カフェ・ツィマーマンという古楽器演奏集団を知ってそのCDを買ったのはこの時とこの時でしたが、最近になってこれらのシリーズの続編が出ていることを知りました。
これは第5集ですが、この後に第6集が出て、このシリーズは完結。私は既に第1集~4集までを持っていたのでバラで買いましたが、今ではこの全6集のCDがセットで出ており、こちらの方が断然お得です。
Johann Sebastian Bach:さまざまな楽器による協奏曲集第1~6集 カフェ・ツィマーマン(日本語解説付 6CD)
第6集の単品はどこを探しても見つからなかったので、アメリカのAmazonに注文しています。
さてこのシリーズのタイトルである「さまざまな楽器による協奏曲集」というのは、もともとバッハがブランデンブルク協奏曲(全6曲)を作曲して献呈する時に付けたタイトル(原文はフランス語)から来ています。今にしても思えば、このCDにはそれぞれ1曲ずつブランデンブルク協奏曲が含まれており、始めからこの6集で完結させる予定だったのだと思います。
今回の第5集にはブランデンブルク協奏曲の第6番と、それからG線上のアリアで有名な管弦楽組曲第3番が含まれています。他にもチェンバロ協奏曲が2曲入っていますが、一貫して感じられるのはその演奏の瑞々しさと、切れ味の鋭さ。
それは溢れんばかりのエネルギーを感じさせる一方で、きちんと抑制の取れた余裕をも感じさせます。自由奔放で、同時に、折り目正しい演奏。
第6集が届くのが楽しみです。
ところで、このCDのジャケットの写真ですが、元々の絵はこんな感じです。
なのですが、ジャケットのアップのこの写真。
これを見て、本当に久しぶりに思い出したことがあって、思わず笑ってしまいました。
長くなりましたので、それが何かはまた後日、改めて書きたいと思います。
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