Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

構想:管釣り用グラファイト・ソリッド

2008年02月24日 | ロッドビルド

次のロッドですが、管釣り用のグラファイト・ソリッドを組むことにしました。

ブランクは5ftの極細ソリッドで重さは24gですが、バット側を持ってみるとずっしりと重みを感じます。このロッドはどうも、いつにも増して全体のバランス取りが重要になりそうです。

ガイドは最初、RECのRecoilガイドを使ってみようかと思っていたのですが、ブランクのティップが細く(1.0mm)、同じシリーズのトップガイドではパイプ径が合わないことが分かったことと、マタギで買うにしろRECから直接通販で買うにしろ結構な送料が掛かることから、ちょっと消極的になってしまいました。そんな時に何気なく道具箱の中を漁ってみると、YSGとLSGのステンレスガイドでロッド1本分揃えることが出来ることが分かりました。トップもお誂え向きのMNST5があり、合わせてみるとパイプ径もぴったりでした。



これまで組んだグラスの管釣りロッドに比べば今回のグラファイト・ソリッドはうんと張りが強いため、ガイドがステンレスで若干重くなったとしてもキャストフィールはそれほど損なわれないのではないか?と勝手に想像して、ガイドはこの手持ちを使うことに決めました。

リールシートは先日取り寄せたRECのPNA。



これにコルクのグリップを合わせれば、近未来的でシュールなロッドが出来上がると踏んだのです。

もう一つ、今回試してみたいのが一番上の写真のスレッド。US物でFish Hawkというブランドですが、裏を見ると・・・



Made in Japanと書いてあります。何だか無駄な逆輸入をしているようで変な感じですが、今回入手したのはちょっと変わったメタリック。



左がライトブルーにシルバー、右がピンクにゴールド。Gudebrodのトリマースレッドの柄をもう少し斑にしたような感じです。

今回のブランクはバットの径が5.5mm、フロントグリップを付ける辺りでも5mmあるかないかです。ここに飾り巻きをするのはちょっと気が滅入るので、今回はこの斑メタリックでパイプ巻きにしてお茶を濁そうと思っています。

あとはスレッドの色合いですが、このメタリックのどちらを使うかを含めて、もう少しイメージアップしていく必要がありそうです。とりあえず今週どこかでサバロに行ってFujiのカタログを貰うついでに、使えそうなコルクグリップがあるかどうか見てこようと思います。

という訳で、色々と考えなけれならないことはありますが、この構想の時間がまた堪えられないんですよねぇ・・・。マタギの新カタログも来たことですし、通勤電車の行き帰りでまた考えてみましょうかね。

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