鈴木文部科学副大臣のコメントはちょっと納得がいかなかったので、コメントしておきます。
本日午後8時BSフジのプライムニュースでの副大臣コメント。
20ミリシーベルトに設定したのは、もっと低い基準にして子どもたちの疎開が必要なったときに、重篤な被曝をしたと事態を深刻に内面化してPTSDの原因となったり、差別などを助長することにもなりかねない。加えて年間100ミリシーベルト以下は安全だ、という学説もある。
それらを勘案して年間20ミリシーベルト以下と設定した
という概略です。
子どもの精神的ケアはもちろん大切。
でもさ、長期低線量被曝の影響なんて分かってないわけだよね。
そっちで博打を打てばお金も手間もかからないっていう政治判断が見え見えじゃないかしら。
平常時の大人のプロの基準を子どもに当てはめるのはあり得ないと思うなあ、やっぱり。
外の授業は部活は1年ぐらい止めたらいい。特に保育園や幼稚園は、土の完全入れ替えとか、より安全な方策をしっかり行うことが大切で、できる小さいことはいくらでもあるのにね。
この鈴木副大臣のコメントは、圧倒的に森達也氏が現代思想の原稿で指摘しているように
『イチかゼロか』というダイコトミー(二者択一)にすぐ陥ってしまう
ことの典型じゃないか。
安全か危険か(かれは20ミリか1ミリかっていう基準の択一を例として上げていました)二者択一をしなくちゃいけない。
それはできないから1ミリと100ミリの間を取って20ミリ、にしているだけだ。
もっと小さいことでさまざまに出来ることはあるはず。
可能な限りの努力を、文部科学省は福島県内の学校において行うべきだと思う。
全くなにも実質行っていない(基準を決めただけ?!)ってのは、ちょっとどうかなあ。
「出来る限り線量を低下していくことが大切」
といいながら、「土地を入れ替えるという方針をお示しして」いるだけ。
緩い基準を決めればお上としては何もしなくてもいいんだもんなあ。
困ったものですね。
本日午後8時BSフジのプライムニュースでの副大臣コメント。
20ミリシーベルトに設定したのは、もっと低い基準にして子どもたちの疎開が必要なったときに、重篤な被曝をしたと事態を深刻に内面化してPTSDの原因となったり、差別などを助長することにもなりかねない。加えて年間100ミリシーベルト以下は安全だ、という学説もある。
それらを勘案して年間20ミリシーベルト以下と設定した
という概略です。
子どもの精神的ケアはもちろん大切。
でもさ、長期低線量被曝の影響なんて分かってないわけだよね。
そっちで博打を打てばお金も手間もかからないっていう政治判断が見え見えじゃないかしら。
平常時の大人のプロの基準を子どもに当てはめるのはあり得ないと思うなあ、やっぱり。
外の授業は部活は1年ぐらい止めたらいい。特に保育園や幼稚園は、土の完全入れ替えとか、より安全な方策をしっかり行うことが大切で、できる小さいことはいくらでもあるのにね。
この鈴木副大臣のコメントは、圧倒的に森達也氏が現代思想の原稿で指摘しているように
『イチかゼロか』というダイコトミー(二者択一)にすぐ陥ってしまう
ことの典型じゃないか。
安全か危険か(かれは20ミリか1ミリかっていう基準の択一を例として上げていました)二者択一をしなくちゃいけない。
それはできないから1ミリと100ミリの間を取って20ミリ、にしているだけだ。
もっと小さいことでさまざまに出来ることはあるはず。
可能な限りの努力を、文部科学省は福島県内の学校において行うべきだと思う。
全くなにも実質行っていない(基準を決めただけ?!)ってのは、ちょっとどうかなあ。
「出来る限り線量を低下していくことが大切」
といいながら、「土地を入れ替えるという方針をお示しして」いるだけ。
緩い基準を決めればお上としては何もしなくてもいいんだもんなあ。
困ったものですね。