先日再検討が必要になったガイドセッティングですが、ようやく何とか納得出来るスペーシングが決まりました。
改めて感じましたが、ベイトロッドのガイドセッティングは難しいですね。特に今回のブランクのように、負荷によって曲がりの頂点が大きく移行するものでは、ティップ側、高さの低いLSGは、むしろ等間隔に近いスペーシングの方が良いような気がしました。仮組みしてブランクを曲げることを4回ほど繰り返したでしょうか、写真右上の紙片はその残骸です。
結局、Fujiのニューコンセプトのお株を奪うような個数のガイドが並ぶことになりましたが、ガイドの重さが増えてキャストに影響が出ることに目をつぶれば、ガイドの数が多いことによってブランクのポテンシャルが十分に引き出され、フッキングパワーも上がるはずです。今回はあくまでも1尾を掛けた時の「釣り味」と、10ポンドオーバーを狙えるパワーを備えたロッドが目標ですので、その方針に迷いはありません。
さて次の作業ですが、今回はガイドラップは全てダブルラップで行きますので、先にティップ側、1/2ピースの下巻きを済ませました。LSGの部分は黒の単色、LNSGの部分は真ん中にゴールドでピン(Aスレッドで3周)を入れています。
この後、一度コーティングをした上で、ガイドを置いて本巻きをするのですが、両足ガイドの場合、ガイドリングがガイドフットの中央から少し前寄りにあり、なおかつ下巻きをするとブランクに付けたマーキング(=ガイドリングの位置)が見えなくなりますので、そのズレを補正してピン(ゴールド)を入れるようにしています。このズレを無視してガイドリングの位置にピンを入れる人も居ますが、私はやはりピンはガイド全体の真ん中にある方が美しいような気がします。
さて、本当なら1回目のコーティングまで終わらせてから寝たかったのですが、とっくに日付も変わってしまったので、続きの作業は明日に持ち越しです。今回は割と休みが長いですが、先に延ばすとろくなことがないので、なるべく前詰めで作業したいと思っています。
しかもスパイラルにしたので
ガイドの個数が足らなかったです。
>等間隔に近いスペーシング
まさにその通りでした
スピニングに比べると、ガイドセッティングはちょっとシビアですね。
途中でめげそうになりました
バンブーのスパイラル、楽しみですねぇ。
期待してますよー