予定は未定、葬儀が重なった…。

７月３１日　金曜日　晴れ

疲れすぎて夕べは、熟睡出来ず疲れがそっくり残ってしまったよう。
寝る前の体重と今朝の体重が、全く同じだった…。危険信号を通り越して危険状態。
そうはいっても、何時までもベッドでウダウダしていられない。

今日の予定は全く無いけど、８月１日と２日で新小岩で行われるお通夜と告別式に伺い、
更にご近所の方が亡くなられ、８月２日と３日でお通夜と告別式がある。
お祝い事なら後日お伺いすることは出来ても、葬儀ばかりはそれは出来ない。
最後のお別れなのだから…。

体調のコントロールに、気をつけなくてはならないが為す術無し…。
それでも移動の乗り物の中で、なるべく神経を疲れさせないように努力するように心がける。
暑いことと雨が降らないので、庭のお水まきは欠かせない仕事になる。
「草花も樹木も水を飲みに行けないから、お水はあげないと可哀想」とは生前のあるじの言葉。

午前中は、お洗濯をしただけで新聞を読んだりして、なるべく身体を休めるようにしていた。
ただ先週の土曜日に買い込んで来た新生姜はまだ冷蔵庫に入れたままだった。
熱中症のような症状なのか、強い頭痛があったので気になりながら、そのまま放置していた。

葬儀の前に何とかしておかないと、せっかくの生姜が駄目になってしまう。
乗り物を使って出かけるときは、何時も生姜シロップを持って歩いて居る。
蜂蜜の甘みと生姜の辛みが、疲れが酷くなったときには良い刺激剤になって居る。

かなり甘く、生姜の辛みも強い。
普通の体調の時はとても飲めないけれども、非常の時にはその分かなり効果がある。
小さな入れ物に生姜シロップを入れ、別の容器にお水を入れて持って行くようにしている。
明日も持って歩く事になる。

それで午後から生姜茶作りを始めることに。
午後から友人がやって来られたが、申し訳無いけれど作業は続けさせて頂いた。
友人に赤ジソジュースを差し上げ、わたしは食堂のテーブルにまな板を持って来て作業開始。

何時もは、テレビを聴きながらの仕事だけれど、今日は友人とおしゃべりしながらだった。
生姜を切り終えれば、後はお水と砂糖と蜂蜜を入れてゆっくり煮出すだけ。
時々灰汁をひいたりするけれど、ほんの数回だけ。刻んでしまえば後は火の見守りだけ。

今日中に仕事は終えそうに無いけれど、明日の午前中に完成させるつもり。

新幹線の車両いろいろ

７月３０日　木曜日　晴れ

東京駅の２３ホームに居た。東京駅の新幹線のホームに立つのは久し振りお事。
ホームに立っていたら、驚くことばかりだった。
がんがん大きな声でアナウンスの声が本当に大きいのにはまず驚かされた。
まわりを見回しても驚いて居るような人影は無い見たいなのにも驚いて居た。

それと新幹線がいろいろある事は知っていたけれど、車両の形や色使いが違うのにビックリした。
２０分位立っていただけなのに、色彩の違う新幹線が出て行った。
この様な事に鈍いので、知識が無いのでいい年をして驚喜しているわたしに驚かれたと思う。

新幹線①　

新幹線②　

新幹線③　

２２、２３番線の隣のホームには、また違った新幹線が集合して居るような状況で止まっていた。
この状況をデジカメや携帯カメラで撮していたのは、小学３年から５年生くらいの男の子だけだった。
「わたしの方が背は高いワヨ」と、言いたくなるようなまだ幼い子ども達だけ。ちょっと恥ずかしい…。

でも何でこんなに密接させて止まって入りのだろう…。不思議だった。

新幹線④　

新幹線⑤　

新幹線⑥　

いい年になっても、子どもと同レベルの好奇心とは、いささか恥ずかしい。友人には笑われなかったが。


長女から婿殿の「おじさま」が亡くなられたと連絡があった。
娘は週２回のペースで病院に詰めていた。快復なさらず亡くなられた。
来月は葬儀の掛け持ちからのスタートになりそう。月初めから葬儀が重なるのは、少々辛い。

変体仮名の本を読みたい友人と…

７月２９日　水曜日　晴れ

昨夜寝る直前に、何時もの癖でパソコンを立ち上げメールをチェックすると、
ボランティアでパソコンを教えておられた方が亡くなったと言う知らせが入っていた。
そのメールには、葬儀の日時や葬儀場への地図が添付されていた…。

癌を煩っておられ、余命３ヶ月と言われておられたと、以前故人から聞かされていた。
人間は生まれた瞬間から死に向かって歩いて居る、と何かの本で読んだ事が有る。
それは理屈であって、現実になると何とも言葉にならない寂しさがある。

故人の高校時代の友人からご連絡を戴き、当時パソコンを習っていた方達への連絡を依頼された。
かなり早い内に退会したわたしが、皆さんに指示メールを送ることは出来ないと思い、
ずっと辞めずに頑張って勉強して居られた方に、メールを転送し連絡をお願いしました。

亡くなられた方の葬儀の連絡を気にしながら、明日出かける為の準備をしていた。
無塩の食事をなさっておられる先生へのお土産は、果実酢と我が家の庭の柚子で作った酢漬け。
両方ともガラス瓶に入っているので、持ち歩くのが少々大変。
キャスター付きのバッグに入れて持って行くので、まるで泊まりがけの旅行に行くみたい…。

とにかく、この暑い最中の移動はかなりの消耗になる。
体調がマイナーになっているので、尚のこと気をつけないと後が怖い。
ただ、明後日は何も予定が無いと言うだけが、気持ち的のは楽。
先生にお目にかかるのは、本当に久し振りなので楽しみ。奥様がご一緒と言うのも嬉しい。

不勉強なわたしに、変体仮名で書かれた古文で教えて欲しいと言う方が居られるので、
教えると言うより一緒に勉強するつもりで引き受けてみようと思って居る。
どんな本が良いのか、先生にお伺いしてみるつもり…。

古典の本を変体仮名で読んでみたい方と一緒に勉強出来たら嬉しい。
教えると言うより、一緒に読みましょう、と言う感じで読めたら最高。楽しみ。

楽しみながら…を切望

７月２８日　火曜日　曇りのち晴れ

久し振りにお日様が遠慮してくれていたのか涼しい朝に。
ところにより夕立があるとの予報なので、お洗濯は早めにし夕方の水まきは不要と期待していたが、
お昼近くなるとお日様が出てきて、蒸し暑くなってしまう。

その蒸し暑さのが誘因になったのか、先日来の頭痛がまた目覚めたようだ。
熱中症の症状が再発？とは、少々妙な感じだけれどエヤコンを入れて涼しい部屋へ避難する事に。
何をしようか…。リコーダーを吹ける程の体力は無いので楽譜を出して眺める事に…。

食堂の棚に文庫版の「昭和歌謡」という楽譜があったので、それを開いて見はじめ、
知っている歌を順繰りチェックしてみた。
実は、リコーダーアンサンブルのメンバーの方とのデュエットの練習が仕事で出来なくなった。

独りならば、ジャズっぽい曲に挑戦してみようと思いつき、少しずつ準備をしていた。
準備と言ってもCDを聴いたり、以前ピアノで弾いた曲をリコーダーで吹いてみたり…。
でも、何となくしっくり出来せず迷っていた…。

我が家で夕食をした友人たちに、「わたしの料理を食べた人はわたしの下手な演奏を聴くべし」と、
笑いながらリコーダーをセットして、流行歌を吹き始めたら全員が楽しそうに歌って下さった…。
数曲立て続けに吹いたけれどずっと歌い続けて下さった…。楽しかったし、嬉しかった。

それから、何となく流行歌や童謡、その他ポピュラーな曲を捜し始めている。
友人たちはわたしとほぼ同年齢なので、昭和歌謡などが最適なのでは？と気が付いた…。
これからゆっくり曲探しをして、わたし専用のレパート集を作ろうと思う。

最近のわたしは、体力の急降下で外に出かける度にかなりの緊張感がある。
外に出かけずとも、人に迷惑を掛けず家の中で生活する術を身につけたいと、痛切に思い始めている。
時には友人達が訪ねて来られることを願い、何ごとにも楽しめるわたしで居たいとも思う。
明るく楽しみながら独りで生きられるようになりたい。それを切望している。

猛暑でのお花の寿命

７月２７日　月曜日　晴れ

良いお天気。でも昨日よりムッとした暑さが楽な朝だった。
仏壇と神道壇の両方に庭からお花を切ってきて供えた。
でも、この猛暑でお花は直ぐ萎れてしまう。蕾は咲かずに首を垂れてしまう。

供えるお花は何とかあるじの庭で育てたお花を使いたいと思って居る。
あるじが好きで大事にしていたお花は、シュウメイギクとかホタルブクロだったが、
どちらも供えると花びらがハラハラ落ちてしまったりしぼんでしまったりするお花ばかり。

水仙はかなり長い期間、次々に咲くのでその時期はお花の心配は無い。
あるじが亡くなってからウドベキュアを母の庭から貰ってきて育て始めた。
毎年少しずつ株が増え、今ではプランター３個になっている。

お花を供える花器に、お水をたっぷり入れ毎朝お水を取り替えているが長くは持たない。
それが解っているので、お花を切るのは可哀想と思うけれどもやっぱりお花を供えたい。
毎日お花のお水を取り替えたり氷を入れたりしても、やっぱりお花は長持ちしない。

その他にもう一箇所、壁掛けタイプの花器にお花をトイレにいけているが、
西日が射し込み狭いトイレの室温を高くするからか、お花が一日で駄目になってしまう。
数日お花を生けるのを中止していたけど、やっぱり一輪でもお花をいけたいと思う。

トイレのお花　

切らずに庭で育てていれば、かなり長く咲き続けられるのに可哀想と思うが、
それでもお花をいけることにした。
わたしの我が儘？人間の横暴？とお花から攻められそうだけれど…。
なるべく長持ちするように、トイレを使うとき心がけてお水を交換する様にしている。

熱中症の症状かもと思いつつ…

７月２６日　日曜日　晴れ

猛暑の一日。体調は最悪。食欲は皆無。
熱中症の兆候かと思われるほど頭痛がある。何時もとは違う感じの頭痛なので少し気をつける。
頭痛や目眩は、何時ものことなので、区分けをしたりその兆候への対処の仕方はほとんど理解している。

まずは朝から冷房の部屋にした。熱中症でダウンしたら「クーラーを使わないから…」と叱られるだけ。
食堂とわたしが使う和室は、全く同じエヤコンを設置してる。
両方の部屋のクーラーを使うか、どちらかにするかを瞬間迷ったが、食堂だけにした。

昨日の夕方、お洗濯したり掃除機をかけたり頑張って今日の仕事をしていたので家事仕事はほぼ無い。
わたしの食べる事だけをすれば良いので、食堂にした。食堂は台所と繋がっている。
まずは朝食の仕度をして、ゆっくり食事をしながら日曜日はテレビを見ている事が多い。

こんな日があっても良いのかも…と、のんびりするつもりでいた。
でも食事の片付けをしたとき、食堂にいるのだから「茹で豚」を作ろうか…と思いつく。
冷凍庫のブロックの豚肉を解凍するために、調理台に出して置いた。

野菜入れの中のキノコ類で、いつものキノコの煮物を作る事も思いつき、調理し始めた。
ただ、頭痛が辛いので、身体を休めた方が良いと思い、クッションを枕に食堂で横になる。
食欲が無いので、スライスチーズの磯辺巻きと牛乳で朝食を済ませただけなので、エネルギー不足。

３０分ほど眠り、目覚めて起き上がる時驚く。起き上がれない。
ベッドで寝なかったので、起き上がれない。何時も足を床に下ろして立ち上がるのに立ち上がれない。
側にあった椅子にしがみつき何とか立ち上がれたが、ベッドに助けられていた事に初めて気が付いた。
ベッドの方が楽と言うことを身をもって知らされた。

頭痛は、寝る前よりは楽になったけれどやはり痛みはある。背中も痛いので疲れなのかもしれない。
流しに立ち野菜を刻みながら、身体をよじったり背中の痛みの箇所を刺激したり爪先立ちをしたりする。
動けないとき以外は、痛みに逆らって動く方が気が紛れるので、痛みに神経が集中しなくなる。

長年の自慢にならない経験だけれど、今ではそれでどれだけ救われているか…。
病院に行っても「歳のせいでしょう」「自律神経失調症でしょう」と言われ続けてきたので、
自分で管理が出来るようになった。

若い頃は、病名が解らないと言うその苦痛は、それを経験した者にしか解らないと思う。
原因不明の激痛、目眩、浮腫等々いろいろ経験した。どれだけ辛かったか。

あるとき「生きているのが不思議」と親しい友に訴えたら「生かされているのだ」と…。
その友人も、今は危うい状況で生かされている。先に逝かないで、と願っている。

猛暑のお出かけは、期待外れだったけど・・・

７月２５日　土曜日　晴れ

大学に１０時と言う約束だったが、とにかく暑すぎるので早めに家を出た。
体調が良く無いので、何時も通り生姜茶を持ち更に保冷剤をガーゼに包んで持って出た。
時間を掛けてゆっくり歩いたが、それでも汗びっしょり。

詳しく電車の時間を調べていたので、乗り換えも焦らず本来のペースで歩き無事目的地に。
開館は１０時だが１５分前に到着、汗を拭いたりちょっとゆっくりしながら休憩タイム。
友人は、教授としてずっと教鞭を執っていたので、友人の講釈を聞ける事を期待していた。

ところがそのような説明は全くなかった。残念だった。独りで見ているのと同じだった。
資料館は、開館と同時に３人くらい入館したけれど、すぐ退室して友人と二人だけだったので、
多少声を出しても問題無い状態だったから、尚のこと心残り。
この暑い最中、もう一度見に行く程のエネルギーは無い。諦めるしか無い。

資料室を出て、学生の頃美味しいお蕎麦やさんが有ったところの、お寿司屋さんで食事を。
お通しに小さく切った冬瓜とお茄子の煮物、そして小振りのにぎり寿司とお味噌汁。美味しかった。
冬瓜の食べ方が解らないという。今までずっと大学で教鞭を執っていたのだから仕方が無い。

きっと、まだ専門の勉強をしているのだろうと想像しているが、その方面の話が続かない。
何か彼女から戴ける専門の知識があったら、今日の暑さも疲れも多少消えるのに…、残念だった。

でも嬉しい事が有った。
踏切を渡ったところに八百屋さんがあったので、立ち寄ったところ諦めて居た新生姜を見つけた。
重たいけれど、２㎏弱の新生姜を買い占めて来た。何時も持ち歩いている袋が役だった。

もう一つ頑張った事。
汗びっしょりだったが、エネルギー温存のためにタクシーで帰宅した。
汗をかいたので着ていた衣類を洗濯機に入れ洗おうとしたが、シーツを外して洗ってしまう。
今日の展示での収穫があまりなかったので、その無念感を家事で埋め合わせをした。

疲れたけれど、明日の午前中バタバタするよりは、遙かに有意義。
生姜と一緒に買ったゴーヤのサラダ、ピーマンをロースターで焼いて野菜たっぷりの夕食を。
蛋白源に先日、煮付けておいた鳥モツを添えたので栄養満点。
明日の仕事も終了しているので安心。今夜はぐっすり寝られそう。

苦い想い出に浸りつつ

７月２４日　金曜日　晴れ

失せ物探しの緊張感が取れ久し振りに熟睡。
高窓をあけたら涼しい風が気持ち良く、起き上がらずラジオを聴いていた。
あっという間に７時近くなってしまう。

昨日まで捜し物をしながら棚の上や机のまわりの紙類の片付けで、かなり疲れていたらしい。
明日、大学時代の友人と大学の資料室でお目にかかることになっている。
女子大の教授はすでに定年になっているはず。今どの様なことをなさっておられるか知らない。

学生の時も同じ中世文学を専攻していたけれど、研究会の合宿の時くらいだったと記憶している。
その友人と先日の会食会で久し振りにお目にかかり、お話をした。
そして、何故か彼女から電話があり資料室での待ち合わせということになる。

古い話だが、わたしが大学２年の頃、父の仕事に不具合が発生してしまう。
女性が仕事をする事を嫌っていた父が、わたしに経理の仕事をする様言われた。
女のわたしには大学は不要と思う封建的な父だったので、本心は退学をさせたかったのだと思う。

何とか大学を続けたかったので、父と交渉して週２日だけは学校に行かせて貰う事で許しを貰う。
結果、残念だけれど専門課程の３年、４年の一番大切な時期にほとんど勉強出来て居ない。
明日、当時の友人とお目にかかるからか、あの頃の自分を思い出し感傷に浸るわたしがいる。

わたしの卒論は後白河法皇の梁塵秘抄。
この頃は梁塵秘抄と言えば理解して下さるが、当時は研究をしている方も少なく、
参考書も無く資料探しにまず困った。ネットも無い時代なので、古本屋さんを探し回った…。

大学院行きを薦められたけれどお断りするしか無かったが、友人は大学院に進学。羨ましかった。
その友人からのお誘いを戴いて、今更戸惑うわたしがいる。

夕方７時過ぎ、蒸し暑さを感じてエヤコンをオン。動かない。電池交換したら動いた。
今年初めてエヤコンを使う。吹き出てくるあの風が苦手。特にクーラーは苦手。
エヤコンの冷たい風は、気持ちが良いと言うより体調に合わないらしい。

明日の友人との再会は楽しみ感と不安感が入り交じっている…。眠れるかな～。

失せ物探しの数日間

７月２３日　木曜日　雨のち曇り

雨が降っていた。風も涼しく昨日の暑さが嘘のような朝だった。
一昨日から、何となく落ち着かず針仕事も本を読む気にもなれずにいた。
実は、失せ物探しをしていた…。１１日までは机の右側に置いてある状差しにさしておいたいた。

それがどうしても見付からない。
失せ物探しは、この所始終なのでさほど気にならないのだが、今回ばかりは無神経ではいられない。
机の上や、机の上の棚。更にテーブルのまわりまでチェック。ついでに新聞の切り抜きなども整理を。

娘に相談しようと思い電話をしたけれど、運良く留守だった。もう少し捜してから…と思った。
捜せば絶対あるはず。それも絶対わたしが使って居る和室にあるはず…。でも見付からない。
今日も、日中はほとんど紙類の整理にかかりっきり。失せ物探しは、疲れる。

ついに思いあまって、長女に電話を決心。探し疲れてしまっていた。夜も熟睡出来ていない…。
長女からのアドバイスで見付からずとも良い知恵を授かり、強い不安はすっと消えた。
わたしの娘なのにこの頃では、親のわたしが何時もお世話になっている。
「老いては子に従う」とは、父の言葉だけれど、父も母も、全くその言葉に従う兆しは無かった…。

子どもの頃から、女性は何ごとにも決断をする事はタブーと言う趣旨を押しつけられていたので、
何ごとも独りで決断できないわたしになってしまった。「女三界に家無し」が、父親の言葉だった。
その環境で育ったわたしと知って、あるじはわたしと結婚したのかもしれない…。

庭のプランターに、両親の庭から貰ってきたウドベキュアが今まさに最盛期になっている。
今、あるじの写真の前にもこのお花を生けている。わたしの好きなお花の一つ。

最盛期のウドベキュア　

昨日の夕方、雨の予報があったけれど、予報が当たらないとお花が可哀想なので水まきをしたが、
水道水より雨水の方が、お花は喜ぶはず。元気になったウドベキュアを記念撮影。

大きく育ちすぎた茄子の苗

７月２２日　水曜日　晴れ

ほのぼの編集会が９時からあるので、早めに家事を片付ける。
ただ、お二人が欠席と連絡があったので３人だけの編集会になる。
何時もどおり、テーブルの上を片付けコーヒーを入れてスタンバイ。

まだ６３号の原稿は少ししか集まっていないが、編集員が担当しているページを検討。
わたしも「ほのぼのクッキング」のページを担当しているので、何を扱おうか思案中。
秋に適した料理や、旬になる食材を扱うような料理を作った方が良いと思ったり、
料理本には取り上げられないような経済料理や簡単実験料理の方が良いと思ったり…。

メンバーも少ないことも有り、早めに編集会は終了。
編集長をお見送りして家に入る前に、狭い菜園の茄子の状態を携帯カメラで写した。
水茄子を２株買って来て植えたのだけれど、その２株の状況が全く違う。

大きな葉になり一番長いところで２０㎝以上にもなり、高さも１㍍以上になっている株と、
５０㎝位の丈で葉もせいぜい１０㎝強の、普通サイズの株との差が激しい。
大きく育った葉には棘のような物があり、触ると肌が何時までもチクチク痛みがある。
同じ時に同じ棚から買ってきたのに、葉の形状や大きさの違いに戸惑ってしまう。

大きく育ってしまった茄子　

普通のサイズの茄子　

大きく育った茄子には、お花がたくさん咲いているけれどその割には実がつかない。
普通のサイズの茄子もたいして実は付かないけれど、大きく育った方と同じくらいの量を収穫している。
茄子の苗が大きく育ちすぎ、セロリーが影になり貧相になっているのが残念。

キューリの採り立ては、本当に甘くて美味しい。縦半分に切り、生姜味噌をのせて食べた。
買った物とは味が違う。美味しかった。

暑い日中は寝て、夜ゴソゴソするのは？

７月２１日　火曜日　晴れ　

とにかく暑い。朝から陽射しが強いので、なるべく速めに家事仕事を片付けてしまおうと頑張る。
ただ、今朝は昨日よりフラフラ感が強く出て居るので、動きはゆっくりにしないとすぐ動けなくなる。
身の回りを片付けてから、今日はプラの収集日なのでそれを出しながら、階段のお掃除を済ませる。
まだノウセンカズラがかなり落ちているが、盛りを過ぎたのかだいぶ量は減ってきている。

ほのぼの編集長と広告を出して下さっているお宅へ、冊子をお届けする事にして居た。
わたしが運転することを止めてからは何時も歩いて伺っているが、長い登り坂はかなりきつい。
今朝は気温が高いことも影響して居るのか、歩くと息苦しくなる。あの長い登り坂が少々心配。

用事を済ませてから、編集長とはバス通りでお別れしてわたしは皮膚科へ。
先週伺ったとき、１週間試しに飲むように言われて居た薬を正式に戴くことにし、処方箋を戴くため。
この数日、帯状疱疹が出始める兆候の痛みが出てきているので、要注意。

処方箋と薬局でお薬を戴くだけでも、１時間半はかかってしまう。
家に到着出来たのは、もう１時過ぎていた。
疲れが酷く食欲も無い。絹豆腐をメインにした野菜サラダを作り昼食代わりにする。

食べてすぐ眠気に襲われるが、汗をかいた衣類を洗濯機にセットしていたので、干してからベッドへ。
もう休憩タイムをとるしか無い。足元が危なくなる程フラフラしている。寝るのが一番。
風が入るので暑さは感じない。眠気が強かったのですぐ寝付いたよう。

夕方目覚めてから、夕方の家事仕事をクリア。何とか動けた。
食欲は無かったけれど、買い置きしていたメンチやコロッケを温めて夕食にする。食欲は無い。
ただ、揚げ物を冷蔵庫から出すとき、鳥モツを買ってあったことに気が付いた。

暑い最中、長い時間を掛け鳥モツを処理するのは心配なので、頑張って夕食後の仕事にした。
モツを触ると臭いが手に残る。モツの臭いは決して良い香りでは無い。
でも、きちんと処理をして、生姜とニンニクたっぷり入れて煮ると美味しい。

夏の体力消耗する頃には、心がけて食べるようにしている。
一晩すると落ちついた美味しい味になる。
暑い昼間には、動かず静かにして、夕方涼しくなったらゴソゴソ動き出す。泥棒サンの真似？？？

あるじの庭を維持しつつ…

７月２０日　月曜日　晴れ

今日も朝から好天。今日も朝から暑かった。
家事仕事を最小限して、体調調節をするつもりでいた。
明日ほのぼの編集長とお訪ねするお宅があるので、この暑さなので体調調節をしておかないと。

今日も予定は無い。それに植木屋さんも今日は用事があるということで、静かな一日に。
この所、何となくまわりに振り回され、自分の予定が未定になってしまって居る。
そうはいっても、今日は針仕事をしない方が良いと思って居る。休まないと…。

気怠い。朝など手の平がごわごわで痛いくらいになっている。
何時もの様に身体を動かすとフラフラしてしまい、あちこちぶつけてアザが出来て居る。
昨日も庭の水まきしているときよろけてまた傷を作ってしまった…。

元々、家の庭はあるじの物でわたしの物では無い。草取りと水まきだけがわたしの仕事だった。
前の道路からはかなり高い所にあるので、大きくなる木を植えることは無いと思っていたけど、
あるじは植えたかったようで、いろいろ植えている。

庭の下にガレージを作ったので、大きくなる木を植えるために盛り土をしている。
その為に庭はごつごつして足場が悪い…。そのごつごつした庭に今わたしは悩まされている。
草取りをする時も水まきをするときも、これがかなり悩みの種になっている。

でもこれはあるじが造った庭なので、出来ればこのまま維持していきたいとおもう。
ただ、階段の脇の狭いスペースだけは、わたしの領分にしてしまった。畑にしてしまった。
大きくなってしまった木を切ってまで、畑にする元気は無い…。

予定は未定

７月１９日　日曜日　晴れ

今日も朝から快晴。そして今日も朝から暑い。
昨日までは、全く予定が無い日だったのに「予定は未定」と言うことを実感させられた。
１ヶ月以上前に、藤棚の修理をして下さると約束していた植木屋さんが朝から作業開始。

鉄骨で作っている藤棚に風情を出そうと竹を組んで鉄骨の上に乗せてあったが、竹が朽ちてきてしまい、
お花が散るとき一緒に落ちはじめたのをたまたま見つけて、修理をして下さると言って下さった。
そして、材料の竹は１ヶ月以上前に配達されガレージに納品され保存してあった…。
昨夜、今日時間が取れたからと言う電話を戴いた…。二人でやって来て下さり作業をして下さった。

予定が更に予定を呼び寄せたかのように、更に予定が…。
今日は亡くなったあるじのお誕生日なので、お墓参りに行こうと次女から電話があったので有難く同道。
あるじが使って居た魔法瓶に氷を入れて、ペットボトルやお茶菓子を準備をし濡れ縁に置き、
植木屋さんお二人にお留守番をお願いした…。

あるじのお誕生日のお墓参りは初めてだったので、初めて見る景色に遭遇。
霊園の入り口の手前に、野球場が有りそこでは今まさに高校野球の予選の真っ最中。
応援の声やアナウンスの声が静かな公園に響いていた。元気を頂けそうで嬉しい。

グランドを霊園の入り口から　

グランドのフェンスから　

霊園の並木道の両サイドには何時もバラが咲いているけれど、流石にこの時期はバラは少なかった。
咲き終えたバラは新たな花芽がつくようにカットされ、咲き遅れた数輪の蕾が可憐だった。

並木道を歩いた正面の景色　

並木道の終点から入り口に向かっての景色　

ここを通る度に、改葬して良かったと思う。
納骨してまもなく富士宮の霊園は遠すぎると娘婿殿の意見で、改葬を計画しはじめここに決めた。
娘婿殿に感謝。

１年間と区切りをつけた「ノルマ」探し

７月１８日　土曜日　晴れのち曇り時々にわか雨

台風の影響で、今日も変わりやすいお天気に。
それでも午前中はお日様も出て居たし風もかなり吹いていたので、シーツやバスタオルは乾いたが、
バスマットやトイレマットは多少湿り気が残っているのは仕方が無い。

今朝は珍しく５時に目覚め起きようと思いながら、二度寝をしてしまった。
それもラジオを全く聴かずに、７時少し前までぐっすり…。熟睡出来るようになれたのかも…。
朝寝はしたくないけれど、しっかり眠れたような爽やかさを実感できたのは嬉しい。

ただ、朝寝をしたために家事仕事に時間を取られ、針仕事は出来ず仕舞いになってしまった。
もう少し前までは、休憩をせずにドンドン家事仕事を片付けられたはずが、
思う様に身体は動かないし、休憩タイムをとったりするので、やりたいことまで手が届かない。

先週、ほのぼの発行以来なんと無く、気怠さと目の疲れが酷く新聞も読めずに積んであったので、
それらをゆっくり読んだり切り抜きをした。おかげでテーブルの上が綺麗になった。
少し前、友人の亡くなられたご主人が持っておられたと言うファイル用の文具を戴いていたので、
その中に区分けして治め、見出しに区分の内容を鉛筆で書いた。

ずっと気になっていた新聞の切り抜きの整理が出来た事に大満足。
明日も明後日も予定は無い。体調と相談しながら針仕事をすれば良いこと。
フォンテーヌの店をしていた頃やそれ以前、実家の仕事をしていた頃には考えられなかった…。

やっとこの頃、少しはのんびりしていても良いのかも…？と思えるようになって来ている。
ずっと、時間と競争しているかのように、休まず何かをしていたような気がする。
「今年一年だけ…」と言う何かテーマを捜して、それを続けてみようかと思って居る。

数年前、朝日新聞の天声人語を孫たちがノートに書き写していた時、わたしも真似をして書き始めた。
ただ、彼らはそれ用のノートを使って居たけれど、わたしは半紙に筆で書いていた。

初めのうちは１日分が半紙２枚半ほどになったけれど、数ヶ月で半紙１枚に収められるようになった。
その時も、１年だけ続けてみようと気楽に始め、１年で止めた。
何かテーマを捜して、「今日しなくてはいけないこと」を捜してみよう。ノルマを課せないと…。

気ままに楽しむ事が、モットーに

７月１７日　金曜日　雨のち曇り時々雨

台風の影響で今日も不安定なお天気だった。
昨日は昼間も紫蘇ジュースを作る準備をしていたが、途中で疲れ完成させらず仕舞いに。

一つには、余りに量が多いので紫蘇を入れた状態でお砂糖を入れたく無かったと言うのが本音。
お砂糖の染みこんだ紫蘇を捨ててしまうのは勿体ないが、紫蘇の葉が多すぎる…。
それで、紫蘇のエキスを取って葉を取り出してからお砂糖を入れようと思いついた。
紫蘇を取り出すには、熱が取れてからの方が作業しやすいので、無理せず寝る事にした…。

まずは紫蘇の葉を取り出すこと。次にお砂糖を入れそれが溶けてからクエン酸を入れれば出来上がる。
お砂糖は先日長女が持って来てくれたので、たっぷりあったがクエン酸が少し不足していた。
雨が止んで居る時を見計らって薬局へ向かった。買い物嫌いのわたしの特技、直行直帰。２５７５歩。

紫蘇の葉のかけらが入らない方が良いので、漉し器で漉し灰汁もとり、完成。
準備しておいたペットボトルを消毒をしてから詰め込んだ。
もっとも予定より量が多くなったので、ペットボトルの空を準備するのにかなり努力したが。

ペットボトルに詰めた紫蘇ジュースを記念撮影　

今回は紫蘇の葉はふりかけなどにせず、細かく切って段ボールのコンポストへ入れてしまった。
量が多すぎることが第一の原因なのだが、体調があまり良くないので仕事を減らすのが目的。

コンポストの中身は、近日中にプランターの土と混ぜて、野菜作りの肥料になる。
一日かけて紫蘇ジュースを作っただけ。
作業中に疲れたらストレッチをしたり、ベッドで横になったり体調調節もしていた。

明日も明後日も予定無し。
出来れば縫い物をしたいと思って居るし、リコーダーも練習したい。
気ままに楽しい事を見つけながら、良い時間を過ごす、これがわたしのモットー。