Santa Montefiore 著 Secrets of the Lighthouse 読了。
例によっていつどこで買ったのか全く覚えがないのだが、どことなく安っぽい恋愛小説のような気がして、ずっと本棚の肥やしになっていた。
が、読み始めてびっくり、一気に引き込まれて読み切った。
風景や人物の描写も素晴らしいのだが、何よりも自分の目の前でまさにストーリーが展開しているかのような、独創的なその視点が秀逸。
それから、どうしてもここだけは書き抜いておきたい。主人公の女性に向かって老人(という程でもないが)がこう言う。
You are your life so your life is wherever you are. Your life isn't something you can leave behind or run away from, because you are it. People, on the other hand, are another matter altogether. You can run away from them, all right.
今年一発目に出会った本がこの本というのは、何だかとても爽快で嬉しい。
Santa Monterfiore,
Secrets of the Lighthouse
(Simon & Schuster)
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