この休み中にまたひとつ、新しいことを試してみた。それがこの型押し。
名刺の束をラップで包んでガラス板の上に置き、水に浸した革をかぶせて三方向から押さえ込む。
(色が濃いのは水分を含んでいるから)
そのまま丸一日放置し、革が完全に乾いたところで型から外す。
絞りが一番きついコーナーの部分が少し皺になってしまったが、次はもう少し上手にやれそうな気がする。
一方で、マメに革砥を当てることで革包丁の切れ味が増し、苦手だった革漉きが格段に楽になった。縫い目のこのふっくら感は、やはり漉いてこそのもの。
他にも、裏に羊吟を貼る際、折れ曲がる頂点の部分にはあえて接着剤を塗らないとか、あれこれ小ネタを仕入れて試すのは、毎度のことながらいつも楽しい。
参考にさせてもらってるだけなんだけど、
このやり型は色々と応用がききそうでね。
コーナー部分はなかなか曲者でね。
恐らく先にどちらかから絞って、後からどっちを絞って、
という理屈があるんだろうけど、もうちょっと試行錯誤してみるよ。
完成形に持って行きたいという目標はあるけど、
多分それもオタメシと同じで、尽きることはないんだろうな。
うん、だから楽しいよ。
これは一般的な手法なん?
コーナーの皺とか言うけど、なんら取るに足らない些細なハナシだと思うよ
それにしても、オタメシってのは尽きる事が無いよね。
首尾良く“引き出し”のひとつに成就する事を祈る