『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

「本物の教養」出口治朗著

2016-10-23 14:05:22 | 日記

教養があれば、人生が充実できます。60歳で生命保険会社を起業した著者の言葉には重みがあります。出口氏は地球温暖化に対しても警告を発しており、「人間の歴史を振り返ると、文明の盛衰は主として気候変動によってもたらされてきたことがはっきりします。」と語っています。最近の研究で、平家も一般に言われている奢りで滅亡したのではなく、西日本を襲った異常気象のせいだという有力な説も出てきました。現在世界各地で発生している異常気象も大変動の予兆かもしれません。指導者に本物の教養が必要な時代です。

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この本は「教養」をテーマにした本です。教養というと、いろいろな知識や情報をどれだけ持っているかだと思われるかもしれません。しかし、教養とは必ずしもそのようなことではないと思うのです。シャネルの創業者ココ・シャネルは次のように語っています。「私のような大学も出ていない年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一日に一つぐらいは覚えることができる。一つ名前を知れば、世界の謎が一つ解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」

コメント (1)
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