久々の海です。キス・アジのリレー船に乗ってきました。
どの船宿も連日好調なことは知っていたのですが、体力的にちょっと余裕がない週末が続いていたこともあり、なかなか思いきれずにいました。東京湾に出るのは3ヶ月ぶりです。
今日は前半がキス、後半がアジ。8時に河岸を払い、しばらく走るだろうな、今日は空の下の方に雲があるから、富士山は見えないだろうなぁ・・・
と思っていたら、いきなり減速。まさかと思っていると、船が止まり、船長「どうぞ~ 」とアナウンス。
その時、私はまだこの冒頭の写真の状態。
慌てて天秤に錘を付け、仕掛けを付け、エサを付けて、第一投。まだここでキスを釣る?のが信じられません。だって、ここ↓
は、これまでメバルでしか来たことがありません。
・・・と思っていたら、突然ひったくるような強いアタリ。思わず目が覚めて仕掛けを上げてみると、型の良いキスです。測ってみると22センチ。いやぁ、参りました
その後、1投おいて、3投目にも少し小ぶりではありますがキスが上がってきました。すげえな、ここ。
結局ここでは4投し、キスを2尾ゲット。幸先の良いスタートです。
その後、船は一気に中の瀬に走ります。沖に出ると少し風はありますし、小さなうねりもあるようです。しかし、そんなことは全く気にならないほど、いきなり型の良いキスが連発
時折ダブルもあったりで、ともかく忙しいことこの上なし。こんな釣りは久しぶりです。中だるみもなく、終始コンスタントに釣れっぱなし。キスの元気な引きを、思う存分堪能しました。
そろそろキスが終わりの頃、底付近でずっしりとした重み。巻き上げても全く生命反応がなく、「あぁ、これは底の石でもひっかけたなぁ・・・」
すると、上がってきたのは大きな大きな貝殻
やれやれ・・・ でも、キスも順調に釣れてるし、まぁいいか。そう思って、ふと2枚の貝殻の間を見ると、
!!!
足元のクーラーの上に置いて、デジカメを用意していると、
何と、大きな貝殻の間からタコが出てきました。
どうやらキスの仕掛けを咥えたまま、とっさに貝殻のなかに逃げ込んだのでしょう。貝殻ごとお縄になるとは、本当にお気の毒
イイダコにしては大きいなぁと思って船長に訊ねてみると、スナダコというのだそうです。「マダコに似て、美味しいよ」とは船長の弁。
ハリスも傷んだので仕掛けを替えようとしていると、船長が「それじゃ、そろそろアジに来ましょうか」とのアナウンス。
中の瀬を少し走ってアジの場へ。しかし、前半のキスとは打って変わって、これがまたとても厳しい釣りに。船長も苦労して色々と探索を繰り返してくれましたが、結局最後までアジのまとまった群れに当たることが出来ませんでした。
アジの代わりに元気いっぱいだったのが、サバ。久々にこの竿を持ちだしたのですが、
45号のビシに40cmもあろうかというサバが来て走られると、完全にもうお手上げ。釣り味があると言えばあるのですが、さすがにちょっとパワー不足でした。
それでも、サバの猛攻を避けつつ何とか頑張って、アジは4尾確保。サバは大きいのを何尾かキープし、他は全てリリースしました。
今日はずっとお天気もよく、久々の海の風は爽快そのもの。
溜飲を下げる、という言葉がありますが、何だか今日は、日頃のストレスを東京湾に綺麗さっぱり沈めてきた感じです。
最終的な釣果は、キスが35尾、アジが4尾、サバ多数(キープは4尾)、そしてスナダコ1杯。特にキスは、中の瀬への移動時間を除けば実釣時間は3時間半くらいですから、ちょうど1時間に10尾ペース。こんなに釣ったのは初めてです。
気温が高かったこともありますが、魚が多すぎて最後の方は氷が融けてしまいました。
(ビニール袋に入っているのはスナダコ。)
キスが35尾も居たというのは、家に帰って捌く時に初めて分かりました。(貧釣隊の証しで、どうも3以上の数字は空では数えられない体質なので )
今日はキスもアジ(サバ)もリールを左巻きで通したせいでしょう、竿を持っていた右腕が久々にじんわり痛みます。明日にはきっと筋肉痛になるでしょう。
でも、これでまた明日から頑張れます。豊かな東京湾に感謝です
いや、タコと見せ掛けて実は火星人に違いない
喰っちまったか!
あーぁ、これで火星との友好関係も終わりだな
なんちゅうかこう、、、ビームとか出る宇宙船で攻めて来るで
釣りに行ってない反動か?
タコは昨日、キスのフライと一緒に揚げて食べたんだが、
柔らかくて、でも噛むほどに味があってとっても美味しかったよ
俺は火星人ではなく、東京湾のお使いだと思ってるけど
失礼だなぁ~(爆)
でも強く反論できないぞ!!
あれ、望月さんは3以上数えられますか?
すごいなぁ・・・
しかし、何尾釣ったかどうでもいいくらいに
釣りが楽しいのは、本当にありがたいことです。
やっぱりタコに感謝か