上野の国立西洋美術館で開催中の「北斎とジャポニスム」展。
北斎が当時の西洋絵画に与えた影響を、本家の作品とともに並べてることで見せる構成はなかなか見事。
会期終盤ゆえ会場は大混雑だったが、それでもドガの踊り子の数々、ロートレックやヴァロットン、ボナールの版画やリトグラフ、そしてラストにセザンヌのサント=ヴィクトワール山が3点並び、もうお腹いっぱい。
残念ながら東京のみの開催で、巡回はなさそう。
(エドガー・ドガ「踊り子たち、ピンクと緑」1894年、パステル/紙、吉野石膏株式会社蔵)
(ピエール・ボナール「洗濯屋の少女」1895-96年、カラー・リトグラフ/紙、フィラデルフィア美術館蔵)
北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃
2017年10月21日~2018年1月28日
国立西洋美術館
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