四条通沿いの「寛永堂」を出たのが8時半。
お茶しながら明日はどこからまわろうか話していた時、
「どこかで青蓮院に行きたいんだよねぇ」
「そう言えば、青蓮院も特別拝観やってるらしいよ」
調べてみると、やっているのは夜(18:00~22:00、21:30受付終了)で、庭や木々がライトアップされているとのこと。時間もちょうど良いので、そのままタクシーで岡崎へ。
青不動(青不動明王図)で有名な青蓮院は昔からその庭園が大好きで、カミさんと一緒に何度来たか分からない。入口の大木も、門も行燈も全部昔のまま。
庭がライトアップされているとはどういうことかと順路を進み、庭の横の桟敷に座って見ていると、青色のライトがゆっくり灯り、またゆっくり消えるというのを繰り返している。
神秘的と言えば神秘的だが、何だか安っぽい気もする。うーん・・・(あくまでも個人的な趣味の問題)
やはり庭は昼間見る方がいいなぁと話しながら、庭園のなかをぐるりとまわる。
やはり紅葉はまだ少し先。
はっと息をのんだのはこの竹林。
不意に目に入ると余計に美しく感じるから不思議。
こうして夜は夜で美しい青蓮院を後にし、東山通に出て地下鉄へ。
私たちが京都に居た頃、この三条通は京阪電車の路面電車が走っていたが、今は広くて平坦な道ばかり。
地下鉄に1駅だけ乗って三条京阪で下車。行きたいところは既に決まっているのだが、気付くと何となくまた小腹がすいている。
以前この辺りはかなりごちゃごちゃしていた記憶しかないのだが、今は「KYOUEN」という名の洒落た空間になっている。
ぐるりとひとまわりし、入ったのは「芋処CHAIMON」。芋を使ったスイーツと色々なお茶の店。
時間的に少し冷えてきたこともあり、温かいお茶が嬉しい。これは私が飲んだ黒豆茶。
お茶請けが芋けんぴとはまた素晴らしい。
土曜日の夜でまだ時間が早かったせいか他にお客はおらず、ゆっくりのんびりお茶を楽しむ。
さて。
この日の最後になぜ三条に来たかと言うと・・・
三条大橋のたもとにある餃子の「(みんみん)」。王将の餃子が皮が厚いのに対し、このの餃子は皮がとても薄く、なかの具もしっとりふんわり。
しかも、ビールはサッポロの黒ラベル。
久しぶりのは、何年たっても相変わらず清潔感があり(と言っても中華料理屋さんなのでそれなりに油っぽいが)お店のなかも外も賑やかで、とても懐かしい。
その余韻と満足感に浸りながら、この日はこれでホテルに帰還。
<その3へ続く>
不動さんについては同感です。
餃子だけとは考えられません。
で、メインと仕上げは?
その3を楽しみにしています。
ひょとして、若冲か等伯だつたりして
文泉
は、既にこの時相当お腹がいっぱいだったことと、
急に冷えてきたこともあって、餃子1枚とビール1本、
滞在時間15分程で出てきました。
その3以降も、食べ物ばかりでお恥ずかし・・・