1/4ピースを仕上げに掛かっています。
ガイドラップが終わってコーティングを都合3回行ったのですが、ちょっと失敗してしまいました。具体的には上の写真で、ティップから2番目のLSGのところが、コーティングがダマになってしまい、いびつな仕上がりになってしまいました。
このいびつな段差の原因は、2回目のコーティングの際にトップから順に作業をし、一番最後(バット側の4個目と端面の部分)まで行ってまた2番目のガイドに戻った時に少し塗り足したところがあって、そこだけ硬化の度合いが変わってしまっていたことから、乾いた後いびつな樽型が出来てしまったことによります。3回目を塗る時に何とか修復しようとしたのですが、結局そこは金平糖と同じ原理で、尖ったところは尖って、凹んだところは凹んだままで仕上がってしまいました。失敗です
因みにうまく行かなかったのはこの1箇所だけで、他は何とか綺麗に仕上がっています。
こういう場合、まずペーパーを掛けて段差を均すことを考えます。ペーパーを掛けた跡が白く残りますが、その上からコーティングをすると綺麗に透明になりますので、それが一番綺麗で手っ取り早い方法です。今回もそうしようと思い、前後のブランクを傷つけないようにマスキングテープを巻いたところが冒頭の写真です。
ところがいざペーパーを掛けてみると、スレッドの巻き初めと巻き終わりの段差の部分でコーティングが薄くなっているところが削れ、下のスレッドを傷めてしまいました。またまた失敗です
こうなるともう巻き直すしかありません。ドライヤーで表面を温め、スレッドの足の上にあたる部分にカッターで切り込みを入れ、スレッドとコーティングを剥がしました。ブランクに残った跡は定規の背で擦れば綺麗になります。
サクッと巻き直し。
そう言えば先日ご質問があったので、この途中で2巻きメタリックを入れるやり方について、ちょっとだけ写真を撮ってみました。
スレッドは右から左に巻いています。まず、メタリックを長さ20cmほど切り、メインの赤のスレッドの下をくぐらせるようにして挟み込みます。
次に、手前に見えている赤とメタリックをそのままの位置関係で2本纏めて持って、そのまま2周巻きます。
メタリックの端をメインの赤の下をくぐらせて、上からメインのスレッドで押さえるように巻いてきます。そして、適当なところでメタリックを切れば完成です。他にもやり方はあるのかも知れませんが、私はずっとこのやり方でやっています。
さて、巻き直した1箇所をコーティングしなければなりませんが、ここは先に2/4ピースのガイドを巻いてしまって、それと一緒にコーティングしようと思います。あぁそれから、1/4ピースのお尻のところも(これも趣味の問題ですが)綺麗な樽型に仕上がりました。
2/4ピースのガイドは里帰りしたロッドから再利用します。これからガイド(3個)をバラし、夜までにガイドラップを終わらせる予定です。少しお天気がよくありませんが、出来れば今晩1回目のコーティングまで行きたいと思っています。
メインのスレッドは透けないヤツを使う必要がありますね。
でも、実際やるとなると上手く出来るかなぁ…。(汗)
練習しないと…。
メタリック2のメイン1となって、また表情が変わります。
キモはメインを引っ張ったままやることで、
初めはちょっと慣れが必要かもしれません。
頑張ってやってみて下さいね
すぐにスレッドに到達して「あ”っ」
という感じになります
今回も見事に失敗してしまいました・・・