『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「全国30歳年収ワースト500社」上場企業で30歳年収200万円以下が2社!

2016-10-28 08:54:17 | 日記

 低賃金=ブラック企業ではありませんが、上場を果たしている3600社にも関わらず、30歳でも推計年収197万円の企業を初め低年収企業があることには驚きです。この収入では共稼ぎ以外子供の養育は難しい。少子高齢化、日本経済の実態を知るためにも重要です。年収トップ500社の下位が悲惨だと報じたこともありますが、認識が甘かった。上場企業でこの有様ですから、弱小中小企業の実態は悲惨のはず。上場企業でも年収200万円では賃金では非正規社員と変わりがありません。非正規を正規に採用しても年収がこれでは悲惨です。国民の意識、法整備、税制など抜本的な対策が必要です。

以下コピー

東洋経済オンラインは上場企業約3600社を対象に各社の30歳社員の年収を推計。全国7地域(北海道・東北、東京除く関東、東京、中部、近畿、中国四国、九州沖縄)に分けてまとめた。

30歳年収「全国ワースト」11位以下はこちら

これまで「東京都トップ500社」「東京都ワースト500社」「近畿583社」「中部431社」「東京除く関東323社」「地方に本社置く297社」「全国トップ500社」の30歳年収ランキングを紹介してきたが、最後に全国ワースト500社のランキングを公開する。 企業や読者の一部から「トップ500でランキングをすると、まるで500位が低いように見える」「給料の高い会社ばかりではなく、高くない会社の情報も知りたい」という指摘があり、それに応える狙いもある。

 『会社四季報』の本社欄に掲載した本社所在地が各地域の会社のうち単体従業員数が20人に満たない場合や平均賃金の発表がない企業は原則除いて集計した。各社直近の有価証券報告書の公開データと、厚生労働省が調査・公表している「平成26年度賃金構造基本統計調査」の5歳刻み賃金額(所定内給与+賞与)から業種分類ごとに賃金カーブを算出し、それを各企業の平均年収と年齢に当てはめて試算した。あくまで理論的に割り出した推計値ながら、一定の目安となるはずだ。

 グループ企業については、全体で連結ベースの年収を算出するのがベストだが、基データとして使用している有価証券報告書のデータが単体会社のものであるため、単体の年収数字となっている。本社の中枢機能を担う社員しかいないケースが多く、年収が製造現場などの実態より上振れる傾向にある純粋持ち株会社も一部除いている。

■400万円未満の上場企業は787社

30歳推計年収が300万円未満の上場企業は74社、本ランキングではすべて紹介できないが、400万円未満で見ると787社に上る。「全国トップ500社」で紹介したような高給企業と比べると、利益率の高くない事業を手掛けていたり、業績が苦しかったりと生涯給料が高くない会社の事情はそれぞれだ。 ただ、会社によっては専門職や定年後の再雇用社員などを集計対象に含み、平均年収や平均年齢との関係から、いわゆる正社員の平均的な実態と乖離がある場合もありえる点には注意いただきたい。

コメント (2)
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