Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

カワハギ鉤

2009年10月14日 | 釣具・ウェア・小物等

私の家から一番近いところにあるキャスティングという釣具屋は、何故かカワハギ用の仕掛けや鉤の品揃えが充実していて、これまで直観とフィーリングで色々選んでは、釣行のたびごとに少しずつ試してみました。

とは言え、マトモな検証が出来るほど数多くカワハギを釣り上げたこともないので、これはあくまでも個人的な備忘のために書いています。

まずカワハギ用の鉤には大きく2種類の形があるようです。

1つ目が冒頭の写真のようなストレートな形状のもの。「掛ける」というよりはむしろ「呑ませる」タイプです。しかし、実際はこのタイプの鉤でカワハギを釣ったことはほとんどありません。これは勿論腕の問題でもあるでしょうし、海の状況によって差があるのかも知れません。ただいずれにせよ、今の私の釣り方には合っていないような気がします。

もう1つのタイプがいわゆる「ハゲ鉤」。(因みに以下の写真では撮影用にハリスの向きを反対(外側)に向けています。)

 

既に使いきってしまって手持ちがないものもあるのですが、これがまた種類が山ほどあって、とても全部を検証出来ません。例えば、フトコロの開き具合や、先端の鉤(かぎ)の部分の長さや角度、どれもそれぞれに思想があるのでしょう、明らかに素人の理解の範囲を超えています。

なので、全くのヤマ勘でいくつも試しているうちに、ようやく掛かりの良さを実感出来る鉤を見つけました。それがこちら。

 

上の2つに比べると、同じハゲ鉤タイプでもフトコロが大きく、けれど先端の開きは小さくなっています。逆に鉤(かぎ)の部分は長く、先端の曲がりが若干緩やかです。この違いが何だと言われても分からないのですが、あくまで結果論で言わせて頂くと、これまで使ったハゲ鉤のなかではこの鉤が一番「釣った実感、掛けた実感」が強いです。

勿論、その時の海の状況によって鉤も使い分けるのが良いのかも知れませんが、私のような素人はまず1つの道具を使い倒してみないと、良さも悪さも分かりません。という訳で、当分この鉤を使い倒してみようと思っています。

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