三界に 家無き吾は 子に従う

１２月３１日　火曜日　晴れ

今日は大晦日。お天気はお日さまはキラキラしていて風もなく最高。
お洗濯を干し始めた頃、長女から車を洗いに行っても良いかと電話があった。
マンションではバケツにお水を入れて洗うだけなので、
わたしの家の前の道路だとホースを使って思いっきり洗えて良いのだとか。

出掛ける予定もありませんから「どうぞ」と返事を。
婿殿だけでやって来ると思って居たら、長女も一緒にやって来た。
それも換気扇を洗う洗剤持参でやって来ていた。驚きながら嬉しかった。

換気扇は表面のカバーを取り換えただけでお掃除は不要とのこと。
油を使ったお料理をしませんから、換気扇は１年使ってもそれほど汚れは無いのだとか。
確かにあるじや娘のお弁当を作って居る頃は、朝から揚げ物をしたものです。
今は偶に掻き揚げをする程度で、換気扇は蒸気を外に出すために使うだけ。

婿殿が車を洗って居る間、娘はシステムキッチンの扉を拭いてくれた。
時に拭いているけれど、年末だからと言って特別のお掃除はしていない。
特に今日も左のこめかみに痛みが残っているので、なるべく疲れないように気を付けている。

拭き掃除は腕を痛めているわたしには、かなりきつい仕事になっている上に、
踏み台を使って高い扉を拭くのも、体調の悪いときはそれも出来ずに・・・。
踏み台から足を踏み外して怪我をすれば、迷惑を掛ける事になるので、やらない。我慢。

５歳頃から、何かにつけて父から言われて居た「女三界に家なし」を今時々想い出す。
「子供の頃は親に、嫁しては夫に、老いては子に」とその意味を知ったのは大分後のこと。

振り返ってみて、意識はしていなかったけれどまさにその路線で来ているような気がする。
自分で物事を決められないようになってしまって居るのか、なんでも娘に相談している。

この年までそれで生きてきてしまったので、今更自分を変えるのは難しいと思う。
それだからか、わたしの周りにはわたしを引っ張って下さる方が多いような気がする。
ずっと、そのような人達に守られて居るのだと今更ながら感謝を・・・。

今年もお終いになる。
来年もまたわたしの周りの方々にお世話になりながら生きて行くことになる。
よろしくお願いします、と丁寧にお願いしないと・・・。

こめかみの 痛みこらえて 磨く吾

１２月３０日　月曜日　晴れ

今日も良いお天気。年末の晴天は嬉しい。
もっとも今日は洗濯物はないのだけれど、やっぱり晴天は嬉しい。
今朝起きた時から、左のこめかみに痛みが走っていた。神経痛のようなきつい痛みだ。

頸椎ヘルニアに痛みが出たとき使う様に、医院から痛み止めを戴いているけれど、
なるべく飲まないようにしている。
今日は燃えるゴミの年内最後の収集日なので、ゴミを出してきてから庭の水仙と榊を切った。

お朔日に榊の交換するのが常だけれど、お正月なので３０日に取り替える事に。
元旦に、榊を捨てるのが嫌だった。一夜飾りは駄目なので、今日しかない。
榊とお花を入れ替えてから、お正月のお花も生けた。
お隣さんから戴いたセンリョウと庭から切って来た水仙だけで生けた。

こめかみの痛みは酷くなってきていた。
痛み止めを飲まないと動けなくなりそうなので、まずは軽く食事をする事に。
お茶を飲みながら食後暫く動かず休憩タイム。痛みは治まらない。

２階をもう少し片付けてから、掃除機を掛けるつもりで居たけど
痛みが有る間は余り動きたくない。
こめかみを指でそっと押してみたら、酷い痛みが走った。
梅干しをこめかみに貼っている様子を映画で見た事が有るので、真似したい気分だった。

痛みが消え無いので、台所のガス台や流し周りのお掃除をする事に。
２階の片づけは身体を動かすので、なるべく動かないで出来る仕事にした。
何もせずジッとしていると、痛みに神経が集中して辛くなるだけで、
何かしていた方が気が紛れる事を経験している。

頭痛のお陰で、いつもより丁寧に流しを磨けたしお鍋も磨けた。
頭痛があったから、みんなピカピカになった。悪い事ばかりでは無い。
痛みは取れないので、再度軽く食事をして痛み止めを飲んだ。

２回目の薬を飲んでから、すこし楽になってきたので、
２階の掃除機を掛け、床を拭いてひとまず２階のお掃除を終了させた。
これで今日の予定は何と完了した。

明日も予定は無い。以前はおせち作りで大忙しだったけれど、今年は何もしない。
ナマスを作るぐらいだ。
のんびりして居た方が、早く直るのかもしれない・・・。

年末の 仕事はさておき よそ事を

１２月２９日　日曜日　晴れ

今日も良いお天気でした。
ほのぼの編集長にメールでお断りをしてから、表紙の印刷をすることに。
４日の９時、コミニティーで印刷する予定なので、表紙の印刷を年内に済ませたかった。

お正月は娘家族がやって来たり、お墓参りにも出掛けるので年内に片付けたかった。
印刷を始めようとセットしているとき、友人がやって来られるとの電話を戴いた。
パソコンとプリンターを動かしながら、友人と食堂でお茶をしながらおしゃべりをしていた。

冷蔵庫や電子レンジは何かにつけシグナルの音を出してくれるので、気がつくのに、
プリンターは用紙が無くなってもインクが無くなっても、音で知らせてくれない。
もっともプリンターの側に居ればサインは出ているのだけど、離れていると気がつかない。
黙って止まって居るだけ。

お茶をしながらパソコンとプリンターが見える位置に座って居たので、時間も気にならないし、
用紙の補充もインクの交換もスムーズに出来たし、友人とお茶をしながらだし・・・。
３時間半があっという間に過ぎ、いつもと違って良い時間になった。

とても疲れてしまったのだけれど、午前中頑張ってやった事が有る。
それは、大分前に２階から下ろして来ていたアルバムを、また２階へ運んだこと。
まだ１２冊目の写真を剥がしてスキャナーでパソコンに取り込み終えたところだ。

そう簡単には処理出来ないと判断して、手をつけていないアルバム４０冊を運び上げたわけ。
そのままにしておくと洋裁も出来ないし、読書会の新年会の時に物を置くスペースにも困る。
アルバムの整理は焦らずゆっくりやって行く方が良いと思うようになって居る。

一枚一枚、どの写真を見ても懐かしさが山盛り有るので、その作業を楽しみたいと思って居る。
娘たちの幼いときの写真を見ては癒やされ、わたしたち夫婦の若さに驚いたり、
写真の整理を大急ぎで終わらせるのは、勿体ないような気がしてきている。

オママゴト 独り住まいを 和やかに

１２月２８日　土曜日　晴れ

朝からお日さまが一杯、良いお天気でした。
シーツ等のお洗濯は出来れば３０日にするつもりだったけど、２日早めて今日洗うことに。
お洗濯をしてそれを乾かしている間に、クリスマスの飾りを片づけお正月モードにする事に。

あるじが亡くなってから門松もお供えも輪飾りもしない。
ずっと以前から、洋間の飾り棚はわたしの遊びのスペースだ。
そんなわたしを見ては、「楽しそうだね」と良く言われていた。
この飾り棚のイメージを替えていると、あるじのその言葉が聞こえてくるような気になる。

夏は夏らしく、カッパたちがお酒を飲んでいるかのように座らせて、
雰囲気に合う絵本のページを広げ、酒盛りの景色を作ったりする。
どの絵本を使おうか考えながら、絵本をぱらぱら見ながらその行為それ自体を楽しんでいる。

但し体調が悪かったり、気持ちが乗らないと秋になっても夏のままだったりする。
それでも冬になる頃には、それなりに模様替えをしようと言う気持ちになり、
またその作業が、わたし自身の気持ちを高揚させるのか、その作業の後明るくなるから不思議。

お掃除するときも拭きながら位置を少し変えて見たりする。
特にこの頃は独りで居る時間が多いので、結構この棚は良い遊び場に。
子どもの頃の「おままごと」と同じ、そう思う。
もっとも子供の頃、おままごとをして遊んだ記憶はほとんど無い。遊び足らなかったのかも・・・。

お正月の飾りとして、ほとんど買った物は無い。大抵はゴミにしてしまう物が並んでいる。
お獅子は、唐草模様の中にお豆が入っていた物だし、小さいお獅子は鏡餅の中に入っていた。
お正月の飾りの代用品は、ずっと以前お正月に戴いたお酒の飾り物だ。

干支の置物は若い頃から使っていた物で、畳みもどきは以前どこかで見つけてきた。
これは季節に関係なく使えて便利、お遊びの雰囲気作りには大事な一品。
このブログを書き始めて写真もアップしたくなり、携帯カメラでパチリ。楽しまないと！

歌わずに 忘年会で 鍋奉行

１２月２７日　金曜日　曇り時々雨

朝から時々雨が降る冷たい朝でした。
でも昨日の雨で庭のあちこちに咲いている水仙がとても嬉しそうに見えたので、
お日さまが無い水仙の色は綺麗には写らないけれど、携帯カメラで写してみました。







あるじはお花があちこちで咲いている景色が好きでしたので、水仙もその例に漏れず、です。
家の脇にも咲いていますから、お隣さんや友人に水仙を差し上げています。
特に今年は水仙の開花が遅かったので、お正月のお花に使えます。

石の影に背丈の低いヤブコウジが１本出てきていました。
それも大きめの綺麗な赤い実がびっしりついているのです。
野鳥も小ぶりなこのヤブコウジには気がつかなかったみたいです。

夕方も雨模様だったのですが、三浦半島を歩いた女性４人で忘年会をする事になっていました。
歩いて行っても３０分位で行かれるところですから、気が楽です。
それにそのお店は、和食の居酒屋でお通しが素敵な器で出て来ましたし、
どのお料理もとても美味しかったです。

珍しくわたしもビールを少し飲んでから、焼酎をオンザロックで少し飲みました。
焼酎をほんのちょっと注ぎ、氷が溶けてわたしが飲めるようになるまで待つのです。
なまじお水を入れるより、この方が安心ですしお酒の味も分かるような気がします。

直ぐ頬が火照ってきて、紅くなってくるのが解りました。
でも焼酎と言っても、匂いも気にならず飲みやすかったです。
お刺身や天ぷらもお鍋もみんな美味しかったですね。

わたしより１０歳位若いメンバーですから、彼女たちは元気一杯、どんどん歌っていました。
芸無しのわたしはひたすら食べるのみ。でも、鍋奉行はわたしが引き受けました。

しまい込む 浮世絵を見るは 久し振り

１２月２６日　木曜日　曇りのち雨のち晴れ

少し前までは、今日は朝からやって来る事になっていた。
でもこの所の彼女は忙しくして居たし、もう冬休みなので下の孫息子が家に独りで居ると言う。
今日から上の孫息子は、学校のイベントでスキー合宿に行って居るはずだ。

娘が我が家に来てしまうと、下の孫が一人で留守番をする事になる。
中２の彼は剣道部なので、部活が忙しく母親と２人だけになる時間が持てなくなっているので、
今日などは良いチャンス、とわたしなりに判断していた。

８時過ぎに長女から電話があり、「今日は行かない」と言ってきた。
次男の部活動も無くなり、家に居て書き初めの宿題をすると要っているのだそうだ。
それなら尚のこと、息子の側に居た方が良いとアドバイスを。

今日の予定は全く無い。
この所浮腫が酷くて気怠いのに、昨日は庭仕事をしてしまったので更に浮腫が酷くなっていた。
朝食の後、直ぐ動く気になれず食堂の椅子に暫く座っていたら、強い眠気に襲われ、
少し居眠りをして居たような気がする。

このまま一日だらだらして居ては、勿体ないので２階の片づけをする事にした。
暫く拭き掃除をしていないので濡れ雑巾を何枚か持って階段を拭きながら上がった。

床やカーペットの上を濡れ雑巾で何度も拭いた。
ハウスダストのアレルギーがあるのでまずは拭き掃除が先だ。
段ボールが幾つも床に置いてある。全部不要になった衣類が入って居るのだ。
この段ボールの中身を娘と一緒にチェックをして、施設に送るつもりでいる。

サンルームの床を拭いたり片付けたり・・・、
この所全く触っていない、浮世絵や絵などを仕舞っている洋服ダンスを開けた。
本当に久し振りに浮世絵を一枚ずつ見た。そして大和絵の額も久し振りに出した。

大学時代の教授から譲って頂いた貴重品の大和絵は、何重にも紙と包装材でくるんであった。
洋服ダンスの棚をセットし直し、本物の浮世絵とコピーの物を区別出来るように整理。

あっという間に２時過ぎて、片づけは途中だったけれど止めることに。

疲労でなのかどうか解らないけれど、ふらふらして歩くのも不自由。
何とか壁を触りながら下に降りてきて昼食を。でも食後、２階に行くのを止めた。
このまま片づけを続けるのは無理。頑張り過ぎて明日から動けなくなるより休むのが良策だ。

明日だけは予定があるけど、その後は無い。
ゆっくり楽しみながら宝物の整理をしたい。久し振りのご対面なのだから。
疲れて動けなくなっていたけれど、久し振りに宝物に触れたことで興奮気味に。
わたしが気に入って居る馬上の貴婦人の浮世絵は、やっぱり素敵だった。

店先で おでんを囲んだ クリスマス

１２月２５日　水曜日　晴れ

今日はクリスマス。
でも、独り生活なのでクリスマスもお正月も関係なく日々を過ごすことにしている。
お正月も平日と思えば独りでも寂しくない、と自分に言い聞かせ納得を。

今日は朝９時から今年最後のほのぼの編集会。
古いパソコンを立ち上げるのに暫し時間がかかり、それから朝の家事仕事を。
コーヒーを入れてスタンバイしてから、軽く朝食。今朝もまた時間に追われた。

全員で最終チェックを頑張り、正午には解散。
新年９日には製本作業を全員で頑張り、定期購読して下さる方々に発送してやっと一段落。
毎年、その日まで何となく落ち着けないのは仕方が無いこと。

午後２時半にお庭の草取りをして下さる女性が来宅。庭仕事の手伝いをお願いして半年になる。
わたしは高枝ばさみで、ノウセンカズラの蔓をカットしたり、紅葉の葉を払い落としたりし、
それから彼女と一緒に落ち葉とカットした蔓の始末をした。なんと大きなビニール袋４個にも。

一通り片付けてから、ウッドデッキで彼女と一緒に熱い紅茶で、お茶タイム。
落ち葉を拾い集め何となく広々した庭を眺めながらのお茶タイムは寛げた。
夕方になり、気温が下がっていたのに寒さは余り感じなかった。
来年、草が生えないうちにお庭の整理をお願いしたら、納得して下さった。

今夜の夕食におでんを準備して居た。
おでんを作りながら、店をしていた頃のクリスマスを想い出していた。
クリスマスのケーキも扱っていたので、手伝って下さる人達の夕食は毎年おでんだった・・・。

大きなおでん鍋一杯と、もう一つ大鍋でおでんを炊いた。
クリスマス・イブとクリスマスの２日間、山盛りのおでんとおにぎり、キューリのぬか漬けで夕食。
大人数でしかもパンとケーキの店先で食べるおでんは、ひと味違って美味しかった。

配達にやって来た人にも薦めて食べて頂いていた。皆さんとても喜んで下さった。
寒いときのおでんは最高だ。
今夜は懐かしい事を想い出しながら独りでおでんを夕食に。
クリスマスはしないつもりだったのに、意に反してクリスマスを祝っていたようだ。

クリスマス 独りで過ごし 七年に

１２月２４日　火曜日　晴れ

あるじの脱サラ以前のクリスマス・イブは、それなりに楽しいイベントと思って居た。
ケーキは勿論、お料理も子どもが好きな物を鳥肉料理が並んだと思う。
アルコールの入って居ないシャンパンと言い、甘いジュースのような物も用意して。

プレゼントも手作りの物の時は、秋口から準備を始めていた。
二人の娘に、同じ図案で刺繍をしてからベッドカバーを仕立てたこともあったし、
ミシンもやっと針が通るような固い布に刺繍をして、手提げ袋を作ったこともあった。

娘たちには知られないように刺繍をしたりミシンを踏んだり、それも一苦労だった。
当時、わたしも大森の実家の会社で仕事をしていたので、その時間を作るのが大変だった。
それもこれも今は懐かしい良い想い出になって居る。今は独りだけのクリスマス・イブに・・・。

食事を支度しながらちょっと実験料理をしたくなり、開始。
先日友人が古くなった梅干しを処理をするという。
処理をするのならとわたしが頂いた。それは柔らかい小梅だった。

小さなザルに１５，６個位小梅を入れ、竹のへらでつぶすようにして種から梅肉を外した。
梅肉が柔らかいのでその作業は簡単。種だけをお箸で取り出して他の器に入れて保存。
何度か同じ作業を繰り返して梅肉ペーストが山盛りになるまで続けた。

その梅肉に鰹のフレッシュパックを数袋入れ、更に白の煎りごまを加え混ぜ合わせた。
良くかき混ぜてから、使う分だけにに日本酒を加え混ぜ合わせ柔らかいペーストにした。
大根を細い千切りにして、実験用の梅ペーストと併せて試食を。

はじめの一口は日本酒の匂いがして、お酒を余り飲まないわたしなのに食欲をそそられた。
美味しい！あっという間にに完食。
もっと食べたくてなり大根をまた千切りして同じものをつくって、またまた完食。大成功！

　　　　　　　　　＊　＊　＊　＊　＊　＊

今朝の朝刊に気に入った広告があったので切り抜いて、あり合わせの額に入れてみた。
この広告絵を額に入れたのが、梅ペーストの成功に繋がったのかもしれない。
絵には「クリスマスの決意」と書いて有る。
この絵に無条件に惹かれてしまっていたわたしも「クリスマスの決意」を心に刻み込んだ。
「独り」なのだから、「自由に好きなように生きていこう」と思うようにしよう、と。

あるじが亡くなって丸７年過ぎたクリスマスの日に、新聞の真っ黒な墨で描いた広告絵に、
何か強く惹かれるわたしが居た。
このまま暫く食堂の壁に飾って、その内もっときちんとした額を探したい。
素晴らしいクリスマス・イブになった。

賑やかに 回転寿司を 孫たちと

１２月２３日　月曜日　晴れ時々曇り

予報通り寒い一日でした。
昨日、「急だけど明日お昼を食べに行っても良い？」と長女から電話があったので、
予定は無かったから承諾。上の孫息子は来られないけど下の孫息子は一緒だという。

久し振りに、孫に会えるのは嬉しい。
それに彼にはミニコミ誌「ほのぼの」の挿絵をお願いして居た。
やって来る予定が無かったので、挿絵は郵便で送ったとか。でも原画は持って来て居た。

幾つもの挿絵が画かれて、それを郵送するには用紙に折り目が出来てしまうとかで、
コピーをして挿絵が傷付かないように、原画を切り取って送ったのだとか。
中２になっても、小さい頃の目線でこちらが要求する挿絵を気軽に描てくれる。
これは彼の才能だと思う。ババ馬鹿かもしれないけど。

結局、娘家族３人と一緒に回転寿司でランチを。
回転寿司の機械の動きが早くて、テンポ良く食べてしまい直ぐに満腹。
お寿司を食べたい意識はあるのにとても食べられない。娘たちは最後にケーキも食べて居た。
わたしは和菓子ならともかく、お腹が一杯の時にケーキには手が出ない。

夕方早めに娘たちは帰っていった。上の孫息子が帰ってくるのだそうだ。
思いがけず回転寿司へ行きお寿司を食べて、帰りがけにちり取りを買いに行ってくれた。
腰を余りかがまないでもゴミをとるタイプの物が欲しかったから、嵩があるので買えずにいた。

独りランチの祭日のはずが、思いがけず回転寿司でのランチが出来た。ちょっと嬉しい。
それに彼らが来る前に、図書館に読書会でお借りしたい本の予約をしに行って来た。
充実した幸せな祭日になった。

野鳥たちと 競うかのごと センリョウで

１２月２２日　日曜日　晴れ

空気は冷たいけれど陽射しが強く、家にいたわたしは寒さをあまり感じなかった。
午前中、お洗濯をしたり家の朝の仕事を片付けてから、ほのぼの　の最終原稿をチェック。
気になる事があった投稿者お２人に、メールを書いて送る。後は返信を待つだけ。

お隣の方が、「センリョウを早めに貰って欲しい」と言って来られた。
ヒヨドリが集団でやって来ては、色づいた実を食べて仕舞っているとのこと。
特に赤いセンリョウの方に集まっているので、昨日赤のセンリョウは切って家に入れたと言う。

毎年お隣さんからセンリョウを戴き、わたしはお隣さんに水仙を差し上げるのが常。
時には松を買ってきていたけれど、この頃は省略してセンリョウと水仙だけで埋けて居る。
頂いたセンリョウをバケツのような大きなお花器に無造作に挿した。まだお正月気分には早すぎ。
お隣さんにも、水仙はもう少し迫ってからお届けする事に。



ヒヨドリや鳩もこの地の住人なのだと何時も感心している。
と言うのは、３軒先の庭に熟した柿の実が沢山なっているときは、センリョウには寄ってこない。
柿が無くなってくると、徐々に南天の赤い実を食べはじめ続いてセンリョウに移る。

それも赤い実のセンリョウが先に襲われ、次に黄色のセンリョウを襲う。
７，８羽のヒヨドリが一斉に啄み始めるのだから堪ったものでは無い。
あっという間に葉だけになって仕舞う。

センリョウが無くなると、少し先の家の庭になって居るみかんの木にヒヨドリや鳩は集まる。
みかんが無くなると、いよいよヒヨドリや鳩は我が家の柚子に集まってくる。
上手に陽が当たっている側から啄みはじめ、わたしには変化が見えない。

柚子の実を収穫しようと近寄って、皮だけが木にぶら下がっているのを始めて知る。
前の道路のお掃除をしているとき、時々みかんの房袋が落ちて居た事を想い出す。

今日は冬至。ゆず湯に使って頂きたいと思い、今年は早めに恩師に送った。
あるじが居ればお届けしていたのだけど、何時も間際に気がついて後悔ばかりして居た。
でも今日やって来られた友人に柚子を差し上げるのを忘れてしまった・・・。
申しわけ無い思いが一杯。後悔が一杯。ただただ、お許しを乞うのみ。ごめんなさいネ。

水仙の 生命力か 誇らしげ

１２月２１日　土曜日　快晴

朝からお日さまが綺麗だった。
昨日がこのようなお天気になると思って余計な物までお洗濯してしまって、大失敗を。
でも少し濡れただけなので、エヤコンを使って乾かして終ったけれど、ちょっと残念。

前の道路にへばりついている落ち葉を掃きとってから、しっとり濡れた庭を見て歩く。
ノウセンカズラの葉や紅葉の葉が落ちて山になって居たけれどそのままに。
水仙が咲き始めているので写真を撮って見た。
例年より開花が遅いので、お正月のお花にセンリョウなどと一緒にいけるのが嬉しい。



濡れ縁の隙間に首を出して咲いて居る水仙も撮した。
首を長くして、「綺麗でしょう？」と言いたげに頑張って咲いている。
洗濯物を干したり入れたりするとき、踏まないように傷を付けないように気を遣って居る。



今日も予定は無し。
のんびり過ごしたいと思う怠け者のわたしに、几帳面なわたしがささやく。
年賀状を書いていないでしょう？書かなくては・・・、と。

陽を受けるように背中を庭の方に向けて座り、年賀状を書き始めた。
何枚か書いたところで、眠気に襲われ、一休憩。
それを何度も繰り返して居たけど、胸が苦しくなって来てしまった。

どうしよう・・・。薬を飲んでも落ち着かない。
ジッとして居ると其処に神経がいってしまうので、思い切って横浜へ買い物にでることに。
支度はズボンを履き替えるだけで、コートを着て帽子をかぶってお終い。５分で完了。

体調を考えて持ち物は最小限で、お財布とハンカチと携帯だけ。
買物の目的は食堂に掛ける来年のカレンダーと小さな手帳を有隣堂で買うこと。

伊勢佐木町の有隣堂より、浜駅の有隣堂の方が売り場も解って居るし、
往復バスを使えば小１時間、バスに揺れながら居眠りが出来と思った。

行きは少し混んでいたので予定ほど居眠りは出来なかったけど、
帰りは始発なので、程よいバスの揺れが心地良く微睡みの世界を満喫して来られた。
残念なのは求めていたカレンダーが売り切れていたこと。

同じタイプの少し小ぶりのカレンダーで妥協。苦手だけれど小さな文字で書けば支障なし。
１昨年も同じ事をしていた。売り切れで小ぶりのカレンダーで妥協。
でもその翌年はわざわざ同じ小ぶりの物を買っていた。今日は更に小ぶりになってしまった。
大丈夫かな？ちょっと不安・・・。

若者に お節介する したり顔で

１２月２０日　金曜日　曇り時々晴れのち雷雨

昨日の予報で今日は「晴れ」と聞いていたので、今朝の予報を聞かずにお洗濯を始めて仕舞う。
なんとお洗濯を始めてから、「今日は不安定で午後からは雷雨が有る」と言う報道を聞いた。
寝間着も厚手のタオルも洗ってしまっている。

外の竿に洗濯物が少しでも早く乾く様に工夫をして干した。
お昼頃までは晴れたり曇ったりのお天気だったけど、風が時々吹くのでかなり乾いていた。
それを確認してから、お庭の方に背を向けてパソコンを触り始めたのが大失敗。

夢中になって終ったようで、ゴロゴロっと雷の音で飛び上がった。
振り返って庭を見てびっくり。大粒の雨が降って来て居た。
大急ぎで洗濯物を部屋に投げ込んだ。少し前にチェックしたときはほとんど乾いて居たのに・・・。

家全体を洋風に建てた家なので、軒は全く無かったのだけど６畳の部屋を１０畳に直した時、
増築した部分の屋根に少しだけ軒を作ってもらった。洗濯物が濡れない程大きな軒では無い。
最終手段として、食堂のエヤコンを使って乾かす。まずは一安心。

今日は予定の全く無い日なので朝からリラックス。久し振りに時間を気にせず過ごしていた。
筆を使って文字を書いて何とか年賀状を仕上げ、スキャナーで取り込んでみた。
プリントアウトして、長女にＦＡＸしてコメントを待つ。まずは合格点に。

早速、パソコンを使ってコピー開始。宛て名とコピーした通信面のコメントは手書きに。
年賀状の時期になると、絵画の手ほどきを受けておくべきだったと今更ながら後悔をする。
何でも、できる限り若い時に経験して置くのが良い、と若い人に言いたい。
そんなアドバイスをするようになったのは、わたしが歳をとった証拠。認めるしか無い

独りでも 前向き歩め 幸せが

１２月１９日　木曜日　雨

冷たい雨が一日降って居ました。
この所時間に追われる日が続いていたためか、疲労感で身体が重たく少々反省を。
でもそれも今日の午後で一段落。少し時間に余裕を持てるようになるはず。

今日は午後から、リコーダー・アンサンブルの方がやって来て下さり練習があったのです。
この所リコーダーをじっくり吹く時間がとれなかったので、少々不安だったので、
午前中ひたすら練習を・・・。

初めのうちは指の動きが悪く焦ったのですが、それでも吹いて居る内に何とか動きはじめ、
きちんと音が出るようになって来たので一安心。
リコーダーを吹いたからか、珍しく空腹間を感じてきたのでいつもより早めの昼食を済ませた。
リコーダーの練習の前に食事をしたり、飲み物を飲むと唾液が多く出るので早めの方がよいし。

次女がお餅をついたとかで、昨日お裾分けを戴いている。
久し振りにお雑煮を食べようと大根やキノコなど野菜の準備をしながらお餅を焼いた。
思ったよりお餅は水分が多いのに驚く。焼けたお餅がべたべたになっていた・・・。
それでも青菜をたっぷり入れた具だくさんのお雑煮を美味しく戴く。

リコーダーの練習は、練習不足がたたってかなり悪戦奮闘になってしまったけど、
それでも何とか一通り吹けた。ホットした。
アルト笛のデュエットの練習で、ハーモニーの良さを体感出来るのはとても嬉しい。
音と音が絡まって始めて心地良いハーモニーになり、それを聞きながら吹ければ最高。

今年最後の練習を充分楽しんでから、お持たせのシュークリームでコーヒータイムを。
来年の練習日を決めて、雨の中お帰りになった。
悪天候の中、わたしとの練習のためにわざわざやって来て下さる彼女に感謝。
幸せ者だと痛感している。アルバムの整理が一段落したらリコーダーに時間を割くつもり。

やりたいこと、やらなくてはならない事が沢山有るのは、
独り住まいのわたしにはとても幸せなことだと思って居る。頑張らねば・・・。

ストーリーに 苛々しつつ 読み続く

１２月１８日　水曜日　曇りのち雨

１０時から読書会でした。
今回は伊坂幸太郎著「マリアビートル」を読んだのですが、メンバー全員往生したようで、
第一声が「読みにくかった」でした。
そして「現実にこのような事が有るのか？有ったら怖い」と言う言葉が続いてでました。

心臓が止まったとき、テレビのドラマの中で医師が使う場面をよく見るけど、
その場面を真似して、その道具を虐めや遊びに使おうとする少年たち。
その少年たちに虐めを指図する一人の少年がいた。

一見して見栄えが良いその少年は、大人の心理を想像して色々仕掛けてくる。
その少年は幼く従順で有る様に振る舞うのだけど、大人はそれに気がつかない。
読みながらその少年の考え方に腹を立てながら読んでいた。

舞台は東北新幹線の中。新幹線の事はかなり何度も出てくるし、詳しく書いているので、
この本で東北新幹線のことに詳しくなった、と言う人が居たり、
登場人物の名前が、考えられない名前ばかりだったとか、初めての経験したようだった。

このようなことは珍しい事だけれど、最後まで読んだ人は９人中４人だけだった。
その現実に驚いた。
今年最後の読書会だったので、わたしとしてはちょっと残念だった。

草餅をお茶菓子に用意したけれど、皆さんお持ち帰りすると言う。
青森の先輩が送ってくださったリンゴを、皮を剥いて薦めたら、美味しいと評判が良かった。
歯の悪い方が居られるのでなるべく食べやすいように小ぶりに切った。

来年はいつも通り、ちゃんこ鍋を注文して我が家で開く事になった。
一年がこんなに短いとは知らなかった・・・。

海上から イルミネーションに 大感激

１２月１７日　火曜日　晴れ

忙しい一日、充実した一日になった。
そもそも今朝９時からほのぼの編集会なので、家の片づけや前の道路のお掃除など、
毎朝の家事仕事を早めに終えて、編集会の準備を。

食堂のテーブルに置いて居る多肉植物を洋間のテーブルに移動させたり、
コーヒーを入れてそれぞれのマグカップを準備したり、余計な仕事がある。
それよりもパソコンの立ち上げに今朝も時間がかかってしまった・・・。

それでもひとまず、作業はゴールまで到達できた。
大きな声で修正の箇所のチェックをして居たからか、１０人分のコーヒーでは足らなかった。
マグカップで３杯も飲んでしまった、とつぶやきながら帰る人もいた。
念のため、来週もう一度集まって紙面全体をチェックする約束をして散会。

歯医者さんに電話をして予約をするつもりが、今日の午後２時半なら空いて居るというので、
急遽、歯医者さんに行くことになった。
実は今朝起きたとき、何故か舌の上に小さな白い石のような物が乗っていたので不思議だった。

自分の舌で歯の上をなぞってみたら、詰め物が落ちた様子は無かったからますます不思議に。
でも歯茎をなぞってみたら、歯茎に近い所の一カ所に穴が空いていた。
それで、このまま放置は出来ないので、歯医者さんに電話をした訳。

少し削って詰め物をしただけで治療は終わりだという。ホットした。
１年半も歯医者に行かずに居たので、心配していた。
歯石も取った方が良いと言われたので、予約したけれど。

大分前に友人とみなとみらいのイルミネーションを見に行く約束をしていた。
今日は特別寒くなるとの予報を聞いていたので、暖かい格好をして出掛けた。
お月様が時々薄い雲に隠れては見え、素晴らしい夜景を満喫。


５０分間で山下公園の方へ行き、ベイブリッジの下をくぐって帰ると言う、
観光船が５分後に出ると言うので、その船に乗ることにした。

海の上から見るみなとみらいのイルミネーションの夜景は最高だった。
一眼レフを持って行かなかったのを後悔。携帯カメラでは・・・。残念・・・。

携帯カメラで写した物をアップ。





船を下りてから大きなクリスマスツリーを見にランドマークへ。



体力温存のためにお茶もせずに帰宅。バスも道路も空いていたので早く帰宅出来た。
忙しかったけれど、良い一日になって大満足。