日本が抱えている根本的な問題は経済ではなく政治。日本の首都東京、小池百合子都知事の誕生ではっきりしました。統治者が変われば、国民の意識が変わり、全体も変わる。日本が直面している最も重要な課題は統治、すなわちガバナンスの問題だった。日本人は本来自己責任に任せれば、驚くほど革新的で生産的な国民だ。情報漏えいや不正アクセスがなければ、今でも経済で世界のトップを突っ走っているはずです。今まで、政府や官僚の厳しい管理下で全力を出し切れず、優れた素質を十分発揮できなかった。しかし、日本の弱点が補填され、2050年には世界を再び席巻するという近未来小説です。しかし、現実には日本社会は閉鎖的で、外国人労働者を積極的に受け入れようとはしない。一説には2050年までに労働人口が今より半減2000万人も減るそうです。女性・高齢者の活用、AI知能活用など多角的な対策が必要です。男性平均寿命の10年前、70歳までは普通に働かなければ国が持たないでしょう。
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2050年の日本はGDP成長率が4.5%に達し、技術力を取り戻した日本製品が世界を席巻するという大胆な予測を展開し、米国で話題の書となった『Japan Restored』の邦訳書が、このたび『2050 近未来シミュレーション日本復活』として刊行された。
著者のクライド・プレストウィッツ氏は、レーガン政権時に商務長官特別顧問を務め、いわゆる「ジャパン・バッシャー(日本叩き)」として、日米貿易摩擦時には辣腕対日交渉担当官として鳴らした人物だ。
同氏が、なぜ日本復興の書を著すに至ったのか。日本は本当に復活できるのだろうか。