『名も無く豊かに元気で面白く』

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❝株式市場 年初来高値信用期日通過 需給の最悪期離脱へ❞ミニサマーラリーへ

2018-07-11 06:52:01 | 日記

ファンダメンタルズに照らした場合、米中貿易戦争により十分すぎるほど下落した銘柄が多い日本の株式市場ですが、米国株予想外の堅調もあり、早期に持ち直しそうです。当面市場を引っ張るのが、カラ売り比率43.4%の信用の買戻しです。只でさえ熱い日中が続きそうな日本列島で、買戻しが牽引し株式市場は7月サマーラリーになるかもしれません。もはや、信用の流れは売りではなく、買い。日本の株式市場は、インフレを先取りし、壮大な上げ相場に突入したのかもしれません。

以下抜粋コピー

この週(2-6日)で印象的だったのは3日のマーケット。日経平均株価は終値こそ26円安の2万1785円だったが、安値は2万1574円と、4月12日以来の2万1600円割れ。東証1部の年初来安値更新銘柄は443銘柄に上った。そして、この安値銘柄に着目すると、今年1月に年初来高値を付けた銘柄が約7割。2月高値銘柄も含めると約9割がこの日に年初来安値を更新した。

 何が言いたいかというと、日経平均、TOPIX(東証株価指数)とも、年初来高値を付けたのが1月23日。つまり、その半年後の今、信用取引の絶対期日が到来するタイミングで世界貿易摩擦懸念が強まり、買い方が売りを強要されてしまったということだ。

 特にこの週は、6日に米国が中国製品に25%の追加関税の第1弾を発動する運びにあるとされ、同日には米5月貿易収支、米6月雇用統計の発表も控えていて、週初から身動きの取れない状況。その中で株価が急落したことにより、担保切れに伴う売りが続出。株価を形成する要素は需給とファンダメンタルズだが、この週はほぼ需給のみに支配されてしまった印象だ。

 ただ、まだ全体として絶対期日の通過には時間が必要だが、ファンダメンタルズに照らした場合、十分すぎるほど下落した銘柄は多い。仕込みの好機を迎えていそうだ。

コメント (2)
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