Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

フェルメールからのラブレター展 (Bunkamura)

2012年03月22日 | 美術・芸術

既に会期は終わってしまいましたが、Bunkamuraで開催されていた「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました。

目玉は勿論、一挙に3点がそろったフェルメールですが、他にも色々なオランダ絵画、特に室内画がたくさん来ており、とても見応えのある展示でした。

その中の1枚。


(ピーテル・デ・ホーホ「室内の女と子供」1658年頃、アムステルダム国立美術館蔵)

こうした室内画の系譜として、と言えばいささか単純過ぎますが、いよいよ真打ちの登場。



(ヨハネス・フェルメール「手紙を書く女」1665年頃、ワシントン・ナショナル・ギャラリー蔵)



(ヨハネス・フェルメール「手紙を書く女と召使い」1670年頃、アイルランド・ナショナル・ギャラリー、ダブリン)



(ヨハネス・フェルメール「手紙を読む青衣の女」1663-64年頃、アムステルダム国立美術館、アムステルダム市寄託)


この3点が東京のこの場所の、この一室に揃っていることこそが奇跡。

光り輝くフェルメールの白、黄色、そして青。

そこに光が描かれている訳ではないにもかかわらず、明確に感じる光の藝術。


これ以上、何を言うことがありましょうか。

まさに眼福。それに尽きます。


フェルメールからのラブレター展
Bunkamura ザ・ミュージアム
2011年12月23日~2012年3月14日

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6 コメント

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続続続イイナー (文泉)
2012-03-24 12:56:57
魚花さん

当然のことながら4葉同着でした。
フェルメール同一会場で4点とは
なんとも羨ましい限りです。


しかし、今回は関西にも回ってくるようです。

おおいに楽しみにしています。

文泉
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文泉堂さん (魚花)
2012-03-24 14:33:36
こちらで調べたところ、この展示は先に
京都、宮城を回ってきた後のようです。

【他会場】
京都市美術館 2011/6/25(土)-10/16(日)
宮城県美術館 2011/10/27(木)-12/12(月)

今年は他にもフェルメールがいくつか来る
ことになっているので、本当に楽しみです。
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そうなんですか (文泉)
2012-03-24 16:40:05
魚花さん

雑用に追われて、気がつかず
じまいでした。
同時期には何回か京都に出かけたのに。

文泉
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文泉堂さん(2) (魚花)
2012-03-24 17:18:52
今年は、マウリッツハイス美術館所蔵の
「真珠の耳飾りの少女」が神戸にも行きます。

2012年9月29日~2013年1月6日
http://www.asahi.com/mauritshuis2012/

どうかお見逃しなく!
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いけね! (望月)
2012-03-24 22:37:22
フェルメール展すっかり忘れてた!(笑)
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望月さん (魚花)
2012-03-24 22:48:15
あらら、それは残念・・・

フェルメールが3点ある部屋は、
本当に光り輝いていましたよ。
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