この連休、京都に行ってきた。お天気に恵まれ、つまりは日中の暑さには閉口したが、朝夕のひんやりした空気は秋のそれ。例によって食べ物のお話しかありませんがお許しを・・・
今回の宿は四条河原町。夜中まで騒々しいのは玉に瑕だが、どこに出るにも戻るにもさすがに便利。
着いてすぐ、ダメ元で三条「六曜社」の地下を覗くと運よく席にありつけた。学生の時、初めて角ハイを飲んだのはこの地下のカウンターだった気がする。
晩御飯は「Orto(オルト)」。相変わらずの人気店で、二階のテーブル席は私たち以外、全て海外からの方。
始まりは黒にんにくを練り込んだクッキーから。暗くて(黒くて)分かりづらいですが、オレオではありません、オルトです。
バターナッツカボチャの温かいスープ。カカオのチュイールを崩して落とすと、秋刀魚の身と、ワタで取った出汁によく合う。(器は信楽かなぁ・・・聞き忘れた)
鱧のフリット。身に味が付いているのは、先にヨーグルトでマリネしてあるからですって。下に見えるのは万願寺とうがらしのソース。
店名の由来、菜園という名のサラダ&お花盛り。生の野菜だけでなく、火を入れたり味をつけたり。全体をまとめるのは、茄子とバジリコのソース。
パスタは柚子胡椒を練り込んだフェットチーネ。鮎の身は炙って、冬瓜は煮て。
メインの1品目は鰆。落花生のソースと、上にはこんがり炙った舞茸。
2品目は、広島県三次市の霧里(きりり)ポーク。手前の白いソースは林檎と山葵、奥はシルクスイートのグラタン。
小休止、甘酒のアイス。メロンに、赤く見えるのはルイボスティーのソース。
デザート。洋梨のコンポートの上に、アーモンドのジェラート。
エスプレッソと紅茶で寛ぐ。
ホテルに戻って一服。「オルト」でお土産にいただいた玉露のメレンゲと、日中にウロウロしていて発見した「グランバーニュ」の焼菓子。
(その2に続く)
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