地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表は3日のBSフジの番組で、北方領土交渉に関し、歯舞、色丹2島の返還を実現させ、国後、択捉2島に関する協議を継続する「2島先行返還」が「一番現実的だ」との認識を示しました。国民向けには4島返還を求め、返還永遠のゼロをめざすのか、政治的リスクを受け入れ小さな2島のみ返還を受け、クリミア半島武力介入で経済的に窮地に立っているロシアを、あたかも天安門事件で国際的、経済的に窮地に立っていた中国共産党を自民党田中派の面々が救った時と同じように救うのか?その時、中国の大指導者、鄧小平氏が日本向けに発した『後世の世代に問題を先送りさせる』今回も2島先送りが濃厚です。
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ロシア外務省の報道官は5日、北方領土は戦争の結果、ロシアの領土になったと述べ、日本が認めることが不可欠だと発言した。近く行われる日露戦略対話を前に日本をけん制したものとみられる。
ロシア外務省のザハロワ報道官は5日、領土問題をめぐるロシアの姿勢は変わっていないとした上で、「北方領土は第2次大戦の結果、ロシアの領土になった。この現実を日本が認めることが問題解決には不可欠だ」と発言した。
日本は12月のプーチン大統領の来日に向け交渉の進展を目指していて、近くモスクワで開かれる、日露の外務次官による「日露戦略対話」でも領土問題が協議される予定。報道官の発言は、協議を前に日本をけん制する狙いがあるとみられる。