Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

京都逍遥 (その2)

2013年11月07日 | 

四条通沿いの「寛永堂」を出たのが8時半。

お茶しながら明日はどこからまわろうか話していた時、

「どこかで青蓮院に行きたいんだよねぇ」

「そう言えば、青蓮院も特別拝観やってるらしいよ」

調べてみると、やっているのは夜(18:00~22:00、21:30受付終了)で、庭や木々がライトアップされているとのこと。時間もちょうど良いので、そのままタクシーで岡崎へ。

青不動(青不動明王図)で有名な青蓮院は昔からその庭園が大好きで、カミさんと一緒に何度来たか分からない。入口の大木も、門も行燈も全部昔のまま。

庭がライトアップされているとはどういうことかと順路を進み、庭の横の桟敷に座って見ていると、青色のライトがゆっくり灯り、またゆっくり消えるというのを繰り返している。



神秘的と言えば神秘的だが、何だか安っぽい気もする。うーん・・・(あくまでも個人的な趣味の問題)

やはり庭は昼間見る方がいいなぁと話しながら、庭園のなかをぐるりとまわる。



やはり紅葉はまだ少し先。





はっと息をのんだのはこの竹林。





不意に目に入ると余計に美しく感じるから不思議。

こうして夜は夜で美しい青蓮院を後にし、東山通に出て地下鉄へ。

                    

私たちが京都に居た頃、この三条通は京阪電車の路面電車が走っていたが、今は広くて平坦な道ばかり。

地下鉄に1駅だけ乗って三条京阪で下車。行きたいところは既に決まっているのだが、気付くと何となくまた小腹がすいている。

以前この辺りはかなりごちゃごちゃしていた記憶しかないのだが、今は「KYOUEN」という名の洒落た空間になっている。

ぐるりとひとまわりし、入ったのは「芋処CHAIMON」。芋を使ったスイーツと色々なお茶の店。





時間的に少し冷えてきたこともあり、温かいお茶が嬉しい。これは私が飲んだ黒豆茶。



お茶請けが芋けんぴとはまた素晴らしい。



土曜日の夜でまだ時間が早かったせいか他にお客はおらず、ゆっくりのんびりお茶を楽しむ。

                    

さて。

この日の最後になぜ三条に来たかと言うと・・・



三条大橋のたもとにある餃子の「(みんみん)」。王将の餃子が皮が厚いのに対し、このの餃子は皮がとても薄く、なかの具もしっとりふんわり。



しかも、ビールはサッポロの黒ラベル。



久しぶりのは、何年たっても相変わらず清潔感があり(と言っても中華料理屋さんなのでそれなりに油っぽいが)お店のなかも外も賑やかで、とても懐かしい。

その余韻と満足感に浸りながら、この日はこれでホテルに帰還。

<その3へ続く>

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2 コメント

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餃子? (文泉)
2013-11-08 18:06:48
魚花さん

不動さんについては同感です。

餃子だけとは考えられません。
で、メインと仕上げは?

その3を楽しみにしています。
ひょとして、若冲か等伯だつたりして

文泉
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文泉堂さん (魚花)
2013-11-08 21:50:54
青蓮院は、今度行く時は昼間にします(笑)

は、既にこの時相当お腹がいっぱいだったことと、
急に冷えてきたこともあって、餃子1枚とビール1本、
滞在時間15分程で出てきました。

その3以降も、食べ物ばかりでお恥ずかし・・・
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