お昼頃まで常備菜づくりをしていました。その後、柚子の処理作業を開始しました。2時30分から暗くなっても作業は終わらず、結局9時過ぎに何とか終了。ずっと柚子を触っていましたので、指先が皺皺になって居ました。
面白いので携帯で自撮り
今まで見たことが無いほど年寄りのような手に、思わず顔が綻んでいました。小指は柚子を刻んでいる時、手が滑って皮膚を少し削いでしまったので、簡単に処置をして作業を続行。削いだので出血が止まらず、調理用のゴム手袋のお世話になりました。
柚子を刻みながら、昨年亡くなられた恩師を想い出していました。昨年は何日間に分けて、同じ作業をし続けました。でも柚子は恩師の元に送ることも無くまだ昨年の柚子が冷蔵庫に入っています。少しずつわたしが食べています。この年になっても、わたしの手紙の文字が雑過ぎると恩師からお叱りのハガキがまいこみました。
そんな時は1週間くらい経ってから、お詫びの手紙を書きますと今度はわたしの”人格が見られる文字で、なかなかよろしい”と言うハガキが舞い込み一件落着。ホッとしたものです。でも叱られるのは嫌ですが、そんな風に何時までも”弟子”と言って下さる大切な恩師でした。恩師の腎臓が悪くなり、塩分を控える手段として、我が家の柚子を加工して恩師のお宅に届けていました。
恩師が亡くなられ、柚子は不要になりました。今年は今までになく小振りの柚子が沢山生り、どうしたら良いか心配していましたら、友人が息子さんの車でやって来て大量に持って行かれたので助かりました。来年は、収穫前から引き取って下さる方を探す様心掛けないと、です。
まだ柚子は残っています。冬至用の柚子と鍋の時や焼き魚の時様に、少し残して柚子はその他は勿体ないので柚子酒にして置こうと思っています。柚子酒は好みですがサッパリしていると言って、お好きな方がいらっしゃいます。
加工した柚子はガラス瓶に詰め、冷蔵庫で保存します。1年は充分保存出来ます。蜂蜜を入れたものは、ヨーグルトと一緒に食べたりします。大仕事を終えた気分で、ホッとしています。加工した柚子です。