以前から近くを車で通る度に気になっていた、自家焙煎の珈琲豆屋さんに行ってきました。
その名も「珈琲焙煎工房」。小さな店ですが、中に入ると生豆がところ狭しと並んでいます。ひょっとして注文してから生豆を焙煎するのかと聞いてみると、ちゃんと焙煎済みのものが用意されています。今回は初めてということもあり、こういう場合は必ずそうすることに決めている、値段の一番安いハウスブレンドを買ってみました。
お値段は200gで609円。豆の入った袋は開けた状態で置いてあり、豆のまま買うことを告げるとその時に封をしてくれます。焙煎したての珈琲豆からはガスが出るそうで、それを抜くためにもその方が良いのでしょう。
家に帰って袋から取り出すと、注意書きのメモが添えてあり、この200gというのは生豆の状態での重量で、生豆は通常水分を含んでいるため、焙煎後は目方が10%から15%、季節によってはそれ以上減るとのこと。試しに量ってみると、
確かにその通りになっています。焙煎後の重量で換算しても200gあたり約700円ですから、通常ドトールで買うのと変わりません。
さて豆ですが、色合いからすると、焙煎の度合いはミディアム・ローストでしょう。
酸味と苦味のバランスがどう取れているかがポイントです。早速豆を挽いて、ドリップで淹れてみます。
自分で淹れながら写真を撮るのは難しいですねぇ・・・。お湯を注いですぐは豆(粉)がむくむくと猛烈に膨らんで、鮮度が良いことを示しています。しかも、立ち上るいい香り。この瞬間がたまりません。
さてお味の方は、まず酸味が殆どなく、苦味と、少し焦げた感じ残っていて、飲み口がとてもすっきりしています。この少し焦げた感じというのは人の好みによってそれぞれだと思いますが、これ以上になるといがらっぽくなりますし、ちょうど良いバランスで舌に残ります。
私は美味しい珈琲は冷めても美味しいと思っているのですが、この珈琲は時間が経っても香味がなくならず、酸味も出てきません。これはアタリです。
今回買ったのはお店でも一番安いブレンドですが、もっと値段の高いブレンドやストレートもたくさんありましたので、これから少し通って色々なものを試してみたいと思っています。
珈琲焙煎工房
練馬区石神井台7-26-5(新青梅街道沿い)
03-3929-4818
これが、「コーヒー豆はマスで売れ」と言われる所以でしょうかw
全然関係無いですけど、線路を挟んだ反対側に“武蔵関公園”ってあるでしょ?
杉並に住んでいた時、自転車漕いでそこまで釣りに行ってましたよ(笑)。
クチボソ釣りに熱くなってました。。。
ちゃんと断り書きが添えられていて感心しました。
武蔵関公園って、東伏見のスケートリンクの裏ですね。
行ったことないんですが、クチボソが釣れるんですね。
のんびりしてそうでいいですね。いつかはやってみたい、憧れの釣りです・・・
いつも詳しく記載された記事を読んで凄く感心しています。
お湯を注いだ時、豆が猛烈に膨らむのは鮮度が良いことを表していたんですね。
勉強になります。
珈琲博士の魚花さんに質問があります。
検討違いでしたらごめんなさい。
(先に謝っちゃっとこう!笑)
フラワーレメディというものの勉強していたのですが、防腐剤の役割でブランデーを使用するのですが…
珈琲にブランデーを入れる意味はなんでしょうか?
実は特に美味しいと思えず、珈琲は珈琲、ブランデーはブランデーで楽しむのが美味しいと思うのです。
(私は、A級とかB級とかじゃなく、ランク外の舌だからかもしれませんが。)
そこで検討違いだと99%思うのですが、昔は防腐剤の為に珈琲にブランデーだったのでしょうか?
それともウィスキーボンボンのように美味しいからブランデーなのでしょうか?
ちなみに魚花さんは珈琲にブランデーはお好きですか?
(^-^)/あ…いつもお仕事お疲れ様です。
私は決して専門的な知識がある訳ではなく、単に珈琲が好きな素人です。お役に立てずすみません。
珈琲にブランデーを入れたものは、記憶では一度だけ知り合いに飲ませて貰ったことがありますが、
それは少しだけブランデーの香りが付いていた程度だったように思います。
私は普段からブランデーは飲まないので、家にも置いていませんし、
珈琲に合わせてみたこともありません。
難しいところですが、美味しいと思う思わないは人それぞれなので、
それぞれが美味しいと思う飲み方を試せばそれで良いと思っています。
大変失礼しました。