes の Flowers for Algernon 読了。

かなり前から知ってはいたが、これまで何となく手がのびなかった本。

SFなのだが、どちらかというとサスペンスとかスリラーに近い。これが今から50年も前に書かれたとは驚き。

行き帰りの電車のなかで読みながら、何度となく圧倒されては卒倒するかと思った(マジで)。そのくらい強烈。

この本の恐ろしさは、以前読んだゴールディングの『蠅の王』に匹敵する。圧巻。

Daniel Keyes,
Flowers for Algernon
(Mariner Books)

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2 コメント

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こ、これは、、、 (かっしー)
2016-05-01 10:22:42
wikiであらすじ見てみたけど、なんともやるせないストーリーだねぇ

もし予め“欠陥”を知っていたら、果たしてチャーリイは手術を受けたかなぁ。。。
受けただろうな、きっと。。。

深いな、これは。。。
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かっしーさん (魚花)
2016-05-01 10:59:28
文学作品としては名作だと思うんだけど、
あまりにも生々しくてねぇ・・・

空想的なSFと括るにはあまりにも強烈。

50年も前にこういうテーマで書かれたという点
については、ただただ敬服するしかないね。
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