早朝から、今日は不安定なお天気で、時には強い雨が降ると言う予報でしたから、お天気が気になっていました。10時から、読書会転じてアイリスの会として隔月に集まろうと、6月第4水曜日に決めていました。18年間続けた読書会メンバーは、全員70歳、80歳台です。悪天候ですと足元が心配です。
わたしの体力が低下して、月に一回の会をセットすることが厳しくなってきてしまい、1月に19年間編集発行していた冊子 ほのぼの も閉刊しました。独り生活を続けて行きたいので、無理は禁物と思う気持ちと、元気な内に「きちんと仕舞いたい」と思ったのです。でも、「解散はしたくない」と言う意見が多く「本は読まなくても集まろうと言うことになり、隔月に集まることになったのです。
昨夜、メンバーの一人から「何人来るの?」と電話で聞かれました。忘れている人が居るかもしれないし、都合で来られない人もあるかもしれません。でも、「明日来られますか?」と電話をする気持ちにはなれません。当日来られた方だけで、楽しめばよいと思っています。独りでも二人でも良し、と思っています。自然消滅もありうると覚悟しています。
腰が痛くて移動が辛い方と新しくボランティアを始めた方が「参加できない」、と意思表明したお二人を除いて、全員やって来られたのです。丁度雨脚が酷い時間帯でしたので、レインコートはビッショリでした。久しぶりのメンバーとの再会、嬉しかったです。濡れたコートを預かり、ハンガーにかけ浴室の突っ張り棒に吊るしました。雫が床に落ちるほど濡れていました。
ただ、腰を痛め歩行が厳しく成っておられるもうお一人から、「今日を最後にします。長い間ありがとうございました」との言葉に、「気候の良いとき、気持が向いたらいつでも来てね」と、口々に残念がる言葉をかけていました。
2時間近く、読んだ本の事や、ご主人の塩分取りすぎで困っていることなど、それぞれの近況を語り合っていました。楽しそうでした。読書会を止めることになった時「行くところが無くなくなる・・・」と発言した・・・最高齢の方が、「このお天気なので、わたし一人だけかも知れないと思っていた」と、メンバーに会えたことをとても喜んでおられたのが印象的でした。
続けられる間は、お茶をしながら楽しむ会をしても良いと思いました。いつも洋間のテーブルにアイロン台を出したまま、その上にやりかけの縫物を置いていましたが、今日はきちんと片づけました。人が寄ることで、整理整頓するようになるのかも・・・。無理せず、わたしもメンバーの方たちと楽しみたいです。
もう一つ、嬉しいこと。メンバーのお一人が、「アイリスの会に来られなくなったら、電話連絡をするようにしましょう!」と、メンバーに言っていました。人数が分かるとテーブルのセットが楽になります。次回は10月4週と確認して散会。充実した一日でした。