バッハ・コレギウム・ジャパン、第130回定期演奏会は「クリスマス・オラトリオ」。
音楽監督の鈴木雅明さんが書き下ろすプログラムの巻頭言はいつも抜群に面白いのだが、今回も、どうして "I go to you." とは言わず "I come to you." と言うのかとか、キリストはあなたのところに「来て」心のなかにいるのだ(というキリスト教の教え)とか、なるほどと膝を打つことばかり。
その道を究めた人こそ事の本質をしっかりつかんでいるからだろう、説明は簡潔でいつも分かりやすい。音楽もそう。毎回そういう瞬間を共有できる幸せを改めて感じた夜。
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