既に会期は終わってしまいましたが、Bunkamuraで開催されていた「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。
目玉は勿論、一挙に3点がそろったフェルメールですが、他にも色々なオランダ絵画、特に室内画がたくさん来ており、とても見応えのある展示でした。
その中の1枚。
(ピーテル・デ・ホーホ「室内の女と子供」1658年頃、アムステルダム国立美術館蔵)
こうした室内画の系譜として、と言えばいささか単純過ぎますが、いよいよ真打ちの登場。
(ヨハネス・フェルメール「手紙を書く女」1665年頃、ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵)
(ヨハネス・フェルメール「手紙を書く女と召使い」1670年頃、アイルランド・ナショナル・ギャラリー、ダブリン)
(ヨハネス・フェルメール「手紙を読む青衣の女」1663-64年頃、アムステルダム国立美術館、アムステルダム市寄託)
この3点が東京のこの場所の、この一室に揃っていることこそが奇跡。
光り輝くフェルメールの白、黄色、そして青。
そこに光が描かれている訳ではないにもかかわらず、明確に感じる光の藝術。
これ以上、何を言うことがありましょうか。
まさに眼福。それに尽きます。
フェルメールからのラブレター展
Bunkamura ザ・ミュージアム
2011年12月23日~2012年3月14日
当然のことながら4葉同着でした。
フェルメール同一会場で4点とは
なんとも羨ましい限りです。
しかし、今回は関西にも回ってくるようです。
おおいに楽しみにしています。
文泉
京都、宮城を回ってきた後のようです。
【他会場】
京都市美術館 2011/6/25(土)-10/16(日)
宮城県美術館 2011/10/27(木)-12/12(月)
今年は他にもフェルメールがいくつか来る
ことになっているので、本当に楽しみです。
雑用に追われて、気がつかず
じまいでした。
同時期には何回か京都に出かけたのに。
文泉
「真珠の耳飾りの少女」が神戸にも行きます。
2012年9月29日~2013年1月6日
http://www.asahi.com/mauritshuis2012/
どうかお見逃しなく!
フェルメールが3点ある部屋は、
本当に光り輝いていましたよ。