筆者が11日ブログで予想した株式サマーラリーが1日遅れで始まったようです。好調な米国市場を背景に空売りファンドの買戻しが主力ですが、まもなく国内個人投資家も参入するはずです。ただ、サマーラリーは長続きするとは思えず、最後に参入し、❝凍死家❞にならないよう用心が必要ですが、為替の動向ではしばらく続くかもしれません。米中貿易摩擦でリスクオン=円高が通常ですが、今回は円安。円安は株式市場への好材料で株高、しかし、中長期には庶民を苦しめる物価高へとなります。インフレに対応出来ない年金だけに頼った老後設計は破たんに向かうでしょう。
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週末13日のニューヨーク株式相場は、航空機大手ボーイングなど工業株を中心に買われて続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比94.52ドル高の2万5019.41ドルと、6月15日以来約1カ月ぶりに2万5000ドル台を回復して終了した。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は2.06ポイント高の7825.98と、2日連続で史上最高値を更新して引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5102万株減の6億5055万株。
ムニューシン米財務長官は前日、議会下院金融サービス委員会の公聴会で、知的財産権侵害を理由に発動した対中制裁関税について、中国が問題解決に「真剣に努力しようとするのなら、いつでも話し合いに応じる」と発言。米中貿易摩擦への警戒感が幾分和らぎ、中国との取引が多いボーイングやキャタピラーなどの銘柄に買いが入った。