フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

吉村昭著「死顔」を読みました。次回は奥様著の「似ない者夫婦」を読むことに為っています。

2008-10-08 23:18:34 | 読書会
10月8日 水曜日 雨のち曇り

昨夜からの雨がまだ降っていました。
かなり降っていましたので、今日の読書会が気になっていました。
雨も厭わず皆さん、やって来られました。嬉しいですね。

今日は吉村昭著「死顔」を読みました。
雷鳴の「死顔」から「死」のことや「病気」のことの話で、
かなりもりあがっていました。

周りで無くなった方との別れの辛かっこと、親の死際のこととかが
かなり色々な例のお話しが出ました。
わたしもあるじへの思いを話したりしました。

著者が死際、ペースメーカーの鍼を外したり、点滴を外したりして、
「もう死ぬ」と言い全てを拒否します。
それに対して奥様は、結局病人の意思に従うのです。

この事に対して、どう思うか?と言う投げかけが有りました。
何とも辛いことです。
結局これに対して、結論が出ませんでした。

90歳ぐらいの親にでも、それは出来ないと言う意見もありましたし、
絶対治らないのなら、それも仕方がないと言う意見もありました。
医師から殆ど諦められていた病人が、延命治療で持ち直し、
それから30年近く行き続けたという人の話も出ました。

人の寿命は決まっている、と皆さんが認めておられました。
わたしは納得できずに居ります。あるじの事が心に引っかかっています。
本当に人の死を全て寿命と言っていいのでしょうか、解りません。

かなり重たい本でしたので、メンバー全員かなり考えさせられたようです。
来月は吉村昭さんの奥様「津村節子著似ない者夫婦」を読むことに為っています。

読書会の後、お一人残って下さって一緒に食事をしました。
ラーメンを作って頂きました。ひさしビリのラーメン、美味しかったです。

3時、里山研究所に行って弥生ソフトで計理の打ち込みをしました。
流が解らないので、打ち込みに結構手間取りましたが、なんとか7月まで打ち込み完了。
もう7時に為っていました。

そこまでで終わらせて頂くことにしました。
本当はマニュアルを作ってから辞めたかったのですが・・・。
コメント
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