自民党都議連が小池新党の大躍進で7月に行われる都議会議員選挙において壊滅的な打撃を受けるかもしれません。そうなれば、安倍政権率いる中央政界にも打撃を与えます。政治は一寸先は闇思わぬところから瓦解が始まるかもしれません。しかし、今は安倍首相の外遊成功で目先筋が動き、株式市場は当面盛り上がるでしょう。
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2017年の目玉選挙と言えば、6月下旬〜7月上旬に予定されている東京都議会議員選挙(都議選)です。昨年7月末に行われた東京都知事選挙以降、小池百合子都知事と都議会自民党との闘いが激しさを増しています。同12月には1979年から30年以上に渡って連携してきた都議会自民党と都議会公明党がまさかの連立解消。さらに同月末には3人の都議が自民党会派を離脱するなど、都議会の勢力図は大きく変わりつつあります。
選挙ドットコム編集部では、
・全選挙区に「小池新党」が候補者を擁立し、定数が5人以上の選挙区では2人を擁立
・1月1日時点での公認候補予定者から予想を行う(公認候補予定者が不在の選挙区も多数有り)
・小池知事を支持している「かがやけTokyo」や自民会派離脱組は「小池新党」として予想
・「都議会民進党」と「民進党都議団」は「民進党系」として予想
という前提のもと、選挙ドットコムが保有する選挙データ(2005年以降の都議選における各候補の得票数・都知事選における小池氏の得票数・参院選での各党の得票数・基礎自治体の会派別得票数など)をもとに、議席予想を行いました。その結果は…